WOCNブログ

二刀流!?

 ご無沙汰して申し訳ありません。
実は、昨年4月から訪問看護ステーションの所長に就任し、WOCとの二刀流⁉になりました。
意外と思われるかもしれませんが、WOC以前は訪問看護に従事していたため、
私としては「10年ぶりに戻ってきたよ、ただいま!」という感じ。

ブログについて忘れたことは1日もなく、タイトルを変更した方が良いのか、内容を見直すべきかとか、迷ったり考えたりしているうちに(現実逃避?)看護管理者研修に参加することになり、その後は怒涛の日々に。。。
今日までが本当にあっという間でした。

(当ステーションについては、先月8月号の広報誌「きずな」で特集をしてもらったので、よろしかったらお読み下さい。)

 あの原稿も迷いながら執筆しました。
新規の利用者さんから1番多い質問が、「訪問看護って何をしてもらえるのか」ということなので、そこは簡潔で分かりやすくしたつもり。
最初は文章でつらつらと書きましたが、非常に分かりにくかったため、表にしてもらいました。
内容はあえて、無難な感じに仕上げています。

今後も投稿のペースはゆっくりになるとは思いますが、継続する予定ですので、
あまり期待せずに、気長にお待ち下さいませ。

ちなみに、昨年度のマイニューストップ3は、
1.褥瘡学会のプログラム委員をさせていただいたこと
2.看護管理について学んだこと
3.伯母を当ステーションで看取れたこと  です
(順位ではなく時系列で挙げました)

これらについては、順次投稿しますね。

昨年度しみじみと感じたことは、「長く看護師をしていて苦労も多かったけれど、辞めなくて良かった。」ということ。
辞めなかったからこそ・・・と感じることが多い日々です。
善いことばかりではないですが・・・

フィールドは在宅がメインになり役割も増えましたが、これからも型にはまらず、自分の理想を追い求めて行こうと思います。

いつもありがとうございます。  24/7 ふりはた

指導医・研修医ブログ

初期研修2年目の夏

研修医2年目の柏瀬です。こちらに来て初めての寒い冬を経験し、春が過ぎ、2度目の夏を過ごしています。

初期研修は1年5ヵ月が経過し、内科、麻酔科、産婦人科(北信総合病院)、精神科、救急科、小児科を回り、必修科は冬の白馬診療所での地域医療を残すのみとなりました。残りの期間は、志望科である精神科で修行させていただこうと思っています。

あづみ病院の精神科は、病床数120床と総合病院の精神科としては大規模で、症例数も豊富です。今年度、新しく専攻医が1名加わり、教育にも力を入れています。週に1度の症例検討会では専攻医や研修医が担当する症例について、上級医の先生に時間をかけて相談することが出来ます。また、隔週で外部講師の先生による講義も開始され、精神医療の基本から勉強することが出来ます。他科をローテ―ト中でも参加することが出来ますので、精神科志望の研修医にとっては贅沢な環境だと感じます。

私生活では、キャンプやドライブなど北アルプスの大自然を満喫しました。コロナ禍でも密になりにくいのが田舎のメリットだと思います。食事も美味しいので昨年よりさらに体重が増加してしまいました。今は-10Kgを目標に食事制限と運動を頑張っています。


