~目の前で人が倒れた時、何ができますか?~
理学療法士としてあづみ病院にて勤務しています龍﨑です。
さて、表題の問いに対する私の答え…というか、その際にもっと自分にできることはないのかという選択肢を増やすために参加させていただいたのが、相澤病院ヤマサホールにて開催されました「第21回相澤ICLSコース」になります。BLSについては、院外にて陸上競技の救護活動に関わらせていただいていることもあり、医療従事者としても一定の水準を満たしている自負はあります。そのBLSよりさらに一歩踏み込んだ技術と知識を学ぶことができるのが、日本救急医学会が主催するICLSコースです。『ICLSとはImmediate Cardiac Life Supportの略で、医療従事者のための蘇生トレーニングコース。特に突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生を習得することを目標としたコースです(ICLSホームページより一部変更して抜粋)』
実際の研修会では、心停止に対する基本的な知識(致死性不整脈・心電図・薬剤・気管挿管・心停止の原因検索など)を一通り復習し、あとはみっちり4時間半、シナリオに基づいたトレーニングを行ないました。理学療法士である自分は実際に薬剤決定や気管挿管、パドルでの除細動に直接かかわることはありませんが、多職種がどのように考えて行動しているのかを理解することで、サポートできることが格段に増えるメリットがあると感じました。個人的には是非すべての医療従事者に経験して欲しいという思いです。
これを読んでいる病院勤務のそこのあなた!是非コースに参加してみてください!
受講証明書とバッジをいただきました。