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お久しぶりです。

お久しぶりです。
緩和ケア認定看護師の中山です。
 
先日、太田看護部長に
「最近エキスパートナースのブログ更新していないね」
ドキッ・・・すみません(-_-;)
 
6月21日~22日にパシフィコ横浜で開催された
「第18回日本緩和医療学会学術大会」に
当院のがん相談員山田看護師と参加しました。
 
 
    
 
今回で18回目となる本大会のメインテーマは
「いきいきと生き、幸せに逝く」
 
「いきいきと生きる」ためには、がんをはじめとする様々な苦痛や苦悩を伴った疾患の、
診断を受けた時から始まる様々な苦痛を
医療の面だけでなく生活の面からも優しく緩和することです。
また、患者さんやそのご家族のQOLの向上を第一に考え、
精神(こころ)にも身体(からだ)にも優しい医療の実現を目指さねばなりません。
また、「幸せに逝く」ためには、
患者さんやご家族、そして私たち医療者にとっても、
「幸せな人生だった」と満足と心豊かなつながりを保ちながら新しい世界へ旅立てるような、すべての人々に優しい社会にしていかねばなりません。
 
「いきいきと生き、幸せに逝く」ために、医療者として何ができるのか。
全人的なケアをしっかり行えば、患者さんは死を前にしても、その死を受けとめ、
残された時をいきいきと生き、「今が幸せです」という意味の言葉を残して逝かれる。
死を受容することは、死を見つめつつも希望を持って今を生きることです。
このことを念頭に置き、私たち医療者は患者さんやご家族と関わっていかなければなりません。
多くの課題をいただきました。
今後も頑張ります。
 
今回の学会では、裏テーマとして「癒」があり、
「緩和医療に携わるすべての皆様を何とかして少しでも癒したい」という主催者側のお心遣いがありました。
癒しのための体験企画として、
「リンパドレナージ」「整膚」「タイ式マッサージ」を希望者は体験することができ、
こんなチャンスはないと思い、「整膚」を体験してきました。
整膚は、皮膚を引っ張ることにより血流を改善し、肩こりや膝痛などの痛みを軽減できるようです。
整膚師さんに、肩や背中、足だけではなく、顔の皮膚までも引っ張られ、
痛い・・・と思いつつも気持ち良く、10分程度だったとは思いますが癒されました。
 
また、学会参加者全員に「癒しバッグ」も配られました。
 
 
横浜の素敵な夜景にも癒されながら、
今後も頑張ろうと元気ももらえた学会でした。
 
中山

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