WOCNブログ

猛省

遅ればせながら、2月~3月中に参加した学会やセミナーについて4回連続で投稿します。
今回は、2月上旬に参加したフットケア学会。
会長は神戸大学の寺師先生、会場はポートピアホテル、テーマは「歩行を守る」でした。
フットケア学会は多職種の宝庫です。
医師は、形成外科、心臓血管外科、循環器内科、整形外科、皮膚科、腎臓内科、内科、外科といった多くの専門医が関わります。
看護師は、フットケア指導士、糖尿病療養指導士、糖尿病看護認定看護師、透析看護認定看護師、慢性疾患専門看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師などの資格を持った看護師や、
ジェネラル・ナースも参加しています。
対象者は、病棟や外来、在宅、施設と多くの場所に存在し、
多職種が介入すること、集学的治療を要することは褥瘡と同じですね。
「歩行を守ることは尊厳を守ること」
会長講演での言葉に衝撃を受けました。
正直なところ、歩行と尊厳についてはあまり考えたことがありませんでした。
「自分の足は自分で守りましょう。」と指導している私が、一番大切なことに気が付かなかったなんて。。。
身体的、精神的、社会的に患者さんを捉ているはずが、実際には出来ていなかったのです。
排泄ケアなど、尊厳を守ることに介入しているプライドは
何処へ行ってしまったのでしょう。
重要なケアをさせて頂いていると自覚すること。
自分のケアを時々振り返ること。
大切なことに気づかされた2日間でした。
休日に時間を作って参加して本当に良かった。。。
 
 
*懇親会で撮影しました。
頭を噛んでもらうと縁起が良いと聞き、私も噛んでもらいました!
写真ですが、噛まれた気分を味わって下さい。
いつもありがとうございます。  WOCN  ふりはた
 

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