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ご案内
11月3日日曜日に病院祭が開催されます。
今年のパネル展示のテーマは、失禁関連皮膚炎について。
タイトルは「失禁関連皮膚炎は体も心も傷つけます」にしました。
失禁関連皮膚炎とは、尿や便(あるいは両方)が皮膚に接触することにより生じる皮膚炎ですが、病名ではなく局所に炎症が存在することを示す広義の概念になります。
したがって、おむつ皮膚炎や真菌感染症も含まれ、陰部だけでなくソケイ部まで発生します。
おむつの交換時間やスキンケアを見直すことで予防が図れるため、退院後もケアを継続して欲しいのですが、実際はできていないように感じています。
啓発の意味も含めて、分かりやすく作成したつもりなので、パネル展示コーナーへお立ち寄り下さい。
サンプル品やパンフレットも準備する予定です。
また、15日金曜日は18時~外来棟会議室にて学習会を開催します。
地域の施設職員、ケアマネジャー、訪問看護師、訪問介護員などが対象です。
今月は「創傷・スキンケア・スキン-テア・褥瘡」をテーマに、演習なども取りいれようかと考えています。
申込みは不要ですのでお気軽にお出かけ下さい。
堅苦しくない、楽しい学習会を参加者の皆さんと一緒に作るのが、理想的だと思っています。
仁和寺の二王門(京都三大門のひとつ)
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10月20日は“床ずれ予防の日”
床ずれ(褥瘡)は、自分で寝返りができなかったり、トイレで排泄が出来なかったり、十分に栄養が摂れない人などに多く発生します。
自立している高齢者でも、風邪を引いて少し寝ていただけでもできてしまうことがあるため、「歩けるから大丈夫!」ということはありません。
また、形や色など、いつも同じような傷ができるわけではないため、「床ずれ」と気付かず、感染を起こして緊急入院する方もいらっしゃいます。
日頃から「床ずれができる可能性が高い」とはどのような状態なのかを知り、大丈夫かどうかチェックすることが大切です。
当院では褥瘡の危険因子評価を全入院患者さんに行い、褥瘡発生の可能性がある場合には看護計画を立て、予防的なケアを開始します。
持ち込みの褥瘡がある患者さんには、退院までのゴールを設定し、治療方針を医師と一緒に考え病棟スタッフと共有しています。
床ずれは予防することがポイントなので、患者さんの危険因子にあったケアを実施して欲しいです!!
ちなみに当院では「基本的動作能力(ベッド上自力体位変換)(イス上座位保持、除圧)」「病的骨突出」「関節拘縮」「栄養状態低下」「皮膚湿潤(多汗、尿失禁・便失禁)」「皮膚のぜい弱性(浮腫)(スキン-テアの保有・既往)」をチェックし、予防的スキンケアやマットレスの交換、体位変換・ポジショニングを必ず実施しています。
日本褥瘡学会のホームページも是非チェックして下さい。
床ずれ予防パンフレットもダウンロードできますよ。
熱田神宮の大楠
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活動の場を更に広げる
この頃、投稿が滞っていて反省しています。
セミナーは相変わらずのペースで参加しており、ネタはたくさんあるのにすみません。
「忙しいから」とは言いたくありませんが、最近介入した患者さんから、多くのことを学びました。
当院は精神科病棟を有し、精神科の訪問看護も併設しているため、ストーマや褥瘡を保有する患者さんの支援をさせていただくことがあります。
今回も精神疾患を有する患者さんの転院を通して、精神科単科の病院について考えさせられることがありました。
とても大きな課題なのですが、知ってしまった以上「何かしなければ!」と考え、アクションを起こしました。
精神科の患者さんの平均寿命は、一般の人に比較して10年程度は低いと聞きました。
今までは何もできなかったけれど、精神科単科の病院と医療連携を図るために、とりあえず1歩だけ前進できたと思っています。
できることからすぐに始める。
やるだけのことをやる。
そんなことを考え、行動をしているこの頃なのです。
藤原鎌足が祭神の談山神社
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