精神科ブログ

安曇総合病院精神科研修を終えて

(ローテートしてきてくれた初期研修医、杉浦亜弓先生の感想です。)
今回1月から3月のおよそ2ヶ月間安曇総合病院の精神科にて研修
をさせて頂きました。
この2ヶ月間は本当に充実していて、今までには経験したことがないことを間近にみることが出来ました

また安曇総合病院の精神科の先生方は本当に熱心に指導して下さる先生ばかりで、忙しいにも関わらず丁寧に教えて下さいました。
勉強会などの時間も設けて頂き、精神科の薬剤の使い方や精神病理学など独学では学ぶことが大変であろうことを経験を踏まえてわかりやすく教えて頂きました。
そしてまた精神科という科ならではだと思いますが、患者さんからも色々教えて頂いたような気がします。
内科、外科などを回って、研修期間の最後に精神科を回らせて頂き、本当によかったです。目には見えない疾患というのはなかなか伝わりにくいところではありますが、患者さんの苦しみは計り知れないと思います。そういったことを直に感じることが出来た研修でした。
最後に今回研修させて頂いた際にお世話になりました先生方を始め、スタッフの方々や患者さんに感謝致します。本当にありがとうございました。

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佐久病院から今年度最後の研修医の先生です。


安曇病院で3日間と短い期間でしたが、
精神科での研修をさせていただきました。
脳神経外科を志す自分にとって脳神経疾患と精神疾患は切り離せない分野であるため、せん妄やうつ病・認知症の知識、病棟での不眠・不穏の際の薬の使い方など精神科での研修は重要なものでした。短い期間でしたが、先生方にとても丁寧に指導していただきました。実際に薬を使う場面には出会えませんでしたが、自分の中でのイメージを作ることができました。


また先生方と雑談まじりの話をさせていただき、その際に精神科の先生がどのような考え方をしているのかを知ることができました。自分が研修してきたどの科よりも、とても哲学的なことを考えておられて、また日常知識にも精通しておられました。普段目に見えない、原因のはっきりしない病気を相手にしている先生方だからこその、考え方なのだろうと思いました。
精神科の深さを感じることができた3日間だったと思います。短い期間でしたが、安曇病院で学んだことを今後に活かしていきたいと思います。
お忙しい中快く受け入れてくださった先生方にはとても感謝しております。ありがとうございました。
元佐久総合病院研修医、現宮崎大学脳神経外科 横山貴裕 

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春近し

すっかり日も長くなり、春らしい暖かな日も増えて来ました。
今年は多かった雪も平地ではほぼ溶けました。

遠くには北アルプスの山々が綺麗にみえます。
 
あたたかくなり屋上の雪もすっかりとけました。
作業療法室からテラスに出られるようになりキャッチボールができるようになりました。

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小諸厚生病院から角田先生あらわる。

精神科部門には年明けから多くの研修医の先生が来てくださり賑やかになりました。
小諸厚生病院からは角田先生が1ヶ月間来てくださり、その存在感を示してくださいました。

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安曇総合病院での精神科研修は、小諸から安曇野への移動初日に大雪で高速道路が閉鎖されたり、やっと安曇野入りできた日には積雪で隠れていた側溝に脱輪するなど雪に呪われたかのような幕開けでしたが、研修中は精神科の醍醐味と奥深さを体感できた、とても実り多い日々でした。

 
(精神病理学の本をもとにした勉強会の様子)

精神科医の仕事は患者さんだけでなく、そのご家族や生活環境、地域支援などにも目を向けてじっくりと関わっていくのが特徴の1つだと思います。先生方や他のスタッフの方々がどのように連携し合い、患者さんの治療・支援にあたっているのかを間近で学ばせていただいた今回の研修は、その意味で大変実践的で色々なことを考えさせられました。

 短い期間ではありましたが、安曇総合病院精神科で研修させていただいた1ヶ月半は、私の2年間の初期研修の中でも圧倒した存在感のある貴重な経験となりました。

 今回の研修を通して、私に多くの気づきと学びの機会をくださった村田先生をはじめとする精神科の先生方、外来・病棟のスタッフの皆さん、事務の方々に、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

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小諸厚生総合病院

初期研修医2年 角田ひとみ

 

 

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部門送別会

 3月30日年度末ぎりぎりになって精神科部門の送別会が開催されました。
ぎりぎりすぎて参加できない人もいましたが仲間を送り出しました。
身体科の病棟に移る人。
勉強するための進学する人。
退職後、農家に専業する人。
ワーキングプアになることを覚悟でNPO掛け持ちで地域活動に従事する人。
他の病院に請われて応援に行く人。


北信病院の精神科の赴任される古田先生。
ご活躍を期待しています。