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DESIGN-R®改定

褥瘡経過評価に使用しているDESIGN-R®が、先日改定されました。

コンセンサス・ドキュメントを早速購入し、読み終わったところ。

昨年の学会でのコンセンサスシンポジウムから、わずか3ヶ月程度で公表されたというのは本当に驚きです。

 

主な変更点としては、深さ(Depth)の項目に「 DTI(深部損傷褥瘡)疑い」が追加されたことと「臨界的定着疑い(創面にぬめりがあり、滲出液が多い。肉芽があれば、浮腫性で脆弱)」が追加されたことです。

 

改定自体は大賛成なのですが、最初に浮かんだことといえば

「褥瘡対策診療計画書での書式や、経過記録の書式をすぐに変えられないけれど、どうしようか」ということ。

WOCの考えることはだいたい同じなので、全国的に同様の問い合わせがあったようですが、今までの改定でもすぐには反映されていない経緯があり、次の診療報酬改定のタイミングなのではないかというのが濃厚の模様。

少しだけ安心しましたが、適時調査対策には問題がなくても、スタッフへの指導は必要です。まずはリンクナースには伝達しなければ。

 

ただ、臨界的定着疑いは、「ちょっと難しいかな」とも思っています。

OJTで説明してきたことですが、褥瘡の患者さんが少ないので、担当する機会はあまりないのが現状。

未経験なことを、分かりやすく指導するのは難しいのですよね。

 

 

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