WOCNブログ

キャッチ アップ!

精神科病棟のおむつ製品変更を行ってから1年経過しました。

一般科病棟に遅れること3年。
管理者やスタッフの心配をよそに、私は全く心配していませんでした。
それは、私の持ち込み企画で、おむつの正しい当て方などの学習会を行った時のスタッフの反応を見て、「絶対に上手くいく。」と自信があったから。。。
「一般病棟のレベルに半年もあれば追いつくと思うし、1年で追い抜くかもしれない。私は抜かれないように頑張る。」と宣言しました。
病棟スタッフは「おむつに慣れていない。」なんて謙遜していましたが、
老年期の患者さんが多いため、おむつを使用している患者さんの数は一般病棟とさほど変わりありません。
「私はきちんと出来ている。」「そんなこと位知っている。」
自信過剰よりも「知らない」・「分からない」ことを言える方が、誠実で大切なことだと思っています。
技術的なことを覚えて実践することも大事ですが、忘れてはならないことは、
排泄ケアは尊厳を守るケアであるということ。
どんなに上手くおむつを当てることができても、ケアの本質を理解できなければダメです。
精神科病棟スタッフは、普段から尊厳を守ることができているのでしょう。
直ぐに理解し、次のステップへ移ることができました。
これからもっとよいケアができるのではないかと、とても楽しみに見守っています。
 
先月、東京駅で撮影。
ちびっ子達に混ざって、願いごとを書きたい気持ちを必死で抑えました。
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた

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