精神科ブログ

西京区認知症地域ケア協議会関係者研修

樋端です。
知り合いの先生にお声がけをいただき、6月16日(土)に京都市西京区認知症地域ケア協議会の関係者研修で安曇総合病院の取り組みなどをお話をさせて頂く機会をいただきました。
「 がっぷり四つに組んだ認知症診療 ニーズから運動、文化へ〜安曇総合病院認知症疾患医療センターと地域連携」というタイトルでお話させて頂きました。


大学の立派なホールで約120人程度の方に参加頂きました。
京都市の西京区は人口15万人弱、安曇総合病院の診療圏の人口よりやや多い程度ですが、人口密度は高く市街地が連なっており様相はだいぶ違います。
西京区のなかでも新興住宅地と洛西ニュータウンなどの団地のエリアと、古くからの市街地のエリアでだいぶ雰囲気は違うようです。
認知症地域ケア協議会は医療、福祉、警察、教育、司法、自治会、当事者団体などなど多様な団体から構成される協議会で世話人会議もあり、実行委員会形式で様々な催しをおこなっているそうです。
当地域でもこの様な運動をしていきたいですね。

(遠くに京都タワーが見えます。)
京都府では京都府立医科大学と洛南病院、舞鶴医療センターが認知症疾患医療センターとして指定されたそうです。
安曇総合病院には中信全域から患者さんは来ますがSPECTなどの機能画像は大学病院にお願いしています。
松本市の信州大学病院も認知症疾患医療センターになればいいと思いました。
広く声をかけていただいたようで遠くは舞鶴市からも認知症疾患医療センターのスタッフの方にも参加していただきました。
認知症疾患医療センターの活動内容について情報がなかなか手に入りにくく活動は手探りということも聞きました。
お互いの活動内容を公開し、認知症疾患医療センター同士の情報交換や交流もすすめていきたいですね。