WOCNブログ

学会を満喫!

先月末に仙台で開催された褥瘡学会に参加してきました。
昨年は所用のため、半日程度しか滞在できませんでしたが、
今年はしっかり学習してきましたっ。
どの会場も満席で、立ち見の方も大勢いらっしゃいましたが、
私は毎回座ることができたのでラッキーだったと思います。


ランチョンセミナーの「褥瘡治療におけるチーム医療の重要性 医師の立場から、看護師の立場から」では、病院機能評価でS評価(秀でている)だった北川WOCNの施設での方法を知ることができ、来年5月に受審を控えている当院でも大変参考になる内容でした。
褥瘡関連でS評価の施設は、まだ3施設だけとのこと。。。憧れです。

「手の治癒力」では、触れる技術について新しい知見がありました。
以前参加したポジショニングセミナーや、キネステティック、タクティールでも同じような講演がありましたが、「触れる前にポジティブに予告する。」「つかまない。」「指を開き一定の重みと時間をかける。」「最初に触れる部分は敏感な部分を避ける。」「触れる時、放す時はゆっくり行い、斜め上から触れ放す時も斜めに放す。(飛行機の離陸や着陸のイメージ)」
効果的なタッチのポイントとしては、「1秒間に5~10cm程度のゆっくりとした速度でやや圧をかけ、掌全体で触れること」が良いそうです。
看護師の手には不思議な力があると思っています。痛いところをさすったり、冷たいところを温めたり、手を握ることで不安な気持ちを軽くしたり。。。
言葉は無くても肩や背中に手を触れることで、慰めや癒し、労い、支援などの様々な感情を伝えることができます。
手の治癒力を信じ、実践することが大切ですね。

いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた


 

1つ前のページへ戻る