令和6年度 北アルプス医療センターあづみ病院 病院情報の公表

病院指標

医療の質指標


病院指標

年齢階級別退院患者数 ファイルをダウンロード

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 216 84 42 35 101 222 433 1100 984 392

上記表は、2024年4月1日~2025年3月31日(令和6年度)に退院された患者数となっています。
年齢60歳以上で退院された患者さんが約81%を占めており、地域住民の高齢化に伴い高齢患者さんが多くなっています。(年齢10歳刻みで表示されています)

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで) ファイルをダウンロード

内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 46 24.13 16.40 0 84.35
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 12 26.33 13.66 16.67 86.17
100380xxxxxxxx 体液量減少症 10 12.00 10.26 0 85.80
040081xx99x0x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 20.78
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 17.33

肺炎、尿路感染症、脱水症が上位となっています。
平均年齢も85.44と高く、総合的な診療がされています。(患者数10件未満のものは表示していません)

脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060xx99x40x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 48 27.98 16.89 0 81.94
010160xx99x00x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり 14 37.43 17.95 0 79.00
010061xxxxx0xx 一過性脳虚血発作 手術・処置等2 なし 11 10.36 6.31 0 81.09
070320xx99xxxx 筋拘縮・萎縮(その他) 手術なし 25.21
010200xx99x00x 水頭症 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 6.44

脳梗塞、パーキンソン病が上位となっています。
平均年齢80.67高く、高齢者で脳梗塞の患者さんが増加しています。
リハビリ等組み合わせ、適切な時期に在宅へ戻れるよう努めています。(患者数10件未満のものは表示していません)

呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 24 25.42 20.78 4.17 85.13
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 あり 23 2.00 2.02 0 65.22
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 22 13.36 16.40 0 81.95
040110xxxx00xx 間質性肺炎 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 19 30.47 18.68 10.53 81.42
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 18.69 12.95 0 78.94

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断を行うため、終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査が多くなっています。また、高齢化に伴い、尿路感染症・誤嚥性肺炎等の疾患が上位となっております。 肺炎、肺がん、慢性閉塞性肺疾患(COPD)など多岐にわたる呼吸器疾患に対し診療を行っています。(患者数10件未満のものは表示していません)

消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 151 2.64 2.57 0 73.03
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 62 5.31 7.45 0 73.50
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 46 5.35 8.88 0 75.52
060035xx04xxxx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 29 5.93 6.39 0 71.17
06007xxx97x0xx 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 27 5.93 11.52 0 74.67

疾病を早期発見・早期治療する事が出来るようになり、大腸腺腫、胃がん、胆のうがんが上位となっています。肝臓、胆道、すい臓、消化管等に関わる病気を専門医が専門性を生かした診療を行っています。

循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 68 25.81 17.33 0 86.04
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 57 3.49 3.07 1.75 72.26
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 29 29.14 20.78 0 85.14
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 19 24.00 13.66 0 78.53
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 あり 18 2.00 2.02 0 64.67

循環器病センターは、心筋梗塞や不整脈に対する各種カテーテル検査・治療を行っております。
また、現在急増している高齢者心不全に対する診療体制も充実しております。
急性期、回復期そして慢性期に渡り一貫した医療の提供をしております。

血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 15 17.20 20.78 6.67 84.47
130030xx99xBxx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 Bあり 11 23.00 12.23 0 81.55
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 16.40
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 13.66
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 17.33

非ホジキンリンパ腫や骨髄異形成症候群等の血液疾患等を治療しています。
また、平均年齢83.01歳と高齢者の入院が多いため、尿路感染・誤嚥性肺炎も上位となっています。
(患者数10件未満のものは表示していません)

小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 52 4.67 5.55 0 5.54
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 46 5.83 6.38 0 5.04
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 36 5.67 6.22 2.78 5.47
180030xxxxxx0x その他の感染症(真菌を除く。) 定義副傷病 なし 36 5.78 8.02 0 5.33
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2 なし 27 5.26 6.98 0 5.22

胃腸炎・気管支炎・小児肺炎が上位となっており、入院治療を必要とする疾患も感染症が最も多い病気となっております。胃腸炎は脱水を伴い早期に治療が必要となります。

外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 52 4.56 4.54 0 71.77
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 21 5.52 5.99 0 66.71
060335xx0200xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 15 16.67 14.81 0 75.67
060335xx0200xx 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 15 6.73 7.05 0 67.00
060040xx99x4xx 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 12 3.08 4.21 0 74.92

鼠径ヘルニア、胆嚢疾患、腸閉塞が上位となっています。
胃癌・大腸癌手術、胆石症手術、虫垂炎手術、鼠径ヘルニア手術、肛門手術などが行われています。また、小さな創で行える、鏡視下手術が行われています。

