NST学習会開催
10月26日に当院2F会議室において、「第37回NST学習会」が開催されました。
歯科口腔外科の大久保Drより、「摂食・嚥下のしくみとVF・VE検査」
と題して講義がありました。
公開講座形式なので、地域の方にもご参加いただけました。
私は、NST委員でもあるため勿論参加です。
略語のオンパレードなので、「?」という方のために説明しますね。
NSTとは
nutrition support team の略で
1970年に米国で低栄養に伴う褥瘡や院内感染合併症対策として医師、看護師、栄養士、
薬剤師などがチームを組んで管理を行ったことに始まります。
VFとは 嚥下造影検査
VEとは内視鏡検査の事です。
講義では、喉頭蓋に食物が溜まる様子や、誤嚥の実際を動画でみることができ
勉強になりました。
昨年1年間で25症例に検査を施行し、内訳は17例が楽しみ程度の食事を含め
食事可能で、残りの8例は経口摂取が不可能になったそうです。
Drも言っていましたが、食事摂取をさせたい家族に画像を見せる事で、
説得力があるとの事。
本当にその通りだと思います。
褥瘡管理において、栄養管理はとても重要なのですが苦手な分野です。(T_T)
‘苦手’といっても逃げる訳にもいかないので、
頑張って“普通”になれるといいなぁ・・・。
WOC 降簱(^^)/