2020東京オリンピック・パラリンピック理学療法サービス事前研修会に参加して
近年、日本では様々なスポーツの国際大会が開催されるようになっており、一般的なスポーツに加えて、障がい者スポーツの大会も増えている現状があります.その中で理学療法士の活躍も広範にわたり期待されるようになってきており、現在、日本理学療法士協会では国際競技大会等での活躍に向けた人材育成に取り組んでいます。
2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックでは各大会組織委員会より委託があり、選手村ポリクリニック・競技会場において理学療法サービスを提供することが決定しています。私はオリンピックの際に選手村に開設されるポリクリニックに配属され、理学療法サービスを提供する予定になっています。
そこで、今回1月25・26日に東京で開催された2020東京オリパラ理学療法サービス事前研修会に参加してきました。内容としては、救急対応、テーピング、選手の評価〜治療プログラム立案・実施について実技を行い、さらに語学スキルとして症例が提示され英語にてコミュニケーションを取りながら対応する練習を行いました。今回の研修で自分のスキルがどの程度なのか再認識すると共に課題が明確になりました。
残り約半年で東京オリンピックが開催されます。今回明らかになった課題に対して対策を立て、開催国の理学療法士として、グローバルスタンダードを踏まえながら自分たちのもつ強みを活かした“Physiotherapy & Physical Therapies”サービスを提供出来るよう努めていきたいと思います。
リハビリテーション科 理学療法士 赤羽弘泰