安曇野のゲストハウスにて。テントサウナに入った後、川に飛び込んで最高に整いました。

指導医・研修医ブログ

新人精神科医の思い

 あづみ病院に入職して4ヶ月が経過しました。精神科の小野です。 
 最初は、もちろんゼロからのスタートでしたので、正直わからないことだらけでした。指導医の先生方や看護師さん、薬剤師さんなどの多くのスタッフに助けていただきながら治療をすすめてきました。正直、初めての入院患者さん、初めての外来患者さんであり、とまどうことも多くありました。精神科医としては駆け出しの僕ですが、その中でも、毎日なるべく時間がある時に患者さんとお話するように、患者さんの訴えを聞くことができるように心がけています。日々の診療の中で、患者さんとの信頼関係を築くことができ、その中で処方薬の調整はもちろん、今後どのように生活するのか、患者さんやご家族と相談しながら主治医として可能な限り取り組んでまいりました。患者さんの多様さに驚かされることは多くありました。疾患の多様性はもちろんですが、生活背景も様々でした。
ご家族と絶縁状態の患者さん、
お仕事のストレスで精神疾患を発症した患者さん、
精神疾患を持ったまま出生し、病と向き合いながら生活している患者さんなど、それぞれの患者さんが、各々の人生を歩んでこられ、多くの苦労を経験されてきたお話を聞き、精神科での治療を通して、今後の人生が少しでも豊かになればと思って治療に取り組んでおります。

写真は、美ヶ原高原にある牛乳専科というお店のソフトクリームです。
コロナが比較的落ち着いた時期に観光しました。美味しかったので是非食べてください。濃厚なクリームはもちろんですが、コーンの部分までカリッとした食感でおいしく作られておりました。

精神科医師小野

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2022年新人研修~救命処置(BLS)の必要性・輸血~

こんにちは!新人看護師の中澤です。猛暑日が続き、熱中症警戒アラートが頻回に発令される日々の中、体調管理を怠らないよう努力しています。自分自身はもちろん、患者さんも脱水などに注意していきたい時期ですね。

さて、7月15日に行われた新人研修では、BLSについて学びました。
急変者の発見から心肺蘇生まで、ACLS(BLS:一次救命処置、ACLS:二次救命処置)への引継ぎなどを実際の状況を想定して行いました。人形を用いて胸骨圧迫の深さやスピード、強さをモニターでチェックしながら行うことで、適切な胸骨圧迫の感覚をつかむことができました。また、深さ5~6㎝・100∼120回/分で絶え間なく続けるには一人では厳しく、効果的な胸骨圧迫を行うには多くの人の協力が必要であり、発見時に助けを呼ぶことの重要性と繋がります。救急車やAEDの要請、医師への報告なども一つひとつ丁寧に焦らず、確実に行うことが大切であり、日々の勤務中から意識していきたいです。

 

実践練習の時は指導看護師のアドリブによる、突然の気管挿管などでプチパニックになる場面もありましたが、各々が自分のやるべき事を考え、行動することができていたと思います。実際の現場ではいつ何が起こるかわからないため、常に最悪の事態を想定して行動し、助けられる命を救いたいです。

 

私の勤務する精神科ではなかなか経験できない輸血の研修も行いました。普段から経験することの少ない技術だからこそ、このような機会を有意義な時間にできるよう努めました。輸血製剤と患者さんが一致しているかなどの、ダブルチェックの重要性を再確認できました。また手技についてもコツや注意点などのアドバイスをいただき、今後も定期的に手技の確認をして忘れないようにしたいです。

看護師 中澤

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2022新人研修~フィジカルアセスメントと倫理~

 こんにちは!4月から4階病棟の整形外科に配属となりました新人看護師の左近充です。

配属となり3か月が経ちました。以前よりも環境に慣れましたが、毎日走り回っている状況です。看護師は体力も必要だと身に沁みて感じるようになり、何かスポーツを始めようかと考えています!

 6月の新人研修について話していきたいと思います。
今回行った研修は、フィジカルアセスメントと身体拘束、外来についてです。
 フィジカルアセスメントの研修では、モデル人形を使い呼吸音の聴取や、血圧測定を実践しました。一人ずつ呼吸音の聴取を行ったのですが、肺の音が異常だということは分かっても、原因によって聴取される音も様々なため苦戦しました。
フィジカルアセスメントは観察の基本となる看護技術のため、今回学んだことを確かな技術として体得できるよう、臨床でも日々取り入れていきたいです。
 

身体拘束の研修では、患者役と看護師役に分かれて行いました。
私が、患者さん役となり、実際に身体拘束されて感じたことは、恥ずかしさや悲しさという感情でした。

 