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160610xx01xxxx 四肢筋腱損傷 靱帯断裂形成手術等 81 38.95 16.15 1.23 68.30
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 52 35.04 25.29 0 77.33
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 41 31.29 21.38 0 75.41
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 29 30.90 18.76 0 72.03
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 25 12.84 17.84 0 54.92

骨折やスポーツ外傷の治療から、肩・膝・人工関節置換手術やヘルニアの脊椎手術などの疾患が上位となっています。肩関節疾患の治療に関しては、骨折・脱臼・腱板断裂・スポーツ障害・変形性肩関節症など幅広い疾患の治療を行っています。また、手術からリハビリまで当院で行っているため、在院日数は全国平均よりも長めとなっています。

呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx02x0xx 肺の悪性腫瘍 肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの等 手術・処置等2 なし 16 11.25 9.82 0 74.25
160450xx99x10x 肺・胸部気管・気管支損傷 手術なし 手術・処置等2 あり 定義副傷病 なし 10.79
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 3.03
090010xx99x80x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 8あり 定義副傷病 なし 3.58
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 9.59

呼吸器外科は、肺を中心として悪性腫瘍、炎症、外傷などの手術をおこなっています。
胸腔鏡を使った低侵襲手術をしています。(患者数10件未満のものは表示していません)

眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 182 2.99 2.49 0 77.16
020220xx97xxx0 緑内障 その他の手術あり 片眼 48 3.0 4.52 0 75.60
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし 2.74

高齢者の白内障が上位となっております。(患者数10件未満のものは表示しておりません)

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数 ファイルをダウンロード

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 69 21 1 8
大腸癌 62 89 1 8
乳癌 1 8
肺癌 13 14 37 1 8
肝癌 1 8

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院の入院治療では、胃癌・大腸癌・肺癌が多い疾患となっております。
1人で複数回入院される場合は、実数ではなく延べ患者数となるため、胃癌・大腸癌・肺癌の再発件数が多くなっております。
(患者数10件未満のものは表示しておりません)
【上記指標は、5大癌のUICC TNM分類より集計しております。】

成人市中肺炎の重症度別患者数等 ファイルをダウンロード

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 10 8.40 56.10
中等症 85 20.55 81.54
重症 42 18.07 81.79
超重症
不明

当院では、中等症~重症の件数が多くなっております。
高齢者が多いため平均年齢が高く、在院日数が長くなっています。
(患者数10件未満のものは表示しておりません)
【市中肺炎の重症度はA-DROPシステムで判断しています。】
A-DROPとは5つのチェック項目の頭文字をつなげたものであり、A(Age 年齢 男性70歳以上、女性75歳以上)、D(Dehydration 脱水あり または BUN 21mg/dl以上)、R(Respiration 低酸素血症 SpO2 90%以下(PaO2 60torr以下))、O(Orientation 意識障害あり)、P(Blood Pressure収縮期血圧90mmHg以下)となり、スコア0(いずれも当てはまらない)を軽症(外来治療)、1~2を中程度(外来または入院治療)、3を重症(入院治療)、4~5を超重症(ICU治療)として推奨される治療を判断できるシステムです。

脳梗塞の患者数等 ファイルをダウンロード

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 63 30.40 82.27 0
その他

当院では、一過性脳虚血発作や脳梗塞(発症日が3日以内)の疾患が多くなっています。
脳梗塞で発症日から3日以内に入院される患者数が多く、早期リハビリテーションも行い、早期回復、症状軽快を目指して治療を行なっています。(患者数10件未満のものは表示しておりません)

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで) ファイルをダウンロード

消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ切除術(長径 2㎝未満) 111 0.52 1.18 0 73.68
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 64 1.03 6.48 0 76.09
K6532  内視鏡的胃ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術) 61 0.30 4.00 0 73.39
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 45 0.51 4.24 0 71.58
K7212 内視鏡的大腸ポリープ切除術(長径 2㎝以上) 43 0.26 1.33 0 71.09

大腸腺腫・胃腺腫、胆道ステント留置、胃癌の手術が上位となっています。

循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 11 3.91 9.09 0 79.36
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) 10 0 8.40 0 69.30
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの)
K597-2 ペースメーカー交換術
K688 内視鏡的胆道ステント留置術

 

外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 39 1.00 2.38 0 70.08
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 38 1.42 4.21 0 67.47
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 13 2.54 12.85 0 75.69
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 13 1.00 3.08 0 76.85
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 11 0.91 4.82 0 46.18

