スタッフブログ

~雪の季節、転倒注意です!~

作業療法士として白馬診療所に勤務しています西川です。

令和6年10月21日~11月17日の期間でWEB配信された、長野県南信地区ハンドセラピー勉強会特別研修会に参加しました。
WEB研修は、田舎在住でも受講しやすいことに加え、今回は繰り返し視聴が可能でしたので寝落ちしがちな私にはありがたかったです。

研修会テーマは「臨床で使えるハンドセラピーの知識~基礎から応用まで~」。整形外科における手や手指の手術後に必要となるリハビリテーションについてのお話でした。
同じ骨折の診断名でも、骨折部位や傷ついた周囲組織の状態などによって治療手法が変わってきます。また傷の修復に伴い生じる腱の癒着を予防することが大切になります。

研修を受けてあらためて早期リハビリテーションの重要性を感じました。
診療所のある白馬村は豪雪地帯。例年冬季になると、凍った歩道やスキー場で転んで骨折したり、自家用の除雪機で手指を怪我したりしてあづみ病院で手術を受け、その後診療所にリハビリテーション通院するという方々がいらっしゃいます。

白馬村からあづみ病院のある池田町まで雪道を通院するのは大変ですので、白馬診療所でしっかりとしたハンドセラピーが提供できるように研鑽を積んでいきたいと思います。
何はともあれ皆さん、転倒しませんように! 私もスキーで派手に転ばないよう気をつけたいと思います。

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~目の前で人が倒れた時、何ができますか?~

理学療法士としてあづみ病院にて勤務しています龍﨑です。
さて、表題の問いに対する私の答え…というか、その際にもっと自分にできることはないのかという選択肢を増やすために参加させていただいたのが、相澤病院ヤマサホールにて開催されました「第21回相澤ICLSコース」になります。BLSについては、院外にて陸上競技の救護活動に関わらせていただいていることもあり、医療従事者としても一定の水準を満たしている自負はあります。そのBLSよりさらに一歩踏み込んだ技術と知識を学ぶことができるのが、日本救急医学会が主催するICLSコースです。『ICLSとはImmediate Cardiac Life Supportの略で、医療従事者のための蘇生トレーニングコース。特に突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生を習得することを目標としたコースです(ICLSホームページより一部変更して抜粋)』
実際の研修会では、心停止に対する基本的な知識(致死性不整脈・心電図・薬剤・気管挿管・心停止の原因検索など)を一通り復習し、あとはみっちり4時間半、シナリオに基づいたトレーニングを行ないました。理学療法士である自分は実際に薬剤決定や気管挿管、パドルでの除細動に直接かかわることはありませんが、多職種がどのように考えて行動しているのかを理解することで、サポートできることが格段に増えるメリットがあると感じました。個人的には是非すべての医療従事者に経験して欲しいという思いです。
これを読んでいる病院勤務のそこのあなた!是非コースに参加してみてください!

 

受講証明書とバッジをいただきました。