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大雪のため中止になった在宅褥瘡セミナー

2月15日相澤病院にて開催予定だったセミナーですが、
記録的な大雪のため中止になってしまい、
講義内容を配布資料として送っていただきました。

事務局の方は徒歩で大学に向かい、メールの送信をしてくださったそうです。
あの雪の中、何時間かかったか分かりませんが、本当に大変だったと思います。
お疲れさまでした。

飯田市訪問看護ステーション 日本褥瘡学会認定師 近藤 龍雄PT
杉山外科医院 日本褥瘡認定師 甲斐澤 政美 Ns
相澤病院 若林 あずさ WOCN の3名が講師予定でした。
資料の一部を紹介します。


体圧分散マットレスの選択方法
・在宅での褥瘡発生リスクアセスメントには「OHスケール」が適している。
・リスク判定後、自立度と介護力を考慮し、体圧分散マットレスが簡単に選べる
介護力判定表 介護の知識 技術 意欲 にて判定
それぞれの介護力で選択する
ポジショニングのポイント
・エアーマットだからこそ、ポジショニングは必要
・拘縮・変形の方は特に必要
・姿勢によってチェックするポイントがある

在宅や施設での褥瘡対策
1、 生活の中・現場で原因・誘因を探す
2、 ベストを目指さない
3、 褥瘡発生後のアセスメント
4、 チームとの情報共有
5、 患者さんや介護者に出来る方法を指導
介護者のプライド
 今までやってきた⇒これからも出来る⇒方法の変更はあり得ない
指導のポイント:相手を認める・柔軟な姿勢・タイムリーに

・皮膚は清潔を保ち、湿潤を避けるように心がける
・おむつの使用による皮膚の湿潤は避けられない
・個々にあわせた刺激のない方法を選択
・スキンケアは皮膚の理解・観察から
・弱い皮膚をつくらない、弱い皮膚をまもる おさんぽ(保清・保湿・保護)
・毎日できることを見つける
<おさんぽ>は洗浄・保湿・保護よりも覚えやすいかも。。。と思いました。
来年のセミナーは、天気になるといいな~。

WOCN ふりはた
 

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