植込みデバイス関連冬季大会に参加してきました
名古屋コンベンションホールにて開催された第12回植込みデバイス関連冬季大会が2月6日から3日間の日程で行われ、会期中に当院から医師1名、看護師4名、臨床工学技士2名、理学療法士2名がそれぞれ参加してきました。
臨床工学技士として今まで主にペースメーカー植え込みとデバイス外来に関わってきましたが、近年遠隔モニタリングシステム(以下RMSと記載とする)の普及により、植込み型デバイス患者さんとの関わり合いが増えました。
RMSとはご自宅に専用の中継機器を設置していただくことで、ご自宅から日々植込み型デバイスの情報を送信し、その情報を医療機関から閲覧できるシステムです。自宅にいながら医療機関へ植込み型デバイスの情報を提供することが可能なため、患者さんに不整脈が起こった際や植込み型デバイスに不具合や故障が発生した場合に医療機関へデータを送信して、異常等を病院側で早期発見することが可能とされます。
あづみ病院ではペースメーカーを植込んだすべての患者さんに対してRMSの利用をお勧めしています。また、他施設にて植込みデバイスを導入された患者さんでも、大北地域にお住いで植込み後は当院循環器に通院される患者さんにもRMS利用をお勧めしています。年々RMS利用患者さんは全国的にも増えています。今回の大会研究発表でもRMSについては多くの施設にて取り上げられていました。
今回の植込みデバイス関連冬季大会にて、RMSを利用した症例や運用方法について学んだことを、今後に生かしていきたいと思いました。
デバイス外来:毎月第2.4木曜日(看護専門外来含む)
▲お昼に食べた名古屋発祥台湾ラーメンです(病みつきになる辛さでした) ▲会場横建物の特設展示物
臨床工学科 小木曽