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ストーマリハビリテーション研究会に参加しました。

 9月29日に木曽文化公園 文化ホールにおいて、

第18回ストーマリハビリテーション研究会が開催され参加しました。

「ストーマリハビリテーション」って何?

と思う方がいらっしゃると思うので、解説しますね。

 

ストーマリハビリテーションとは

「ストーマと合併症の障害を克服して自立するだけでなく、

ストーマ保有者の心身および社会生活の機能を回復させること、

また、それを促進する技術と方法」と定義されています。(SR用語集より)

 

日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会地方会として、

長野県SR研究会があり、毎年1回研究会を開催しています。

18年前はETナースの頃でしたが、県内に3名しかETがいない状況での

スタートだったそうです。

諸先輩方に感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。

 

前置きが長くなりました・・・

 

研究会の内容は、一般演題10題の発表と特別講演、機器展示でした。

発表はどれも参考になるものばかりで、勉強させてもらいましたよ。

 

ストーマ外来を長期間受診せずに自己管理していた事例では、

継続看護の大切さや、相談窓口のシステム構築について考察していました。

相談窓口・・・。

 

難しい問題ですよね。

 

私は、以前ケアマネージャーをしていた経験があります。

多くの介護者相談を受ける中で、

「他人には知られたくないと思っている人達、相談先が分かっていても相談が出来ない人達の悩みは、かなり深刻なのではないだろうか。」と考えていました。

 

何かのきっかけで相談出来るようになると思いますが、大きなトラブルになる前に

気軽に相談できる方法はないかずっと考えています。

 

名案がある方は是非教えて下さい!!              

WOC降簱

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緩和ケア認定看護師

当院の専門知識を持ったスタッフの活動状況や紹介をしていきます。

緩和ケア認定看護師の中山京子さん(病棟主任)

2010年度に緩和ケア認定資格を取得しました。

内科混合病棟に所属しながら緩和ケアチームのリーダー看護師として活動しています。

緩和ケアチームは、主治医からの依頼を通して、主にがん治療を受けておられる患者さんとご家族の抱える症状を緩和することを目的とした多職種で構成されたチームです。

患者さんやご家族との対話を大切にし、苦痛が緩和され症状に向き合いながら、その方らしく過ごされる手助けができるよう関わっています。


そのほか、がん相談担当看護師や、現在認定資格取得にむけて研修中の3名のメッセージも載せていきますのでお楽しみに。

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七夕に願いを

病院の正面玄関に七夕飾りが設置されました。
毎年恒例の行事なのですが、患者さんに短冊をお渡しして、
願い事を書いていただいています。
昨夜笹が置かれたばかりなので、短冊の数は少ないのですが
これから増えてきてもう少し、華やかになると思います。
今はまだ少し寂しいですね。

病院のある大北地域などでは、雛祭りや端午の節句、
七夕は1ヶ月遅れでお祝いをする習慣があります。
残念ながら理由は知りません。(ごめんなさい)
そして、成人式は1月ではなくて8月に行います。
これは多分降雪の影響だと思いますが。。。
私は、看護学生だった当事住んでいた地域で1月に成人式を
お祝いしてもらい、8月に地元での成人式にも出席しました。

私ごとですが最近願い事が2つ叶ったので、
患者さんや皆さんの願いがひとつでも多く叶うといいなと思い、
ブログにアップさせていただきました。


いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた

 
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学会に行ってきました ぱーと1

 大宮で5月16日~17日と開催された、日本創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会に参加してきました。

コンセンサスシンポジウム スキンテアの実態調査からの参加です。

診療科では循環器科が多いことや、抗凝固剤を使用中の患者さんに多く発生することは
予測できましたが、以外にもステロイド使用中の患者さんには
発生していなかったという結果でした。
保湿や外的刺激を避けることが大切なので、当院でも保湿に心がけています。
外的刺激への対処が難しく、チューブ包帯を使用したいのですが。。。
検討中です。
スタッフには紫斑が見られる四肢をケアする際には、特に注意をするように指導をしています。入浴中や入浴後、ベッド柵への打撲が要注意なのです。


