指導医・研修医ブログ

泣くな専攻医

 早くも入職して3ヶ月が経ちましたが、いまだに自分の名札の「整形外科医師」のプレートにドキッとしている整形外科専攻医1年目の伊藤です。

初期研修病院では整形外科がなく、漠然と自分は内科医になるものとぼんやり考えていましたが、気が付いたらあづみ病院整形外科の門を叩いていました。
整形外科領域の知識についてはずぶの素人と言っても過言ではない私にとって、4月からの3ヶ月はまさに五里霧中といった様相でした。手術一つをとっても、覆布(おいふ:医療現場で使用する青い布のこと)の掛け方や、糸の結び方、糸の切り方、全て基本の「き」から勉強を始める必要があります。
しかし、あづみ病院の整形外科には、各専門の先生がそろっていて、この安曇野の片田舎に(大変失礼なものいいですみません)これだけの専門医が集まっているのだろうと訝しがりたくなるような布陣です。
どこまでも無知無知な私に無限の知識と技術、愛情を注いでくれる諸先生方のおかげで、なんとかこの先頑張っていける気がしてきた・・そんな3ヶ月だったように思います。本当に贅沢な環境に、感謝の気持ちしかありません。

さて、あまり読書習慣のない私が、タイトルだけに惹かれて最近読んだ本があります。「泣くな研修医」という小説で、中山祐次郎先生という外科の先生が書かれた本です。最近はテレビドラマ化されていてご存知の方も多いかと思います。初期研修医が主人公の話ですが、「逃げるな新人外科医」「走れ外科医」と続編が続き、医学部を卒業したばかりの初期研修医「雨野」が、少しずつ成長していく様を描いています。
現役の医師が書いている本なのでかなりリアルに研修医、専攻医の生態が描かれており、読んでいて「あるある」と思うことばかりですので、医学生や研修医の先生方はイメトレのために読んでみるとよいかもしれません。
翻って自分の入職してからの姿を思い返すと、手術に入らせてもらっても手も足も出ず、外来で冷や汗と脂汗を流し、病棟で迷子になる・・。小説にしても全く売れなそうな生活を送っています。
自分のポンコツさを恨めしく思い、泣きたくなるような毎日ですが、いつか振り返ってみた時に、「あのポンコツがこんなにビッグになったぜ!」と胸を張れるように少しずつ自分のペースで成長していこうと思います。泣くな専攻医!

「泣くな研修医」おすすめです。

 伊藤槙太郎

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2022新人研修~心電図~

 今回のブログ担当は看護師の水野です。最近は雨が降る日が多くてジメジメした6月ですね。4月に入職してはや3か月、看護師としてはまだまだ未熟で研修をしながら頑張っている最中です。最近はペットのハムスターとたわむれたり、新しく買ったスケッチブックにイラストを描いて過ごしています。

 さて、今回は心電図についての研修を受けました。「心電図っていろんな波形があって、それを読み取っていくことが難しい…」と言うイメージがあって学生のころから苦手意識がありました。しかし、研修を受けてみて、教科書に載ってるような波形がそのまま当てはまるわけではなく、一人ひとりモニターの波形が違うことや、その波形によってどんな意味があるのか、そのときのどんな対応をしたらいいのかを学んだことで、研修を受ける前よりもちょこっと苦手意識がなくなりました。

 

 12誘導心電図では、お互いに電極を装着し合いました。
正しく波形を読み取るには、正しい順番や正しい位置を理解して装着することが大切と学んだのですが、この正しい位置が難しいんです。
何番目の肋骨の間につけるのか?
あれ、今触ってるのは何番目?
そんな感じです。
しかし、アドバイスをもらいながらなんとか装着することができました。

 

以上が今回の新人研修でした。やっぱり心電図は難しかったけれど、自分でわかる・できると楽しかったです。
今日の研修で学んだことを臨床でも活かしていけるようにしていきたいものです。

看護師 水野

 

 

 

