精神科ブログ

アウトリーチチーム

当院では昨年から訪問看護から発展して精神科アウトリーチチームをたちあげ、地域で生活をおくる当事者の方々への訪問活動をいままで以上に強化しています。
 対象となる方は、既存の訪問看護サービスだけでは対応できない方で、主に重度の統合失調症の方が中心です。
医療支援だけではなく生活支援も含めて、臨機応変なサービスを提供できるように日々奮闘しています。
支援するスタッフの考え方の違いから時にはぶつかりあうこともありますが、当事者のニーズ答えられるよう日々考え悩んでいます。
頼りない私たちですが宜しくお願いします。

(H看護師とS看護師)
徐々に実績あげ、さまざまな物語を紡いでいるアウトリーチチーム。
だんだんACT(Assertive Community Treatment )のような雰囲気の活動になって来ました。
ただ、過疎地でありフルセットのACTの体裁はとてもとれません・・・。
いよいよ地域移行支援・地域定着支援や相談支援事業も本格化します。
これらを組み合わせて移動にも時間がかかる広い農山村部でどのようなモデルを作れるでしょうか?