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言うは易く行うは難し

 褥瘡学会で参加したシンポジウム「辛さに目を向けた褥瘡患者へのケア」で、講師が述べた言葉がとても印象に残りました。

それは、
「チームの組み方はインテグレーション(融合)」
「緩和ケアの目指すところは、よりよく存在することの探求」
思いも寄らなかった、「融合」と「存在」ということ。。。
「存在する」ってすごくいいと思いました。
どんな姿になっても、いつも一緒にいられなくても、存在は変わらない。
それは、命が続かなくなった時も同じですよね。
融合は難しいかな。
「できるのかな」ってため息しか出ません。
でも、出来ない理由を探すよりも、出来る方法を探したいし、
すぐに取り組めそうなことも見つけたので、まずはそちらから。。。
倫理的なジレンマをチームで検討しチームのものにする。
方法論に固執せず、工夫と創造的なケアを展開し、優先すべきこと、目標をチームで検討する。
問題解決思考とマネジメント思考の偏重を止める。
言うは易く行うは難し。
日頃、課題と考えていることの解決に向けて、ヒントを頂いたシンポジウムでした。
今年の学会では初体験が2つありました。
それは、ブースセミナーとE-learningの聴講。
展示ブース前で講演を聞くなんて面白いし、講師との距離が近いので特別な感じ。。。
E-learningも画期的で、繰り返し学習できるのが嬉しい!
期間限定なので、頑張って聴講しようと思っています。
 
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
 

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