スタッフブログ
2年目研修~退院支援に向けた取り組み~
こんにちは。南2階病棟の久松です。
残暑が続く、この頃ですが、みなさんいかかがお過ごしでしょうか。私は、冷たい麦茶とコーヒーを飲みながら毎日過ごしているところです。
今回、退院支援に向けた取り組みについての講義が7月と8月の2回に分けて行われました。
7月は、訪問看護の実際について現場で働いている看護師より講義をしていただきました。
8月の講義は、7月の講義で学んだことを踏まえて模擬患者に対する入退院支援をグループごとに考えて発表しあいました。自分が考えたものに加えてグループ内で話し合うことで、このような視点があるのかと学ぶことができ、他グループの発表を聞くことで自分のグループにはなかった気づきも得ることができました。
実際の退院支援へ向けた取り組みでは多職種がかかわるため、今回のグループワークのような様々な意見が取り入れられると思います。そのため、その場で必要な情報を発信していくことが重要になってきます。今後、患者さんと関わる際にはこの方は退院後にどのような生活をしていくのか、それに向けてどのような支援を必要としているのかなど様々な視点を大切にしていきたいと感じました。
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日本心臓リハビリテーション学会学術集会で優秀賞を受賞
受賞演題
「インターバル速歩の心臓リハビリテーションへの導入の試み:IoTによる在宅・遠隔型個別運動処方に向けて」
第29回日本心臓リハビリテーション学会学術集会において、優秀賞を受賞しました。
現在、心臓リハビリテーションの運動処方は、患者の最大体力の40-85%強度の運動を1日30分以上、週3日以上実施することが推奨されています。
一方、我が国では、病院側の問題として設備やスタッフ、患者側の問題として通院の手間があり、週1回実施している病院がほとんどです。
その結果、十分な効果が得られていませんでした。
そこで、今回、信州大学と共同でインターバル速歩を核とした「遠隔型個別運動処方システム」の在宅型心臓リハビリテーションへの適用の可能性を検討しました。
その結果、同システムの有用性と安全性が明らかになり、学会から高く評価されました。
今後も探究心を持って研究・臨床に取り組んでいきたいと思います。
循環器病センター 理学療法士 赤羽弘泰
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『はじめて学ぶ「患者•家族の希望を叶える」ための退院支援』
こんにちは、3階病棟の看護師です。
今回、私は2023年7月12日に開催された『はじめて学ぶ「患者•家族の希望を叶える」ための退院支援』という研修に参加してきました。
今回の研修目的は、地域•施設での生活状況、退院支援に関わる人々の役割を知り、対象に合わせた退院支援ができるようにするための研修でした。
私は、3階病棟で消化器チームに所属しており、消化器チームは自立した患者が多いため、退院支援に関わることはあまり多くはありませんが、今後退院支援に関わる時の勉強になればと思いこの研修に参加を希望しました。
ここ数年、日本は高齢社会が進み、高齢者の独居や老々介護をしている割合が多くなってきており、そういう方達が入院してくることもあります。そのような患者さんの退院支援の時に、看護師だけでなくMSWをはじめとした多職種がそれぞれの役割を発揮して関わっていくことが大切だと学びました。
看護師が一番患者さんと関わる時間が多いため、患者さんの情報を他の職種と共有しながら退院支援を進めることが大切だと感じました。
今後、退院支援を行う際は、今回の研修で学んだことを活かして、患者さん•家族が安心して退院後も生活できるように、患者さん•家族の希望も聞きながら多職種と連携して行っていきたいと思います。
今回の会場だったところです。
3階看護師 櫻井