精神科ブログ

実習感想文 5月9日~5月26日

今回私は北アルプス医療センターあづみ病院の精神科で実習させていただきました。3週間という短い実習期間でしたが、大学ではあまり見ることができなかった

アルコールリハビリプログラムの様子を知ることができたり、外来・病棟実習を経験させていただいたりととても充実した実習になりました。

実習を終えて特に印象に残っているのは外来で予診をとらせていただいたことです。予診では本診前に患者様が疲れてしまわないよう適度な時間内でお話を聞くようにと言われていたのですが、聞きすぎて時間がかかりすぎてしまったり、診断するうえで重要な点を聞き漏らしてしまったりとうまくいかないことも多かったです。また予診をする中でたくさんの患者様、そしてご家族からお話を聞きましたが、患者様が今何に一番悩み困っているのか、これからどうしたいと考えて病院に来ているのかを聞き出すのが難しく、限られた時間の中で患者様、ご家族からお話を聞くことの難しさを実感しました。これらのことは見学するだけでなく自分で予診をとって直接お話を聞いたからこそ知ることができたのだと強く感じました。

今回の実習では精神科の先生方はもちろんのこと、病棟、外来で困っているときに声をかけて頂いたり、外来で検査、予診の見学をさせて頂いてそれに関して丁寧に説明していただいたりとコメディカルの皆様にも大変お世話になりました。皆様のおかげで無事実習を終えることができ本当に感謝しております。

至らぬ点、うまくいかないことも多かった実習でしたがこの実習で得たものを忘れず次に生かしていきたいと思います。3週間ありがとうございました。
信州大学 栗林文佳