WOCNブログ

新人准看護師研修

毎年、看護協会主催研修のインストラクターを務めています。
参加者は20名程度なのですが、ポジショニングやおむつのデモンストレーションもあり、
短時間でどこまで指導できるのかが悩ましいところ。。。
今年は参加者の反応がとても良く、ついあれもこれもと関連したことを教えたくなり、
時計とにらめっこしながら指導をしていました。
ポジショニングの際は、「電度ベッドを動かす時は、身体の一部を触れながら行うと不安が少ない。」「触れても良い場所は、関節以外で身体の外側。」「四肢は上から掴むのではなく、下から支えるようにする。」など。
良い例と悪い例を示すと違いが分かり、患者さんの気持ちも少し理解できます。
「こんな良いクッションは使っていない。」「病院にはない。」といった声も毎年聞きますが、
物がないことを嘆くより、知識がないことを嘆いたほうが良いです。
知識を得たことでスキルアップを目標にしても良いし、他の方法などを考える力も出てくると思うので。。。
知識は邪魔にならない!
おむつもそうですが、ほんのひと手間掛けるだけで、差が出ることってたくさんあります。
さほど時間もかからないし、お金は全くかからない。
看護師の「手」は患者さんのために惜しみなく使って欲しいと、いつもいつも思っています。
減るものでもないので。。。
 
*撫でると頭が良くなると聞き、人目も気にせずたくさん撫でました。
いつもありがとうございます     WOCN ふりはた
 

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