精神科ブログ

選択臨床実習を終えて

 選択臨床実習を終えて

               

 四月の間、北アルプス医療センターあづみ病院の精神科で実習をさせて頂きました。

 朝会の司会や新患の予診、担当する入院患者の回診など様々なことを経験することが出来、本当にあっという間の一ヶ月間でした。至らない点は多々あったと思いますが、先生方が皆様非常に優しく指導して下さり、有意義に実習を行うことが出来ました。また病棟や外来で、看護師やソーシャルワーカー、心理士の方々も声をかけて下さり、医療チームの一員として受け入れて頂いているようでとても嬉しかったです。

 また、他の身体科では病気の治療が終了すれば同時に医師の関わりも終わり、その後を考えるのは他職種や家族であるという傾向があるように思われます。しかし精神科ではむしろ医師が中心となり多職種で連携しながら、どうすれば患者が社会へ戻り適応していくことができるかということを、家族や施設・地域の人々と考えていく場面が非常に多く感じられました。疾患だけでなく患者の人生とも向き合っていくという真摯な態度を見習っていきたいと思いました。

 この一ヶ月間とても楽しく学ぶことができ、実りある実習となりました。皆様本当に有難う御座いました。

      信州大学医学部医学科6年 白石千桜

 

精神科ブログ

救急外来カンファレンス

 

本日の救急外来カンファレンスは信州大学医学部の実習の白石先生も交えて意識障害の鑑別をテーマに初期研修医の先生向けに行いました。
症例は低血糖発作で演者は精神科湯沢医師 スーパーバイザーは富田副院長と東方診療部長
精神科雨宮

精神科ブログ

2週間の実習を終えて

 今年度から東海大学6年の選択実習にあづみ病院が加わり、二週間の実習に参加させていただきました。一週目と最終日は本院の精神科、二週目の月・木曜日は在宅診療科、火・水曜日は白馬診療所にお世話になりました。私は精神科に少し興味があり、五年の大学病院での実習とは違う環境の精神科を見てみたいと思い選択しました。

精神科では外来での予診や、病棟で何人かの患者さんとお話をする機会があり、患者さんと直接会話をしたことが私にとってはとても勉強になりました。予診をとるのは思っていた以上に難しく、聞きたいことはたくさんあるのにうまく聞き出すことができず自分の会話力のなさに恥ずかしくなりました。そのあとに先生の診察を見学させていただくと、「こう聞けばよかったのか」「こういう受け答えをするといいんだ」と学ぶことが多かったです。病棟での患者さんとの会話でも同じような難しさはありましたが、逆に私自身のことについて質問されて話すこともあり励まされました。

精神科での実習は一週間と短い間でしたが、三週間くらい過ごしたのではないかと思うほど濃い一週間を過ごすことができました。
また、学生として患者さんに紹介していただき、たくさん「勉強がんばってね」と声をかけていただいたので、これから一層勉学に励もうと思いました。

精神科の先生方やスタッフの皆さんと話していると、ときどき心の中が分析されているのではないかとどきっとしましたが、皆さんとても気さくで優しくご指導して頂き充実した実習になりました。
本当にありがとうございました。 

東海大学医学部6年 須知慧子