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研修医としての生活が始まりました

 入職から二ヶ月が過ぎ、国試受験生として過去問をひたすらやっていた日々も遠くなりつつあります(そしてもちろん入れたはずの記憶もだんだん抜けて……)。

 二週間のオリエンテーションの後に右も左も分からず配属された血液内科では、病棟にいる患者さんごとに状態を日々評価し、それについてのフィードバックをもらう形で研修しておりました。「ここも見た?」と気にも留めていなかった所からの指摘もたくさん頂きました。そしてもちろん、カルテの書き方、薬のオーダーの出し方や上級医へのコンサルといったような、病棟管理や内科といった枠に収まらない、「立ち回り」の面からの指導もありました。今後もこの経験を活かしていけるよう精進して参りたいと思います。
 そのような業務にあたるうちに慣れない電子カルテも少しだけ扱えるようになり、五月からは日当直も始まりました。いまだに一人で問診を取らせて貰う時には右往左往していますが……。こちらは今後の課題です。上級医の先生の診察を目の前で見て学んでいく所存であります。

 一方私生活の面ですが、コロナ禍の下で外食があまり出来ないこともあり自炊を始めました。初めての一人暮らしでこちらも慣れないことばかりではありますが、休日の前の日に少し手の込んだ料理を作ることも今の楽しみの一つです。

▶初めて自作したアヒージョもどき。こんなんでも今の僕にはレベルが高かった……。

毎日見える北アルプスも雪景色から緑が見えるようになり、入職前から楽しみにしていた登山のシーズンが近づいてきているのを目と肌で感じています。
▶4月末の病院の屋上より。真ん中の方に鹿島槍ヶ岳が見えています。個人的には麓の緑との対照で一番山が見ごろな時期だと思います。

一年目研修医 高野 烈

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研修1年目~春~

 1年目研修医の有阪です。
信大の学生実習でお世話になったあづみ病院にて初期研修をさせていただくこととなり、身が引き締まる思いです。何卒よろしくお願いいたします。

 当院の初期研修医は、院内外の施設や外来を4月初めの2週間で見学させていただき、その後内科での半年間(4診療科を6週間ずつ)の研修、という流れで毎年研修をスタートしています。
電子カルテの使い方を覚えることが、この時期に最も大事なことだとも言われています。医師になると、薬の処方、どの検査を指示するかなど学生より出来ることが増えますが、使い方を教わらないとわかりづらい所も多くあります。2年目の研修医の先生方や医療情報部の方などが、詳しく実用的なところまで教えてくださったおかげで、今ではスムーズに使えるようになりました。

 内科研修では、今月まで呼吸器内科をまわらせていただいておりました。入院中の患者さんの呼吸器の症状だけでなく、おなかの調子がおかしい、むくみなど全身の様々な症状について診察させていただきました。症状の変化を指導医の先生にお伝えし、相談しながら治療方針を決めています。車で訪問診療をされる先生の同行もさせていただきました。病院の外では検査機器もなく、身体診察や問診でできる範囲で健康状態を判断するので、診察の重要性をあらためて痛感しました。
 こちらの写真は4月の院内外の施設見学の際に、信州が初めての先生への案内にと訪れた松本城、白馬スキージャンプ台の写真です。

 
信大在学中に松本城でサークルの花見を行ったことが早くも昔のようです。ジャンプ台は雪がなくても滑ってみたくなるような壮大さに魅了され、冬の様子もその目に収めたいと思っています。

