精神科ブログ

初期研修医、佐野先生の感想


(ケースカンファレンスで発表する佐野先生)
「段々と病棟の患者さんたちと仲良くなり,研修が面白くなってきたところでローテーションとなってしまい残念です。
短い期間ではありましたが、患者さんへの接し方・精神病理学の触りだけでなく、総合病院の精神科の立ち位置の厳しさも垣間見えました。指導医の先生とコミュニケーションも非常に図りやすい環境で、様々な疑問を相談できました。
いわゆる国家試験的な知識や用語だけでなく、うつ病や統合失調症の方の空気感であったり、PDD患者さんとの距離の取り方であったり、臨床的に重要なポイントを抑えることが出来たと思います。
外来から病棟、子供から老人まで幅広く診ることが出来、将来他科に進むことになった際にも、非常に役に立つ研修ができたと思います。」