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ブログ休止中のできごと 研修編  ぱーと 3

 11月23日 長野県褥瘡懇話会が開催され、

今回は当院検査科の佐々木さんの発表もありました。
佐々木さんありがとう!お疲れさまでした。

一昨年4月に、「褥瘡診断にエコーは有用か?今度研修があるので参加を検討中である。」と相談されました。
この時初めて佐々木さんと話をしたのですが、「DTIの診断(DTIについて説明し)など非常に有用であり、是非研修には参加して欲しい。そして褥瘡委員会にも入って欲しい」とお願いをしました。
佐々木さんが快諾してくれたので、今度は河内Drに相談し
許可をいただき、褥瘡委員会のメンバーになってもらいました。
本来病院長が任命するところ、方法を間違えましたが
先生が「院長に言っておく」と言って下さったので問題は発生しませんでした。

佐々木さんが委員になってから、ポケットの評価を目的にエコー(超音波)をしています。
検査技師として当初、創部にプローブを当てることを心配し、
Drに確認を取ったりしていました。
結果は、プローブの汚染対策のみ取るように。。。でした。
それでも、創部に当てるのに抵抗があるようだったので、
「エコーの時は必ず立ち会うし、検査後のケアも病棟Nsに指導するので、心配しなくても大丈夫だから。。。」と説得しました。
そうやって少しですが、事例が集まったので
「絶対にまとめて懇話会で発表した方がいい。」と勧め
「懇話会なのでかしこらなくてもいいし、発表することで質問や意見をもらって、参考になることがあるかもしれない。」とお願いし引き受けてもらったのです。



懇話会は昨年比べ演題も多く、全部で16題・シンポジウム・特別講演・
ワークショップなど盛りだくさんの内容でした。
佐々木さんの発表は1番目で 「超音波を用いた褥瘡評価の取り組み」
<超音波検査を用いることにより、褥瘡の深さ・大きさ・炎症/感染・ポケットの有無
や大きさを比較的容易に判断することができる。ポケットの広がる方向を知ることによりずれの向きが推察でき、適切な圧抜きが行えると考える>と考察し、画像の実際を示してもらいました。
認定の同期からは好評で、発表してもらって良かったと感じました。
今回の検査はコストにならないので、検査科スタッフや医師の協力がないと出来ないことです。幸いDrに、「○○さんのポケットの評価にエコーのオーダーを入れてもらえますか」と依頼するとすぐにオーダーを入れてくれます。
「必要ない」とか言われるとアウトなんですよ~。
2名の皮膚科医と佐々木さんに、とても感謝しています。
これからも患者さんのためになることは、労力を惜しまずやって行きましょう!
よろしくお願いいたします。
次回は、懇話会10周年についての内容を書きます。
WOCN ふりはた
 

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