ランチョンセミナーは、安部 正敏先生の
皮膚・排泄ケア認定看護師が知っておきたい皮膚のこと
明日から実践!アナタが遭遇する皮膚疾患とその知的ケアに参加しました。
Myアベノミクスの安部先生です。
「ふりはたさんは先生のことが好きだから、安部先生ならなんでもいいんでしょ。」などと先生のことを知らない人は、とんでもないことを言います。
それは違います。
そんなことは決してありません。
全くの誤解です。
だってその証拠に、先生のランチョンは今回が始めての参加なんですから。(まさか?)
大変なカミングアウトをしてしまいました。
先生のファンであることを強調しようとしたのに、逆効果じゃないですか~。

大ホールでのランチョンは、人の入れ替わりに時間がかかり、
「ランチはサンドイッチにして欲しい!」と真剣に思いました。
毎回のことですが、先生の講演は楽しくて最高です。
「爪上皮(甘皮)を切ってはダメ」と言われた時は叫びそうでした。
大変です。私は思いっきり切っています。
でも、先生が切ってはダメと言うなら、切るのを止めようかな~。

*今回は写真が殆どありません。2日間頭痛が酷くて余裕がありませんでした。
クーラーの冷気と寝不足が原因です。ごめんなさい。

いつもありがとうございます。

WOCN ふりはた
 
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初任者研修の講師を務めました

 13日に研修の講師を務めました。

昨年も同じ研修でしたが、ホームヘルパー(訪問介護)研修から名称が変わり、
研修時間も3時間から5時間に長くなりました。
長くなったことは喜ばしいことなのですが、
終了後にテストも実施されることになったため責任重大です。
 
私の担当する分野は「排泄について」の部分で、テキストと付属のDVD+α
それに演習を盛り込んだ内容にしました。
5時間の研修なので、受講生が退屈しないか心配し、
排泄ケア  コンチネンスケアについて興味を持って頂くように話したつもりです。
 
実習も始まるため、研修の内容が役に立ってくれると良いのですが。。。
職員の参加者もいたので、感想を聞かせてもらおうと考えています。
 
16~17日は大宮にて「創傷・オストミ―・失禁管理学会」が開催され
私も参加予定します。
昨年の学会から1年弱経過したのかと思うと複雑な心境。
1年って本当に早いですね。
来年の学会までにやりたいこと。。。
たくさんあるなぁ~
 
いつも ありがとうございます。
WOCN ふりはた
 
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専従始めました。

 「冷やし中華始めました」みたいですが、今月から褥瘡管理の専従になりました。
専従専らその業務に従事することをいい、他の業務とは兼任することは
   認められない。実際の運用としては、恒常的、計画的でない業務については、 
   専従であってもある程度実施してかまわないとすることもある。

施設基準の中に、「その特性に鑑みて、褥瘡ハイリスク患者を算定すべき患者の管理等に
影響のない範囲において、オストミー・失禁のケアを行う場合には、専従の褥瘡管理者と
みなすことができる」とあります。
他の専従職者とは異なり専従業務の運用の中では特殊な運用であることをしっかりと認識しておくことが重要である
とも明記されていました。

在宅褥瘡管理者についても、兼任することができるため忙しくなりそうです。
自分では感じていませんでしたが、プレッシャーがあるらしく
変な夢を良く見るようになりました。
案ずるより産むが易し。。。
軌道に乗るまでは何かと大変だと思いますが、プレッシャーを楽しみつつ
患者さんのため、褥瘡対策に励もうと思います。

先月、看護部全体集会にて「褥瘡対策の現状と今年度のポイント」と
題してプレゼンの時間をもらいました。
その際に「皆で見る夢は一味違う」
これは今年度私の目標だと公言してしまいました。
「看護の力で褥瘡を予防する。。。同じ夢を皆で見たい。。。」と思っています。

密かに情熱を燃やしても誰にも理解してもらえませんが、公言することで
賛同してくれる人や協力者が増えるはず(?)なので、それにも期待しているところです。
                  
 

