指導医・研修医ブログ

白馬診療所での研修~初期研修医~

初期研修医2年目の宮原尚也と申します。
 10月後半から白馬診療所にて研修をさせていただいております。
自分自身の力不足を実感しながらも、学びの多い日々を過ごさせていただいています。
10月下旬から11月上旬にかけては観光シーズンということもあり外傷の患者さんが多い印象でしたが、11月中旬頃より感冒症状を訴える患者さんが増加し、インフルエンザやCOVID-19の方も増えてきております。
私自身生まれも育ちも長野県なので寒さ耐性があると自負しておりますが、流石に朝・夜の寒さは身に堪えます。自身の体調にも気を付けて研修をして参りたい所存です。

 白馬診療所研修の大きな特徴として、自分の外来を持って患者さんをフォローすることができる点が挙げられます。
日当直の救急外来では、初療を担当し、必要であれば専門の先生へ引き継ぐことが多いですが、本研修では外来で対応可能な患者さんについては引き続き外来にて加療を行うことができます。
外傷処置や市中肺炎の治療、高血圧症などの生活習慣病のフォローなど、長期間の外来研修だからこそ経験できる症例が多数ありました。

 また、限られた時間の中でポイントを絞って必要な診察を行い、鑑別を挙げ検査、治療に繋げていくことの難しさを日々痛感しております。ある程度の裁量を持って診療ができる環境ですので、1日の診療を振り返って、ここはこうするべきだったかもしれないと反省することも多々ありますが、少しずつでも前進していければと考えています。
 

皆様方の多大なるご支援により充実した研修をすることができました。本当に楽しく充実した日々でしたので、あっという間に過ぎ去ってしまい名残惜しく感じています。
お忙しい中ご指導いただいた先生方、看護師の皆様方、PT・OTの皆様方、事務の皆様方にこの場をお借りして心より感謝申し上げます。

 
写真1:宿舎近くから撮影した夜の景色です。白馬村の夜はとても寒いですが、その分空気が澄んでいて星空が大変綺麗でした。
写真2:白馬駅を中心に食事処が数多くあり、美味しいお店ばかりでした。気候は寒いですが、人の温かみがある場所です。研修期間中はシーズンではありませんでしたが、次はスキーをしに訪れようと思います。