精神科ブログ

佐久総合病院から初期研修の先生が来てくれました。

佐久総合病院の初期研修医の長谷川先生が当院精神科へ3日間ほど研修に来てくれました。
佐久総合病院での精神科研修の一部でオプションとしてだそうです。
当院へは北信総合病院、小諸厚生病院などからも初期研修医が精神科に短期研修に来てくれています。


「自分が働く病院の総合診療部の外来では、日によっては、その日に自分が診た患者さんのほとんどが精神的問題に起因した症状を訴える。
そのぐらい実感として精神科領域の問題は大きく、当然のことながら精神科領域へのアプローチを要求される機会が多い。自分で上級医と一緒に定期的に診させていただくこともあったが、患者さんとうまく関係を築く事ができず、申し訳なさを感じることが何度もあった。 今回の研修では3日間という短い期間ではあったが、つかせていただいた上級医のT先生がどのように患者さんや家族の複雑な思いを引き出し共感し、問題を整理して解決に向かう糸口を探すのか見させていただいた事が、かけがえのない経験となった。患者さんの資質に加えて周囲の要因も絡み合う複雑なケースが多く、改めて精神科医療は難しいと感じたのも事実だが、医療サイドが患者さんとその家族の持つ力をどれだけエンパワーメントできるかが重要なのだろうと感じた。ぜひ今回の経験を今後に生かしていきたいと思う。
今回の安曇総合病院での精神科研修でお世話になった関係者の方々に深くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。」

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公的セクター合同新年会

大町温泉郷で毎年恒例の安曇総合病院精神科部門と警察、消防(救急)、保健福祉事務所、行政職員(保健師など)、クリニックの先生などとの合同の新年会がありました。
精神障がいをもつ方の地域支援において逃げ場のない最後の砦である公的セクターどおし。
普段は厳しく文句を言いあっていても、飲み会では腹をわっての交流です。 
顔が見える関係になると普段の連携・協業もスムーズですね。

写真は新規スタッフの紹介。 精神科志望の研修医、看護師も大学病院や急性期基幹病院などから精神医療がやりたくてかわってきた面々です。
こうして若いスタッフが集まっているうちはまだまだ大丈夫でしょうか。