精神科ブログ

われらプリセプターズ春号

4月は桜の季節、恋の季節、そして新たな出会いの季節ですね?
当院看護部はプリセプターシップのもと新人指導を行なっており、プリセプター自身が看護実践モデルとなります。

今年度はあらたに5名の看護師を迎え3名の看護師がプリセプターとして新人指導にあたります。
新しい風が入り、私たちも自分たちが新人だった頃を昨日のことのように思い出します。

私たちのモットーは『笑顔で!元気に!何事も楽しむこと!』です。
スタッフが一丸となって新人看護師を盛り上げていきたいと思います。
☆今年度も公私ともに充実した日々を送りたいと思います☆
 

大日方Ns,横山Ns
 

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水曜カンファレンス

精神科にも初期研修医のローテーターと後期研修医も来てにぎやかになりました。

毎週水曜日の夜、医師と心理士のカンファレンスがあります。
新規の患者さんの方針や、入院・外来患者さんの気になるケースなどを検討しています。
当院はドタバタと忙しいですが地域の精神医療ニーズを実感でき、地域精神医療を幅広く学べます。
興味のある方は是非一度見学にお越しください。
精神科での研修を希望される先生方お待ちしています。
 

樋端Dr

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安曇総合病院精神科も春を迎えております。

今年度は、看護師の新人が4人プラス転職者1名の5名のスタッフをお迎えしました。
いつも、この時期は新人が入ってくるので、看護師一同楽しみにしています。
当病棟の看護は百人百用・・・
それぞれの持ち味を生かした看護を目指しており、人間味あふれる職場づくりの実践をしています。
今日は新人看護師の新鮮な言葉に身が引き締まる思いがしました。

南方Ns
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池田町にもやっと春が来ました。


寒い日もありますが、さすがに里の雪は消えました。
遠くの山(爺ヶ岳、鹿島槍、白馬連峰)はまだ雪がたくさん残っています。
雪形が楽しみですね。
レンギョウやサクラなどさまざまな花が次々と咲く季節を迎えます。
休日には病院の横の河川敷のグラウンドではサッカーの試合が行なわれていました。

この季節、「春ボケ」「木の芽時」などといわれ、精神症状が不安定となる方も多く精神科部門は忙しい季節を迎えます。

南病棟(精神科病棟)を立てた時のこだわりの一つがこの鏡張りの外観だそうです。
北アルプスの山が写り込んでいます。

綺麗な建物ですが裏側にあたる部分であまり目立たない場所です。
高瀬川の土手沿いの道や高瀬橋から見てみて下さい。
 

樋端Dr

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病棟の窓から見た旧高瀬荘跡地

安曇総合病院南病棟のとなりには高瀬荘という特別養護老人ホームがありました。
当院の精神科と内科からも居住者の診療に定期的に訪問し、また看取りなどの場合は緊急往診をしていました。
昨年末に約1km離れたところに新築移転しましたが連携にはやや不便になりました。
古い建物の解体工事が行なわれていましたがこのほどほぼ終了したようです。


2011年9月24日
池田八幡神社例大祭の山車が南病棟隣りの特養高瀬荘に来ている様子です。
病棟の窓から撮影。
特養のお年寄りも外にでてお出迎えしています。
病棟の患者さんも祭囃子にひかれて外をのぞいていました。


2012年3月13日
解体工事中の高瀬荘です。
結構工事の音もうるさく、また様子が日々かわるので気にしていた患者さんも多かったです。


2012年4月4日。
新築移転した高瀬荘の跡地はすっかり整地されグラウンドのようです。
患者さんと「公園にしたらいいね」などの話が盛り上がりました。
安曇病院が買取って駐車場や保育園、病院の建て替え用地にするなどの案があるようです。
果たしてどうなるのでしょうか?
 

樋端Dr

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認知症の勉強会

松本で地域の医師対象の認知症に関する講演会がありました。
「脳神経外科からみた認知症」、「精神科からみた認知症」、神経内科の教授の講演の三本立てでした。

脳神経外科からは手術で治療可能な正常圧水頭症や脳血管性認知症などの話がありました。

「精神科からみた認知症」は当院の村田志保先生が講演しました。
認知症診療において地域で多様な機能を果たしている認知症疾患センターの取り組みついて紹介し、豊富なデーターや実例を紹介しながら、中核症状が進行する時期にBPSDがでて、本人も家族もぎりぎりの状態となって精神科は関わることが多いけれども、より早くから診断し有効な介入ができないか、また終末期の看取り至るまで地域でトータルでどのようにみていけるかという問題提起をしました。
また、「診断した限りは最期まで付き合う覚悟が必要。」「認知症治療薬のやめ時についても議論が必要」、「認知症は定義からして社会的生活が困難になった状態、どこまで寄り添えるか」が問われていると訴えました。

神経内科の教授はアミロイド研究の歴史、FDG-PETによるイメージングの研究、認知症の病因論にせまる最新の知見と薬物治療の可能性についての話が主でした。

同じ認知症という疾患を相手にしていても科によってのスタンスの違いが見事に別れるものですね。
 

樋端Dr