初期研修医1年 有阪

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たすきがけ研修について

 私はいわゆるたすきがけプログラムを利用して、1年目に大学病院、2年目にあづみ病院での研修を選択しました。精神科志望者として参考になればと思い、以下にその感想を記します。
 大学病院では、commonな疾患よりはrareかつcriticalな疾患をもつ患者さんたちが集まり、それに対応するための医療体制が整えられています。研修医の学ぶべき知識、積むべき研鑽もそれに応じたものになります。そのなかで科によっては学会発表や論文作成の機会も与えていただき、アカデミックな世界を垣間見ることができました。診療の基礎を学べる科としては、放射線科と麻酔科の研修が何科の志望者にもオススメできます。特に放射線科で1日中画像とにらめっこする経験は、他では得難いものでした。
また、私は公衆衛生に関心があり、空き時間に教室の門を叩いてみたところ、貴重なデータを提供していただいたり、学会にお誘いいただいたりと歓迎していただけました。市中病院で公衆衛生にコミットできるのは、かなり限られた環境になると思いますので、大学の地の利を享受できたことに対し感謝しています。
大学での研修で他に挙げられるメリットとしては、各科に恩師が増えるのも良い点でしょう。大学院進学を考えていて大学勤務が続くとすれば大いに助けられることもあろうかと思います。
あづみ病院に来させていただいて2ヶ月経ちますが、大学との一番の違いは救急外来での当直です。自分で検査と診断を考えるプロセスに、昨年とは違った種類の責任感が芽生え、目を通す参考書のメニューも変わりました。当院では立地柄、深夜の救急車受け入れ台数は比較的少ないため、自分のメンタルヘルスを保持しながら、救急対応の基本を身に付けることができます。週1回の日当直を通して、それを身に付けるのが私の当面の目標の一つになりました。
 これについて補足としては、信大では初期研修医は基本的には救急ローテ期間しか当直に入りません。そのため研修から離脱してしまうリスクを低く抑えられることがあります。慣れない当直で睡眠を中断される経験は、個人差や施設差はあるにせよ、初期研修で最も大きな負荷であることは間違いないでしょう。一般的に夜勤が睡眠障害や不安障害を発症するリスクとなることには睡眠医学上の多くのエビデンスが存在します。1年毎に自分に合った施設に異動でき、そういったリスクを分散・最小化できるのは、長期的にみて利点だと思います(一方でスタートダッシュこそ大事という意見もあるでしょうが)。
 このように私は、今のところたすきがけ研修に大きな不満なく過ごせており、あづみ病院を研修先に選んで良かったと思っています。また志望科の精神科については、症例検討会が毎週開催され、精神科に興味があれば研修期間外でも参加可能となっており、年間を通して勉強を続けることができます。肩肘張らず質問等しやすい雰囲気で行われるので、実習・研修中に参加されてみてはいかがでしょうか?


ネット通販での注文を院内のファミマ受け取りにすると毎日不便しません

産業医主体の学会で参加者も多く非常に活気がありました

初期研修医 1年目 山田

 

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2022新人研修〜輸液ポンプ・シリンジポンプ操作、静脈血採血〜

こんにちは!
 4月から新人看護師になりました清水です。私は社会人になって親元を離れての一人暮らしが始まり、寂しい毎日を送っています。ですが、自分が目指した夢を今叶えることができているため、親に心配をかけないよう、親孝行ができるよう一生懸命頑張りたいと思います。


 さて、48日の新人研修では輸液ポンプ、シリンジポンプ操作、静脈血採血の研修を行いました。これらは看護師には必要不可欠な医療行為のため、みんな身を引き締めて研修を行っているようでした。

 

輸液ポンプの研修は、1人が手順を読み上げ、もう1人が実践するという形式で行われました。操作方法を間違えるとエラー音が鳴り、エラーが起こっていることを知らせてくれますが、その対処方法を知っていないと、患者さんを不安にさせてしまったり、事故にも繋がり兼ねないため、確実に行えるようにしっかりと手順に沿って操作を行わなければならないと感じました。


 また、研修の中で1番心配であった静脈血採血も行いました。人形での採血練習は行なったことがありましたが、実際に人間では行なったことがなかったため、前日から上手にできるかな、大丈夫かな、ととても心配でした。先輩看護師に教わりながら採血を行いましたが、手元に集中するのに精一杯となってしまい、周りを見ることが困難でした。どうしたら患者さんの苦痛を最小限にできるのか、これは看護師にかかっていると思います。採血をする側もされる側も緊張しますが、手技を間違えずに行うことに加え、不安を取り除く声掛けが患者さんとの信頼関係に繋がるのだと感じました。