菜の花の黄色は元気がでますね。


いつも ありがとうございます。

WOCN  ふりはた
 
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NST学習会に参加しました

 4月25日「摂食嚥下機能障害~認知症を中心に~」と題して

学習会が開催されました。
講師は言語聴覚士の山田さんです。

前半は嚥下について基本的なことの講義で、後半は認知症の嚥下障害の
事例紹介を含めた分かりやすい内容でした。
嚥下機能に問題がなかった患者さんが、歯科受診にて口腔内に多発口内炎を指摘され、
治療後に食事摂取が出来るようになり退院したケースや、
最初は胃ろう造設を希望しなかった家族が、自宅で介護をしてから施設の職員のことや、入所しやすくなることを考慮し考えが変わったケースなど、
考えさせられることが多々ありました。

胃ろう造設については、色々な考え方がありますね。
当院は胃ろうの患者さんが、比較的多いのではないかと感じています。
患者さんが自己決定できない場合は、親族が決めるため
意思表示ができる時に、家族で大事なことを話し合うようになると良いと思います。
胃ろう以外の医療行為についても同様です。。。

講義の中で大切なこととして
・その方が何を考えて、何を思っているかをできるだけ受け取ること
・ちょっとしたしぐさや表情、視線の変化、発声などがヒントとなる
とありました。
大切なことは色々なことに共通しています。
よく患者さんを観察し、訴えていることを見逃さず、ご家族の話をよく聞き、
変化したことにすぐ気が付き、行動する。。。
WOC領域でも同じだと思いました。

 
 
WOCN ふりはた
 
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今年の桜は。。。

当院の敷地内でも、やっと桜が満開を迎えました。
今年の桜はやけに綺麗に見えます。
桜には変わりがないと思うので、私の気持ちに余裕がなかっただけ?
ここ数年は忙しかったから。。。
 

仕事は山積していて、気持ちに余裕があるのもどうかと思いますが、
通勤途中でも桜が綺麗な公園があり、あと少しだけ桜を楽しめそうです。

WOCN ふりはた
 
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My アベノミクス

 アベノミクスといえば、一般的に安部内閣の経済政策のことを言いますが、

私にとってのアベノミクスと言えば、
大ファンの安部正敏先生の存在のことを指します。
先日もこんなエピソードがありました。
ケープ社の甲斐さんと面談の時間を約束する際に、
「その日は皮膚科外来の日なので、あまり時間が取れないけど」なんて言っていました。
しかし、面談の始めにセミナーの案内をいただき、講師の一人が安部先生と分かった
とたん「嬉しい!」と「絶対に行く!」連呼し(周囲には誰もいませんでした)
時間がないと言っていたにも係わらず、安部先生の話をし続け
結局、面談時間が長くなってしまいました。

甲斐さんにも「そんなに喜んでもらえて、雨の日に来て良かった。」
「降旗さん、本当に嬉しそうですね。さっきからそれ(セミナーのパンフレット)しか
見てませんよ」と言われてしまいました。(同行していた二人も苦笑していました)

恥ずかしいことに、似たようなエピソードは多々あります。
アドレナリンが多量に放出されると大変です。

「甲斐さん 私 頑張るよ。」なんて言ったりして意味が分かりません。
セミナーの参加者が増えるように、スタッフに声がけをする
セミナーの内容がより分かるように自己学習をする
当日はより前の席に座れるように、早く会場入りをする
頑張る内容は①~③だと思われますが、訳もなく「頑張る!」と言ってしまいました。

これほどテンションを上げる必要は、全くありませんが、
スタッフのモチベーションを上げられるような、WOCNになりたいと
改めて感じたしだいです。

 
家の庭に咲いたラッパ水仙です。花言葉は「尊敬」です。。。 
WOCNふりはた
 
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V.A.C.Summitに行って来ました

 3月29日土曜日、セリルアンタワー東急ホテルにて、

V.A.C.Summit 2014 in Tokyoが開催されました。
すごいタイトルですが、KCIさん主催の局所陰圧閉鎖療法の研修です。
“NPWTに関連する外科系診療科どうしが互いに学びあう”
このような研修に参加しても良いのか、場違いな感じもしましたが
WOCNも問題ないとのことだったので、遠慮なく参加させていただきました。

NPWT 局所陰圧閉鎖療法とは・・・
創傷を創傷被服材などで密封し、吸引装置を使って創に陰圧をかけることにより、
治癒を促進させる治療法で
創傷治癒のメカニズムとして
1、 創収縮の促進
2、 過剰な浸出液の除去と浮腫の軽減
3、 細胞・組織に対する物理的刺激
4、 創傷血流の増加
5、 細菌量の軽減   が挙げられます。