もちろん患者さんの安全を守るためには必要な援助です。しかし、抑制をされる側はこのような感情を抱くことを看護師として知っていることが必要だと感じました。また、その辛さを知ったうえで、抑制の必要性を伝えられる看護師になりたいです。そして、患者さんの気持ちに寄り添った看護を行っていきたいです。 

新人看護師 左近充

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泣くな専攻医

 早くも入職して3ヶ月が経ちましたが、いまだに自分の名札の「整形外科医師」のプレートにドキッとしている整形外科専攻医1年目の伊藤です。

初期研修病院では整形外科がなく、漠然と自分は内科医になるものとぼんやり考えていましたが、気が付いたらあづみ病院整形外科の門を叩いていました。
整形外科領域の知識についてはずぶの素人と言っても過言ではない私にとって、4月からの3ヶ月はまさに五里霧中といった様相でした。手術一つをとっても、覆布(おいふ:医療現場で使用する青い布のこと)の掛け方や、糸の結び方、糸の切り方、全て基本の「き」から勉強を始める必要があります。
しかし、あづみ病院の整形外科には、各専門の先生がそろっていて、この安曇野の片田舎に(大変失礼なものいいですみません)これだけの専門医が集まっているのだろうと訝しがりたくなるような布陣です。
どこまでも無知無知な私に無限の知識と技術、愛情を注いでくれる諸先生方のおかげで、なんとかこの先頑張っていける気がしてきた・・そんな3ヶ月だったように思います。本当に贅沢な環境に、感謝の気持ちしかありません。

さて、あまり読書習慣のない私が、タイトルだけに惹かれて最近読んだ本があります。「泣くな研修医」という小説で、中山祐次郎先生という外科の先生が書かれた本です。最近はテレビドラマ化されていてご存知の方も多いかと思います。初期研修医が主人公の話ですが、「逃げるな新人外科医」「走れ外科医」と続編が続き、医学部を卒業したばかりの初期研修医「雨野」が、少しずつ成長していく様を描いています。
現役の医師が書いている本なのでかなりリアルに研修医、専攻医の生態が描かれており、読んでいて「あるある」と思うことばかりですので、医学生や研修医の先生方はイメトレのために読んでみるとよいかもしれません。
翻って自分の入職してからの姿を思い返すと、手術に入らせてもらっても手も足も出ず、外来で冷や汗と脂汗を流し、病棟で迷子になる・・。小説にしても全く売れなそうな生活を送っています。
自分のポンコツさを恨めしく思い、泣きたくなるような毎日ですが、いつか振り返ってみた時に、「あのポンコツがこんなにビッグになったぜ!」と胸を張れるように少しずつ自分のペースで成長していこうと思います。泣くな専攻医!

「泣くな研修医」おすすめです。

 伊藤槙太郎

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2022新人研修~心電図~

 今回のブログ担当は看護師の水野です。最近は雨が降る日が多くてジメジメした6月ですね。4月に入職してはや3か月、看護師としてはまだまだ未熟で研修をしながら頑張っている最中です。最近はペットのハムスターとたわむれたり、新しく買ったスケッチブックにイラストを描いて過ごしています。

 さて、今回は心電図についての研修を受けました。「心電図っていろんな波形があって、それを読み取っていくことが難しい…」と言うイメージがあって学生のころから苦手意識がありました。しかし、研修を受けてみて、教科書に載ってるような波形がそのまま当てはまるわけではなく、一人ひとりモニターの波形が違うことや、その波形によってどんな意味があるのか、そのときのどんな対応をしたらいいのかを学んだことで、研修を受ける前よりもちょこっと苦手意識がなくなりました。

 

 12誘導心電図では、お互いに電極を装着し合いました。
正しく波形を読み取るには、正しい順番や正しい位置を理解して装着することが大切と学んだのですが、この正しい位置が難しいんです。
何番目の肋骨の間につけるのか?
あれ、今触ってるのは何番目?
そんな感じです。
しかし、アドバイスをもらいながらなんとか装着することができました。

 