 
 今回経験したことをもとに技術を磨いていき、安心・安全に看護を提供できるように頑張りたいと思います。

 

看護師 清水

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2022新人研修はじまりました。

 4月4日から本格的な新人研修が始まりました。
この4月入職した職員で、1年間研修の様子を更新していきます。

さて、医療安全や医療事故についての講義は学生時代にも受けましたが、入職後改めて講義を受けてみると1人の医療従事者として、患者さんに対しての処置や記録一つひとつに責任を持って行わなければならないという気持ちになりました。また、座学だけではなくアンプルカットやプライミングなどの実技に関しても研修がありました。この先病棟で使う技術なので、危険がないように注意しながら行いました。実技の練習もして、看護師になったのだと実感が湧き、気が引き締まりました。

 また、アイスブレイクのグループワークも行い、最初は挨拶程度でしか話さなかった同期のスタッフとも気軽に話せるようになりました。
これから働いていく上で同期の存在は心の支えや頑張る原動力になると思うので大切にしていきたいなと感じました。 


そして研修2日目の5日は、感染について研修を受けました。病棟の患者さんに感染を広げないようにすることは勿論、自分自身を守るためにも清潔と不潔を区別することは重要だと思いました。

入職したばかりでまだまだ至らない点は沢山ありますが、看護師として少しでも早く患者さんのお役に立てるよう頑張っていきます!    

新人看護師 籠田真輝

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初期研修2年間を振り返って

あづみ病院で初期研修をさせていただきました保川信です。
あづみ病院での2年間の初期研修が先日修了しました。初期研修では多くの科を回らせていただき大変勉強になりました。精神科研修と白馬診療所での地域研修が特に印象に残りました。

2月・3月の2か月間は、白馬診療所での研修でした。
1月30日に白馬に到着したのですが、すごく寒かったことを覚えています。最初は寒さに慣れず大変でしたが徐々に慣れていきました。
研修内容としては外来を主に診させていただきました。スキー外傷の方が多く、骨折や脱臼の初期対応を学ばせていただきました。上腕骨の脱臼骨折が特に印象的でした。今後、医師として通用するよう努力していきたいと感じました。白馬での研修をさせていただきありがとうございました。
また、白馬村は、飲食店・旅館・ホテル・スキー用具店・コンビニエンスストア・その他多くの地域の方が、スキーやスノーボードなどのスキ産業に支えられて、コロナ禍で制限が多く難しい時期ですが、白馬村の多くの方の観光業で生活が成立していると感じました。岩岳では学生スキー大会がありましたが、無事大会ができて嬉しく感じております。

大学病院の研修では、いくつかの科を回らせていただきそれらも大変勉強になりました。また、コロナが始まったばかりの時期に初期研修が始まり研修内容の一部が変更となりました。例年よりは充実した研修にする事は難しかったと研修担当の方はおっしゃっていましたが、それでも充実した研修をする事ができたと感じております。これまでの経験を今後の診療に活かしていきたいです。
初期研修では多くの方、先生方にご指導いただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。

保川 信

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医師臨床研修修了式を開催しました!

こんにちは。
臨床研修管理委員会事務局です。
先日、研修医の浅沼先生、丸山先生、保川先生3名の修了式が開催されましたのでご報告させていただきます。
2年間の研修はコロナ真っ只中となってしまいましたが、先生方からは「充実した研修ができた」と嬉しいお言葉をいただきました。
今後はそれぞれの道を歩まれますが、当院での2年間の研修や、指導してくださった先生方、ともに切磋琢磨した仲間のことをどこかで思い出していただけたら嬉しく思います。そして、いつかまたともに働ける日が来ることを願っております。
浅沼先生、丸山先生、保川先生、ご卒業おめでとうございます。

臨床研修管理委員会事務局

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2021新人研修~1年間の振り返り・事例発表会・1年目修了式~

