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セミナー裏話

 先週講師を務めたコンチネンスケアセミナーの裏話です。
前日の最終打ち合わせで、講演・事例発表・メーカーからの情報提供のあとのグループワークを、グループワークではなく、もっと気軽に話せる場にしたらどうかと提案しました。

グループワークを否定するつもりはありませんが、司会・書記・発表者など決めるとそれぞれの役に徹してしまい、しっかり話ができないことがあると感じていたからです。
担当者と協議の結果、グループワーク形式ではなく、懇親会形式となりました。
そして、各グループに私と事例発表者がファシリテーターとして着席する予定でしたが、それも止めて、途中から各グループを回って一緒に話をすることに。。。
グループ分けも、同じ施設の人は違うグループになるように変更してもらい、発表者も予め決められた人ではなく、マイクを向けられた人に話してもらうようにしました。

当日はどうなるか心配でしたが、どのグループも盛り上がって話している印象でした。
グループを回った時は、積極的に質問される人が多く、懇親会形式にして良かったと思います。

私の講演は前振りと考えていたので、予防的スキンケア・コンチネンスケア・地域連携などについて浅く、広く、簡単にまとめました。
「日頃のケアについて考えるきっかけつくり」「自分にできること・行動できることを具体的に考える」ということが最大のねらいだったので。

「いつかできたらいいな」ではなく、「できることをすぐに始めて欲しい」
職種や施設を超えた関係作りをしていくことが、私の数年来の目標です。

私はセミナーの講師でしたが、セミナーにインスパイアされて新たな構想も浮かびました。
受講者の方々も同じであって欲しいと期待しています。


*スウェーデンの施設は、ペンションみたいでステキですね。

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がん対策推進のための講演会

「松本がん哲学 みずたまカフェ」を開催している斎藤 智恵美氏による講演会
「がんが届けてくれたもの~生きる事を考えるがん哲学の実践~」が、病院祭当日にあり参加しました。
斎藤さんは乳がん体験者であり、現在も経過観察中とのこと。
外見からは想像もできません。

治療の副作用により脱毛があり、息子さんの丸刈りと「お揃い」になった写真の紹介もありました。
その時の姿を残せるのは、様々な苦悩を乗り越えた強さなのだと思います。
そんな斉藤さんが、根源的なものを問う哲学を求め、実践されている姿は、カフェを利用されている方々に勇気と希望を与えているのではないでしょうか。

「がん細胞に敵意がなかった」と述べていらっしゃいましたが、どうしたらそのような気持ちになれるのか、お聞きできなかったのが残念でした。

2人に1人ががんになる時代。
体験者側、支援者側、それぞれの講演をお聞きしたいという気持ちと、地域住民対象の研修が必要だと痛感しました。

あんじゅ様手作りのお人形。

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セミナーのお誘い

連続の告知になってしまいましたが、今月21日に「中南信コンチネンスケアセミナー」を当院にて開催します。(詳細は投稿したPDFを参照して下さい)

参加費は無料で、定員は40人です。
私の講演は、スキンケアやコンチネンスケアについてだけでなく、当院のコンチネンスケアの歩みや今後の展望についてもお話しようと考えています。

現在も課題があり、それらに取り組んでいる真っ最中ですが、
「これからチームを立ち上げる」「排泄支援加算の算定を検討している」「まだ、考えられない」などなど、それぞれのご施設での課題解決のヒントになれば。。。と考えています。
取り組み事例発表もあるので、講演よりも参考になるかも!?

グループワークでは、それぞれの課題などを話して頂いたり、施設では話せないことなども遠慮なく話せる場になれば良いですね。

締め切りは14日ですがまだ余裕があるため、申込みをされていないご施設の方は、職場の方と一緒に是非、参加して欲しいと思います。
管理者・リーダー向けですが、現場スタッフの方も一緒に参加されることをお勧めします。

セミナーに参加することが、成功への道の第一歩になるよう、お手伝いできるのを楽しみにしています。

どうぞよろしくお願いします。
中南信コンチネンスケアセミナーPDF

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