精神科ブログ

佐久病院から今年度最後の研修医の先生です。


安曇病院で3日間と短い期間でしたが、
精神科での研修をさせていただきました。
脳神経外科を志す自分にとって脳神経疾患と精神疾患は切り離せない分野であるため、せん妄やうつ病・認知症の知識、病棟での不眠・不穏の際の薬の使い方など精神科での研修は重要なものでした。短い期間でしたが、先生方にとても丁寧に指導していただきました。実際に薬を使う場面には出会えませんでしたが、自分の中でのイメージを作ることができました。


また先生方と雑談まじりの話をさせていただき、その際に精神科の先生がどのような考え方をしているのかを知ることができました。自分が研修してきたどの科よりも、とても哲学的なことを考えておられて、また日常知識にも精通しておられました。普段目に見えない、原因のはっきりしない病気を相手にしている先生方だからこその、考え方なのだろうと思いました。
精神科の深さを感じることができた3日間だったと思います。短い期間でしたが、安曇病院で学んだことを今後に活かしていきたいと思います。
お忙しい中快く受け入れてくださった先生方にはとても感謝しております。ありがとうございました。
元佐久総合病院研修医、現宮崎大学脳神経外科 横山貴裕