 こんにちは!暖かい日も増えて春らしくなってきましたね!暖かくなると気持ちもほんわかしてきます。食べることが好きな私は、おいしいものを探して食べるのが楽しみになって体が重くなってきてしまいました(汗)運動するには良い季節になってきたので、体を動かしていきたいな~なんて思っています。
 さて、3月3日に新人看護師1年目の最後の研修が行われました。今回は、目標の振り返りと各新人看護師が1年を通して心に残った看護についての事例発表会を行いました。

 目標の振り返りでは、1月から3月の個人目標とグループ目標の両方について、どのくらい目標を達成できたか振り返りをしました。さらに、今年度1年を振り返り4月から始まる2年目に向けて自分たちに何が必要なのかを考えました。今は新人看護師として、技術や知識を身につけるために必死な毎日ですが、4月からは周囲の状況を見ながら臨機応変に対応する力がさらに求められてくるので、周囲を見る力や知識や技術の定着を目標にしていきたいという2年目に向けた目標ができました。4月から先輩になるのか…と不安もありますが、自覚を持って楽しく頑張っていきたいと思っています。

 

 事例発表会では、それぞれの新人看護師が心に残った事例について発表しました。人前で発表するのが久しぶりで、とても緊張しました。所属部署が違うと、患者さんの特徴や疾患も大きく異なり、看護の幅の広さを改めて実感しました。うまくいったことばかりではなく、うまくいかずに悩んだ経験こそ印象に残り、今後の自分たちの看護に活きてくるのではないかと感じました。複数の患者さんと関わる中で、1人の患者さんとじっくり向き合うことは学生の時ほどできていないのが現実ですが、それぞれの患者さんに合った看護についてもっともっと考えていきたいと思いました。

 

 最後に1年目の修了式が行われ、記念品と去年4月に書いた「1年後の自分へ」という手紙をもらいました。ドキドキでいっぱい、新しいことだらけだった4月からちょこっとだけ成長できているのかな、と手紙を読んで感じました。1年目の経験を力にして2年目も頑張ります!

精神科1階 西澤

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第139回ハートフルメッセージ★がん検診

 当院副院長で消化器内科部長の村木崇医師が、abn長野朝日放送の番組「信州がんプロジェクト~知ろう、考えよう、がんのこと~ハートフルメッセージ」(2月18日放送分)に出演しました。
内容は、「がん検診」
がんは日本人で2人に1人がかかる身近な病気です。池田町の北アルプス医療センターあづみ病院では、1週間に1人以上が大腸がんと診断され、そのうち3人に1人が内視鏡手術で切除を行っています。消化器内科部長の村木医師にくわしく聞きました。

内容は「がん検診」についてです。動画はこちら

スタッフブログ

オンライン説明会へ出展します!

こんにちは。

臨床研修管理委員会事務局です。
ブログがご無沙汰してしまい申し訳ありません。
本日は、今月開催される各オンライン説明会についてお知らせいたします。

3月になり医学生も本格的に研修先を決める時期となってまいりました。
当院でも医学生のニーズに合うような説明会への出展を予定しております。
各説明会において、研修医が研修中の様子はもちろん、当院や地域の魅力などを直接お話しさせていただきますので、ぜひご覧ください!!
多くの方にご視聴いただけることを楽しみにしております!!
レジナビFairオンライン 長野県2022 第2部 ~臨床研修プログラム~≫
★3月5日(土)
★11:00~11:30

マイナビRESIDENT WEBセミナー
★初期・専門を一貫して経験できる病院特集
★3月9日(水)
★18:30~20:00
★19:30~院内見学ツアー実施します!!
説明会だけでなく「オンライン病院見学」を随時受け付けております。コロナ禍でなかなか病院見学ができない方も気軽に参加できます。
ご希望の方は、ぜひお問合せください。

