WOCNブログ

学会の醍醐味 つづき

排便アセスメントには、便秘のタイプを見極め、最適な下剤を使用することが大切です。
直腸性なのか結腸性なのか?
浣腸や座薬に反応するのは直腸性、反応しないのは結腸性。
結腸性の便秘に浣腸をしても無駄なのです。
だたし、器質的な問題や(腫瘍など)、他の薬剤の有害事象で便秘になる場合もあるため、
主医師に相談することも大事です。

「下剤は毎日投与するものではなく、必要な時に使う薬」ということ、
「大腸刺激性下剤を長期間投与すると、習慣性や腸管変化の可能性がある」ことを理解することも大切!

排便が無ければ食欲も無くなるし、尿閉のリスクもある。
残便感や下剤使用による腹部不快感から、不穏を招く可能性もあるため、
しっかり食べてしっかり出すことを目標に!
患者さんもご家族も、看護・介護する職員も。。。
(ちなみに私は便秘とは無縁です)

 

*「三人寄れば文殊の知恵」の安倍文殊院。
いつもありがとうございます。   WOCN   ふりはた

学会が終わると、参加したセミナーの営業担当者から連絡がきます。
アンケートには丁寧に答え、新製品のサンプル提供や、詳細に説明を聞くためです。
学会の時にはしませんが、休日に参加するセミナーなどでは、あえて提出しないという、無言のメッセージを送ることも。(こわ~)
「予定時間をオーバーしたので、アンケートを書く時間がなかった。」
「ここには書ききれないので、直接伝えます。」
このパターンの方が早く連絡がきますが、1年に1~2回位ですね。