精神科ブログ

第108回精神神経学会へ参加

樋端です。
5月24日〜26日に札幌で開催された精神科医の最大の学会「精神神経学会学術総会」に参加させていただきました。

信州松本空港からFDAの直行便で札幌へ高飛びしました。
1日1本しかない飛行機には信州大学や長野県内の他の病院の知りあいの精神科医の先生もたくさんいました。

さまざまなシンポジウムやセッション、教育講演などで目移りしましたが、依存症、発達障害、老年期精神障害の終末期、統合失調症の早期介入、総合病院精神科、うつ病などのセッションに参加させていただきトレンドをつかむことができました。

認知症終末期での胃ろうの適応をどうするかという議論もありました。
総合病院精神科は構造的に経営も大変でどこも厳しい状況ですが、公立病院の単科の病院を廃止して総合病院に病棟をつくるなどの流れもあるようです。

一般演題で「発達障害を背景に持つ依存症の3症例」という演題で発表をさせていただきました。 
依存症と自殺予防でご活躍の松本俊彦先生が座長をしてくださり大変勉強になりました。 

全国から集まった同業者とも交流して様々な情報交換することが出来ました。
ブログなどを見てくださり当院へ見学に来たいといってくださった方もいました。
ありがたいことです。

回転寿し、スープカレー、ラーメンという札幌3大B級グルメとジンギスカンも食べることが出来ました。
お土産は病棟や外来に持っていきましたがあっという間になくなったようです。

樋端