指導医・研修医ブログ

白馬診療所での研修

研修医2年目の丸山です。

 12月と1月の2カ月間は白馬診療所で研修をしました。
白馬村は雪の量も多く、スキー場も多く存在する地域です。なかなか普段これほどの積雪を見ないため、最初に白馬村に到着した際も雪の量に驚きました。ただ、白馬診療所近くの宿舎を利用することができたため、通勤において積雪に困ったりすることなく、非常に便利な環境で過ごすことができました。コンビニエンスストアも近く、とても良い立地の宿舎でした。
 白馬診療所では、初診や再診の患者さんも多く来院しますが、この時期なのでスキー外傷や発熱の患者さんも高頻度で来院されました。本院の救急外来の当直業務では、緊急性の高い疾患のみを考慮して診察を進めれば問題ないですが、日中の外来診療においては、緊急性は高くないが放置すると重篤性が高くなる疾患に関しても考慮する必要があるため、非常に勉強になる研修でした。2年間の研修で学んだことをもとにして問診・検査・処方を行い、上級医の先生方にご指導いただきながら診察を行いました。
 白馬診療所では非常に充実した2ヶ月を過ごすことができました。忙しいにも関わらず優しく丁寧にご指導くださった白馬診療所の方々、本当にありがとうございました。心より感謝を申し上げます。今回の研修で学んだことを今後の診療で生かしていければと考えております。

雲の切れ間から見えた朝日

初期研修医丸山

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2021新人研修~KYT、在宅へ向けての看護、目標の振り返り~

 こんにちは。寒い日が続き、こたつと暖房が欠かせない毎日です。最近は実家に帰省し、家で採れた冬野菜をもらいました。実家の野菜を使い、鍋でもしようかと考えています。

12月の新人研修ではKYT、在宅への視点、目標の振り返りを行いました。

・KYT
 KYTとは「危険(K)予知(Y)トレーニング(T)」のことで、看護場面に潜む危険を話し合い、予知と対策を行う訓練のことです。1枚の患者さんと看護師が描かれている場面からどんな危険が予測できるかを複数人で話し合い、最も重要だと思う危険のポイントをまとめました。複数人で話し合うことにより、新たな発見もありました。医療現場は常に危険と隣り合わせであり、多くの危険が潜んでいます。私たちはそのことを約9か月間、現場で働き身をもって経験してきました。これからも常に「安全」ということを念頭に置き、危険を予測し対策を立てていきたいと思います。

・在宅への視点
 入院患者さんはいずれ自宅や施設へと退院していきます。入院中から退院調整は必要であり、患者さんや家族の意見が重要となっていきます。そして、患者さんとその家族の思いが一致していることも重要となります。しかし、家族は退院後の患者さんの生活を想像することができないことが多く、医療者との考えにギャップが生じます。そのため、医療者からの家族への情報提供は必要不可欠なものとなります。入院中から自宅での生活をイメージし、自立した生活ができるように支援していくことが重要であると学びました。入院中のみの看護で終わるのではなく、退院後のその先の生活も見据えて看護をしていきたいと思います。

・目標の振り返り
 最後は9月~12月の目標の振り返りを行いました。入職して約9か月が経ち、私たちも業務を任されることが多くなってきました。みんなで目標を振り返り、改善すべき点は何か、どうすれば達成できるかを考えました。引き続き、目標達成できるように業務に取り組んでいこうと思います。

 

 

4階病棟:伊藤

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初期研修の近況の報告

 初期研修医2年目の保川信です。
 この記事を書いているのは12月なのですが、すでに雪が積もっており外の景色は綺麗で空気も澄んでいます。
 残りの研修もわずかで、時が流れるのはとても早いと感じております。昨年の4月頃は、ちょうど感染症が流行り始めた時で外出中に非常に強い閉塞感や停滞感を感じました。
 現在は、そのような事も無く過ごせていて平穏のありがたみを噛み締めております。研修の内容が一部変更になったり、休日の過ごし方が制限される等難しい状況でしたが、概ね希望通りの研修ができたと感じており良かったと思います。
現在は、脳神経内科をローテートしていて目眩(めまい)、脳梗塞、脳出血などを学んでいます。残り数カ月で初期研修は修了ですができることをやっていきたいと感じています。

医局カンファレンスでの症例報告の様子です。

初期研修2年目 保川 信