腹腔鏡下胆嚢摘出術(ラパコレ)や鼠径ヘルニア手術が上位となっております。

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(肩) 等 98 1.09 35.20 0 74.41
K080-31 肩腱板断裂手術(簡単なもの) 75 1.08 35.33 1.33 68.36
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 60 2.47 28.88 0 72.98
K0462 骨折観血的手術(下腿) 等 33 1.91 12.64 0 56.18
K0483 骨内異物(挿入物)除去術(下腿) 等 30 0.97 2.20 0 57.67

肩・膝・人工関節置換手術やヘルニアの脊椎手術などの疾患が上位となっております。

呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 11 1.55 35.20 0 74.41
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの))
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は 1肺葉を超えるもの)
K5132 胸腔鏡下肺切除術(部分切除)
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除)

胸腔鏡下で低侵襲手術をしています。(患者数10件未満のものは表示しておりません)

眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合・その他のもの) 181 1.00 0.99 0 77.09
K2686 緑内障手術(水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術) 48 1.00 1.00 0 75.60
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼拳筋前転法)
K2822 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない場合)

白内障手術が中心となっています。(患者数10件未満のものは表示しておりません)

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率) ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 15 0.42
異なる

当院ではご高齢者の胆のう炎や腎盂腎炎からの敗血症が比較的多く、適切に治療をしています。
敗血症は入院契機が異なるもののほとんどが、様々な基礎疾患の中に感染症があります。
また、重篤化することにより、播種性血管内凝固症候群となり早期治療が必要となります。
手術・術後の合併症の発生率については、ゼロにすることは難しいことですが、病院全体で防止に取り組んでいます。(患者数10件未満のものは表示しておりません)

医療の質指標

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の
肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 ファイルをダウンロード

肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数(分母) 394
分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数(分子) 359
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 91.12

肺血栓塞栓症を引き起こすリスクの高い患者様に対する、予防対策の実施割合を示しています。
肺血栓塞栓症はエコノミークラス症候群ともいわれ、血栓が肺に詰まることで呼吸困難や胸痛を引き起こし、死に至ることもある疾患です。
寝たきりの方や下肢の手術後に発症することが多く、弾性ストッキングの着用など適切な予防対策が必要となります。

血液培養2セット実施率 ファイルをダウンロード

血液培養オーダー日数(分母) 872
血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数(分子) 718
血液培養2セット実施率 82.34

血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セットで行うことが診療ガイドラインにより推奨されています。このことから、血液培養2セット実施率は診療プロセスが各種ガイドラインに則り、適切に構築・実施されているかを表す指標とされています。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率 ファイルをダウンロード

広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数(分母) 420
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
310
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率 73.81

広域抗菌薬を使用し続けると、耐性菌が増え、治療する選択の幅が少なくなります。抗菌薬を適正に使用するためには、血液培養を行い、どのような細菌が原因であるのかを調べることが重要です。広域抗菌薬を開始する前にどの程度血液培養が提出されているかを調べることで、抗菌薬が適正に使用されているかを評価します。

転倒・転落発生率 ファイルをダウンロード

退院患者の在院日数の総和もしくは入院患者延べ数(分母) 52159
退院患者に発生した転倒・転落件数(分子) 148
転倒・転落発生率 2.84

当院では、すべての入院患者さんに対し、入院時および週次で転倒・転落リスクアセスメントを実施しています。

転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率 ファイルをダウンロード

退院患者の在院日数の総和もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率

(10件未満のため表示していません)

手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率 ファイルをダウンロード

全身麻酔手術で予防的抗菌薬投与が実施された手術件数(分母) 620
分母のうち、手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
620
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率 100

(10件未満のため表示していません)

d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率 ファイルをダウンロード

退院患者の在院日数の総和もしくは除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
50902
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡)の発生患者数(分子) 15
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率 0.03

ハイリスクの患者さんに対しての褥瘡予防計画の立案や、発生時には回診を行い早期の治癒を目指しています。

65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合 ファイルをダウンロード

65歳以上の退院患者数(分母) 2636
分母のうち、入院後48時間以内に栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
2630
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合 99.77

入院時の栄養評価は入院患者さん全員を対象として行っています。

身体的拘束の実施率 ファイルをダウンロード

退院患者の在院日数の総和(分母) 52159
分母のうち、身体的拘束日数の総和(分子) 4694
身体的拘束の実施率 8.9

身体拘束を行った場合は、日々の身体拘束カンファレンスの実施や、身体拘束最小化に向けた定期的な院内ラウンドを行うなど早期解除に向けた検討を継続的に実施しています。

更新履歴 : ‘2025年9月26日’

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