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学会での口述発表

 私は6月24日(土)~25日(日)に名古屋学院大学名で行われた「第27回日本ペインリハビリテーション医学会学術大会」へ参加してきました。

 日常生活で感じる様々な痛みに関して考える学会でありますが、今回の学会テーマは、ペインリハビリテーションの普遍性と多様性でありました。

その中で私は「上腕骨外側上顆炎と肩関節可動域に関して-指椎間距離(C7 Thumb Distance)」に着目してというタイトルで口述発表を行ってきました。

上腕骨外側上顆炎は肘関節周囲に生じる疾患であり、テニス肘とも呼ばれますがスポーツだけでなく日常生活や仕事で発症する人が多くいます。また、その中で、肩関節の動きに制限を有する人も少なくありません。そのような臨床経験から、上腕骨外側上顆炎と肩関節の関連の調査を以前より行っていますが、今後もこのような学会活動を通じて、より良いリハビリテ―ションが提供できるように努めていきたいと思います。

リハビリテ―ション科 作業療法士 宮澤諒

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英会話教室開催しました~

 この冬2か月で90人ほどの外国人患者さんが当院に受診されました。

外国人対応スタッフが主に受付から受診などに同行しますが、各部署から「英会話教室やってほしい~」との声があがり、やっと先日英会話教室を開催することができました。

 第1回は、日常会話を入れた血圧と体温を測る会話で、約20名の参加がありました。

 病棟に検査に行ったとき、最初なんて声かけていいのかわからない。
 血圧数はどういえばいい?

などの声があったので、数字の読み方を含めたロールプレイをしました。
各部署では、名前と生年月日を必ず確認します。

 西暦が聞き取れな~い、などの声もよく聞きます。

恥ずかしがらず、声に出すことも英語を話せるようになる一歩。
どんどん大きな声でロールプレイします。

次回は、道案内(院内編)と診療科の英語の言い方をやりたいと意見があがりました。
院内だけでなく海外旅行に行った時でも使えるフレーズも入れながら、ロールプレイの内容を考えています。

また、冬シーズンの外国人患者さんが増える前には、ネイティブの方に来ていただきレッスンも検討しています。

広報山岸

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告示研修に参加!

 令和5年5月20日(土)、21日(日)に東京都羽田のイービーエム羽田医療技能訓練所で開催された「臨床工学技士の業務範囲追加に伴う厚生労働大臣による研修(告示研修)に参加してきました。

<法律改正により新たに追加された業務>

① 手術室、集中治療室で輸液・シリンジポンプに接続するための静脈路確保、接続、操作、抜針および止血
② 心臓・血管カテーテル治療における身体に電気的刺激を負荷するための装置の操作
③ 手術室にて鏡視下手術における体内に挿入されている内視鏡用ビデオカメラの保持、操作
④ 血液浄化業務における表在化された動脈、もしくは表在静脈への穿刺、抜針および止血

2人1組のペアで実技研修が行われ、鏡視下手術のカメラ操作は初めての体験で映写物を水平保持しながら映すことが、とても難しく大変苦労しましたが有意義な時間でした。
他施設の技士と話す機会がたくさんあり、日々の業務やタスクシェア・シフトの現状など情報交換をすることができました。

羽田空港第2ターミナル4階にあるハンバーグレストランにて


飛行機の離発着を見ながら食事ができるのでオススメですよ!

  

臨床工学技士 荒井