プログラムは
NPWTの理論と実践<Wound Bed Preparationに基づく創傷治療>
<陰圧閉鎖療法の臨床適応 術後創傷治療の実際>
心臓・大血管手術後創傷への挑戦
腹部手術創傷への挑戦
<Wound Managementの保険診療2014>
パネルディスカッション

腹部手術創傷やディスカッションの内容が勉強になりました。

ここでもメンテナンスデブリードマンが話題に上がり、
(フットケア学会 ぱーと2で書きました)
「鋭匙を使用したデブリ看護師には出来ないが、ガーゼで擦ったりするのは問題ない」との見解だったので、感染予防のためにも行っていきたいと思いました。
NPWTの症例の経験はありませんが、忘れないように時々はこのような
研修に参加したいと思います。

渋谷駅に向かう途中の歩道橋から桜が綺麗に見えたので、写真を撮りました。
 
 
県内の桜の開花が待ち遠しいです。
WOCN ふりはた
 
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フットケア学会に行ってきました ぱーと 2

 学会2日目は、8時からのモーニングセミナーから参加です。

テーマは、“バイオフィルムに着目したアセスメントとケアのポイント”
埼玉医科大学 佐藤 智也先生が演者でした。
バイオフィルムは顕微鏡下でしか見ることはできませんが、
成長すると存在を目で確認できることがあります。
代表的な例が、歯のプラークや台所の ぬめりなどです。
難治性の創傷はバイオフィルムの影響を受けている場合があり、
見た目が綺麗な肉芽でもバイオフィルムが検出されることがあるため、要注意なのです。
先生は映画の「トロイの木馬」を例に挙げ、「先入観は身を滅ぼす」と
おっしゃっていました。
肝に銘じておきます。
 
その後はシンポジウム
糖尿病足部潰瘍の予防的治療
~創傷治療だけじゃない!創傷を発生させないための治療をいかに~
教育講演
爪変形はなぜ起きる、どう防ぐ、どう治す?
ランチョンセミナー
フットケアをはじめよう!~重症虚血足にしないために~
教育講演
皮膚・排泄ケア認定看護師が実践するフットケアの実際 まで受講して帰りました。
 
 
 
爪変形の講演では、塩之谷 香先生と門野 邦彦先生が分かりやすく講義をして下さいました。お二人とも整形外科医というのがびっくりでした。。。
色々な病院で治療困難と言われた爪を先生方が、
正常な爪に治しているスライドを何枚も拝見しました。
「学校でプールの授業が受けられなかった。」「お風呂に入る時は、いつも浴槽に足を出していた。」「高校生活の間連日通院し、それがなかったらもっといい大学にはいれたかも・・・」
など患者さんのQOLに関係するエピソードも聞きました。
「陥入爪に伴う炎症性肉芽は爪が食い込むことが原因で、細菌感染が原因ではない」
と聞いた時には、かなりショックを受けました。
確かに。。。おっしゃるとおりです。。。
「褥瘡と同じようにどうして考えられないのか?」
もう何も言えません。謝りたい気分です。
 
「爪きりは誰に仕事なのか?」という質問に決まった答えはなく
「爪きりに興味がある人のところに集まってくるというのが現状です。」とおっしゃった先生の言葉にも大きくうなずくしかありませんでした。
 
ランチョンセミナーでは、フットケアで何ができるか
川崎医科大学総合外科学 森田 一郎先生が 熱く・熱く・熱く語っていらっしゃいました。
「諦める」とは・・・ 明らかに+極める 
「明らかに極めない限り辞められない。」
諦めようと思っていることがある私には、相当効果的なワードです。
「来年のフットの日(2月10日)にはここに参加している皆さんは、何かをして下さいね。」と宿題もいただきました。
いいひふの日(11月12日)もあるし。。。何か考えたいですね。
 
 
学会に行く前は「もう帰ってこないかもしれない。。。」と言っていましたが、
そんなことはすっかり忘れ、ご機嫌で月曜日に出勤しました。
学びも多くフル充電できた学会でした。
 
