指導医・研修医ブログ
初めまして。研修医一年目の湯澤です。
はじめまして。今年から研修医として入職いたしました湯澤です。同期の浅妻先生と一緒に一年目の日常や研修の内容について紹介していくことになると思います。よろしくお願いいたします。
我々研修医一年生は、四月より安曇総合病院の常勤医の末席に加わりましたが、入職の時点では安曇総合病院がどんな病院か、朧気ながらにしか把握しておりませんでした。
曰く、312床(うち90床は精神科)の地域医療を支える安曇野市の北部にある農協の病院で、標榜診療科は20で、医局は管理棟にあって……といった具合にすらすら言えるはずもなく、電子カルテの入力、指示箋の出し方といった手続きの仕組みから診察した患者さんをどうやって検査に送り出し、またどうやって結果を説明するかといった仕事の流れまで、学生時代になんとなく眺めていたことも自分でやらなければいけませんでした。
研修プログラムによると、研修医一年目の四月の午前は内科外来で初診の医療面接とアナムネーゼ取得の実践、午後は院内の様々な部門にお邪魔して見学ということになっています。そのスケジュールを約二週間過ごしたところで、自分の四月の目標を「病院に馴染むこと」に設定しました。
もう四月もそろそろ終わりになり、その目標が達成できたのかかなり怪しいところではありますが、初診外来+部門見学はお終いになり、四月の第五週からはいよいよ指導医の先生について病棟業務に入ります。
国試の対策に明け暮れていたせいで頭でっかちになっていそうというのが正直なところですが、日々精進していきます。