地域医療連携課のごあんない
一般の方へ(地域連携とは)
厚生労働省では、質の高い医療を行うことを目的に医療機関の役割分担を進めています。診療所・病院・薬局のそれぞれが特徴に応じた機能を生かして、地域のなかで連携・協力しあって患者さんの医療にあたっています。
あづみ病院の役割
当院は、地域の2次救急医療機関として診療所等からご紹介のあった緊急、もしくは重症な患者さん、救急搬送(救急車)された患者さんの入院・手術を中心に診療しています。
病診連携と病病連携
定期的な診察(検査やお薬の管理)は、かかりつけの診療所で行い、精密な検査や手術等の入院治療は病院で行うことで診療所と病院が連携しながら患者さんの診療にあたることを病診連携といいます。また、病院の機能により急性期・慢性期・療養別に患者さんの診療を行うのを病病連携といいます。当院でも、積極的に地域完結型医療ができるように年2回、地域の医療機関の先生方との「地域連携懇話会」を開催し、連携を進めています。
逆紹介
当院での治療が終わり、症状が安定した方で引き続き通院等の治療を要する患者さんについては、紹介元の先生・かかりつけ医の先生・連携医療機関の先生へご紹介しています。
病薬連携
当院では、国の進める医薬分業に沿って、通院される患者さんのお薬(処方せん)は一部(注1)を除き病院外の薬局で受けていただきます。病院と開業薬局との連携を進めるため年2回、病薬連携懇話会を開催しています。
(注1)事故、労災・公務員災害、自費診療等
紹介状をお持ちの方
かかりつけ医等から、紹介状をお持ちになられますと、それまでの治療(お薬・検査)が分かり当院での治療がスムーズにできます。また、初診時特定療養費(1,100円税込)がかかりません。必ず、診察前に職員にご提出ください。
地域の先生方へ
地域の先生方との連携を密にし、ホスピタリティを持って医療の質向上・患者サービスに努めています。当院では、紹介先を第一に逆紹介を進めています。当院の機能を十分発揮し診療にあたりますのでご紹介をお願いいたします。
連携登録医師・歯科医師
連携がより密に、スムーズに行えるように当院では連携医師・歯科医師への登録をご案内しています。登録いただきますと、玄関への掲示・地域連携懇話会や院内講演会への参加・開放病床の利用ができます。多くの先生方の登録をお待ちしています。お問い合わせは地域医療連携課までお願いいたします。
地域医療連携課の主な業務内容
- 紹介患者さんの予約調整
- 退院支援・転退院患者さんの調整
- 各種検査依頼の予約調整
- 紹介入院患者さんの調整
- 紹介状・返書の管理
- 地域連携パスの運用
- セカンドオピニオンの受付・調整
- 連携室だよりの発行
- 信州メディカルネットの運用・管理
- その他