*バイオフィルムや爪に関してすぐに、皮膚科医の枝光先生に伝達しました。
*最近、色々と混乱していることが多く、この原稿も広報担当者にデータを渡したつもりで
 いましたが私の勘違いでした。
 「大丈夫かしら。。。」と真剣に心配している今日この頃です。
 
WOCN ふりはた
 
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フットケア学会に行って来ました ぱーと 1

 3月7~8日奈良市にて、日本フットケア学会が開催されました。

当日朝出発し、ランチョンセミナーから参加しました。
受講しようと会場に到着したら、せんとくんが迎えてくれました。
TVで見るよりちょっとかわいいかも~。
写真も撮らせてもらいましたよ。
「ポージングを変えて下さい。」という私の無茶振りにも、答えてくれました。
せんとくんありがとう!(こんな風に気軽に言ってはいけない?)
開催地のキャラクターが出迎えてくれるのって、初めてでしたが
うれしいものですね。。。

 
看護師の役割拡大に向けて-創傷ケアにおけるエビデンスの構築-と題して
真田先生の特別講演があり
「高齢者の自然治癒力のすばらしさ、生きる力を看る そして最後まで看る」
「諦めない」とおっしゃっていました。


最近、諦めようと考えていたことがあり、気分も沈みがちでしたが、
真田先生に勇気をいただいた講演でした。
(フットケア学会もこれが最後になるかも。。。とか考えていました)
2日目も「諦めない」がキーワードになるセミナーがありました。
私の心を見透かされているみたいでしたよ。ぱーと2で書きます。

学会終了後は懇親会に参加しました。
“奈良国立博物館なら仏像館の拝観ができる”ということだったので、
迷わず申し込みました。(事前申し込み者にはポストカードの記念品付き)


開場を待っている時に鹿と目が合い、持っていた手提げ袋の中に頭を入れられ
資料が入っていた袋を食べられてしまいました。
鹿さんに「何も持ってないよ。」と一生懸命説明しましたが、
無視されちょっと怖かった~。かわいい顔をしているのに。。。


写真はかじられた袋です。ホテルで撮影しました。

懇親会は料理もおいしく大満足!
ホテルに戻る時に空を見上げたら、オリオン座が綺麗に見えました。
普段から仕事が終わり家に入る前に、オリオン座を見ているのでつい癖で
見上げてしまいました
鹿とオリオン座。。。
忘れられない学会になりそうです。
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大雪のため中止になった在宅褥瘡セミナー

2月15日相澤病院にて開催予定だったセミナーですが、
記録的な大雪のため中止になってしまい、
講義内容を配布資料として送っていただきました。

事務局の方は徒歩で大学に向かい、メールの送信をしてくださったそうです。
あの雪の中、何時間かかったか分かりませんが、本当に大変だったと思います。
お疲れさまでした。

飯田市訪問看護ステーション 日本褥瘡学会認定師 近藤 龍雄PT
杉山外科医院 日本褥瘡認定師 甲斐澤 政美 Ns
相澤病院 若林 あずさ WOCN の3名が講師予定でした。
資料の一部を紹介します。


体圧分散マットレスの選択方法
・在宅での褥瘡発生リスクアセスメントには「OHスケール」が適している。
・リスク判定後、自立度と介護力を考慮し、体圧分散マットレスが簡単に選べる
介護力判定表 介護の知識 技術 意欲 にて判定
それぞれの介護力で選択する
ポジショニングのポイント
・エアーマットだからこそ、ポジショニングは必要
・拘縮・変形の方は特に必要
・姿勢によってチェックするポイントがある

在宅や施設での褥瘡対策
1、 生活の中・現場で原因・誘因を探す
2、 ベストを目指さない
3、 褥瘡発生後のアセスメント
4、 チームとの情報共有
5、 患者さんや介護者に出来る方法を指導
介護者のプライド
 今までやってきた⇒これからも出来る⇒方法の変更はあり得ない
指導のポイント:相手を認める・柔軟な姿勢・タイムリーに

