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学会に行ってきました  ぱーと 2

前回に続き、学会報告です。お時間があれば、ぱーと1もチェックして下さいませ。
教育講演 2では
「病院から在宅へ シームレスケアを提供することに病棟看護師に期待すること」
訪問看護に従事されている、秋山 正子さんの講演でした。

私も認定看護師になる前は、訪問看護に所属していたので、秋山さんの普段の仕事ぶりが
ビデオで流れた時は(NHKに出演した時のもの)とても懐かしく感じました。
病棟勤務や在宅の経験を活かしたくて、認定看護師になりましたが、
外来も少し経験できたので、シームレスケアについて自分の経験を活かした
活動をしたいと考えています。

教育講演の次は、理事会教育企画
表皮水疱症の患者さんから学んだ皮膚と心の再生メカニズム:
皮膚は地球を救う!玉井 克人教授の講演でした。
先生の「皮膚は地球人の宇宙服」という例えが気に入ったので、スキンケアの研修の時など
使わせていただこうと思います。
「人は皮膚に恋をする」
「誰も、あの人の大腸のヒダが素敵とは言わない」といった表現も面白いですね。



表皮水疱症は、生下時から障害にわたり全身皮膚に表皮剥離や水泡形成による熱傷様症状が続く、極めて重篤な遺伝性皮膚難病です。(玉井先生の資料より)
患者さんや家族は、様々な痛みを抱えていらっしゃることと思いますが、
先生の話によると、思いやりの気持ちがある患者さんが多いとのことでした。
傷ついた心や体を持った人は、優しくて強い心の持ち主なのでしょうね。
感動的な講演でした。

企業展示を回ったあと、シンポジウム1
医師はWOCナースに何を望むか?WOCナースは医師に何を望むか?
では、安部先生の「医師の悪口を言う看護師は 悪口を言われる看護師」
という言葉に、参加者はそれぞれ自分の胸に手を当てて
思いを巡らせたのではないかと思います。

いつもありがとうございます。
WOCN ふりはた
 

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