・皮膚は清潔を保ち、湿潤を避けるように心がける
・おむつの使用による皮膚の湿潤は避けられない
・個々にあわせた刺激のない方法を選択
・スキンケアは皮膚の理解・観察から
・弱い皮膚をつくらない、弱い皮膚をまもる おさんぽ(保清・保湿・保護)
・毎日できることを見つける
<おさんぽ>は洗浄・保湿・保護よりも覚えやすいかも。。。と思いました。
来年のセミナーは、天気になるといいな~。

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ブログ休止中のできごと ぱーと 7

越屋メディカルさん(当院で洗浄剤や保湿剤でお世話になっています)の
EナビストーマをiPadで使用しています。
注1:たまにですが。。。
ストーマ装具の製品カタログや、パンフレット、ガイドブック、
情報誌(メーカーガイドブック、患者会ご案内)など何冊も持つよりも、
iPad一つで済むので便利!
注2:iPadは病院の備品です。医療秘書室にあるので取りにいくのが面倒
 
動画コンテンツが出来たとのことで、担当の山本さんから同期をして
いただきました。
お忙しいのにありがとうございました。
「動画で学ぶストーマケア」として
排泄経路変向術・排泄物の処理方法・セルフケアで行う装具交換
看護師による装具交換・ストーマの位置決め
が分かりやすく、動画で説明されています。
医療従事者向けとはいえ、患者さんへの指導にも使えるツールだと思いました。
 
 
 
 
洗浄剤のベーテルFと保湿ローションのベーテルもお気に入りですが、
(当院の売店で販売しています。)
今回のコンテンツも、とっても良いです。さすが! 
 
Eナビストーマに、
S、I、U、P(シーアップ)ストーマイメージアッププロジェクトチーム
ストーマについて正しい情報提供と、理解を深めるためのホームページも
閲覧できるようになっていて(最近気が付いた。。。)
全国オストメイトJPを知りました。(勉強不足ですね)
オストメイトの方々と、その家族の願いを一つ一つかなえるためのサイトで
外出の自由をサポートするため、全国のオストメイト対応のトイレ情報を
共同で作り上げるプロジェクトだそうです。
趣旨に賛同したので、早速アドレスを登録しました。
患者さんにも紹介したいと思います。
 
願いをかなえるお手伝いができたら、うれしいですよね。
 
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学会に行ってきました  ぱーと 2

前回に続き、学会報告です。お時間があれば、ぱーと1もチェックして下さいませ。
教育講演 2では
「病院から在宅へ シームレスケアを提供することに病棟看護師に期待すること」
訪問看護に従事されている、秋山 正子さんの講演でした。

私も認定看護師になる前は、訪問看護に所属していたので、秋山さんの普段の仕事ぶりが
ビデオで流れた時は(NHKに出演した時のもの)とても懐かしく感じました。
病棟勤務や在宅の経験を活かしたくて、認定看護師になりましたが、
外来も少し経験できたので、シームレスケアについて自分の経験を活かした
活動をしたいと考えています。

教育講演の次は、理事会教育企画
表皮水疱症の患者さんから学んだ皮膚と心の再生メカニズム:
皮膚は地球を救う!玉井 克人教授の講演でした。
先生の「皮膚は地球人の宇宙服」という例えが気に入ったので、スキンケアの研修の時など
使わせていただこうと思います。
「人は皮膚に恋をする」
「誰も、あの人の大腸のヒダが素敵とは言わない」といった表現も面白いですね。



表皮水疱症は、生下時から障害にわたり全身皮膚に表皮剥離や水泡形成による熱傷様症状が続く、極めて重篤な遺伝性皮膚難病です。(玉井先生の資料より)
患者さんや家族は、様々な痛みを抱えていらっしゃることと思いますが、
先生の話によると、思いやりの気持ちがある患者さんが多いとのことでした。
傷ついた心や体を持った人は、優しくて強い心の持ち主なのでしょうね。
感動的な講演でした。

企業展示を回ったあと、シンポジウム1
医師はWOCナースに何を望むか?WOCナースは医師に何を望むか?
では、安部先生の「医師の悪口を言う看護師は 悪口を言われる看護師」
という言葉に、参加者はそれぞれ自分の胸に手を当てて
思いを巡らせたのではないかと思います。

いつもありがとうございます。
WOCN ふりはた