以上が今回の新人研修でした。やっぱり心電図は難しかったけれど、自分でわかる・できると楽しかったです。
今日の研修で学んだことを臨床でも活かしていけるようにしていきたいものです。

看護師 水野

 

 

 

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研修医としての生活が始まりました

 入職から二ヶ月が過ぎ、国試受験生として過去問をひたすらやっていた日々も遠くなりつつあります(そしてもちろん入れたはずの記憶もだんだん抜けて……)。

 二週間のオリエンテーションの後に右も左も分からず配属された血液内科では、病棟にいる患者さんごとに状態を日々評価し、それについてのフィードバックをもらう形で研修しておりました。「ここも見た?」と気にも留めていなかった所からの指摘もたくさん頂きました。そしてもちろん、カルテの書き方、薬のオーダーの出し方や上級医へのコンサルといったような、病棟管理や内科といった枠に収まらない、「立ち回り」の面からの指導もありました。今後もこの経験を活かしていけるよう精進して参りたいと思います。
 そのような業務にあたるうちに慣れない電子カルテも少しだけ扱えるようになり、五月からは日当直も始まりました。いまだに一人で問診を取らせて貰う時には右往左往していますが……。こちらは今後の課題です。上級医の先生の診察を目の前で見て学んでいく所存であります。

 一方私生活の面ですが、コロナ禍の下で外食があまり出来ないこともあり自炊を始めました。初めての一人暮らしでこちらも慣れないことばかりではありますが、休日の前の日に少し手の込んだ料理を作ることも今の楽しみの一つです。

▶初めて自作したアヒージョもどき。こんなんでも今の僕にはレベルが高かった……。

毎日見える北アルプスも雪景色から緑が見えるようになり、入職前から楽しみにしていた登山のシーズンが近づいてきているのを目と肌で感じています。
▶4月末の病院の屋上より。真ん中の方に鹿島槍ヶ岳が見えています。個人的には麓の緑との対照で一番山が見ごろな時期だと思います。

一年目研修医 高野 烈

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研修1年目~春~

 1年目研修医の有阪です。
信大の学生実習でお世話になったあづみ病院にて初期研修をさせていただくこととなり、身が引き締まる思いです。何卒よろしくお願いいたします。

 当院の初期研修医は、院内外の施設や外来を4月初めの2週間で見学させていただき、その後内科での半年間(4診療科を6週間ずつ)の研修、という流れで毎年研修をスタートしています。
電子カルテの使い方を覚えることが、この時期に最も大事なことだとも言われています。医師になると、薬の処方、どの検査を指示するかなど学生より出来ることが増えますが、使い方を教わらないとわかりづらい所も多くあります。2年目の研修医の先生方や医療情報部の方などが、詳しく実用的なところまで教えてくださったおかげで、今ではスムーズに使えるようになりました。

 内科研修では、今月まで呼吸器内科をまわらせていただいておりました。入院中の患者さんの呼吸器の症状だけでなく、おなかの調子がおかしい、むくみなど全身の様々な症状について診察させていただきました。症状の変化を指導医の先生にお伝えし、相談しながら治療方針を決めています。車で訪問診療をされる先生の同行もさせていただきました。病院の外では検査機器もなく、身体診察や問診でできる範囲で健康状態を判断するので、診察の重要性をあらためて痛感しました。
 こちらの写真は4月の院内外の施設見学の際に、信州が初めての先生への案内にと訪れた松本城、白馬スキージャンプ台の写真です。

 
信大在学中に松本城でサークルの花見を行ったことが早くも昔のようです。ジャンプ台は雪がなくても滑ってみたくなるような壮大さに魅了され、冬の様子もその目に収めたいと思っています。

初期研修医1年 有阪

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たすきがけ研修について

 私はいわゆるたすきがけプログラムを利用して、1年目に大学病院、2年目にあづみ病院での研修を選択しました。精神科志望者として参考になればと思い、以下にその感想を記します。
 大学病院では、commonな疾患よりはrareかつcriticalな疾患をもつ患者さんたちが集まり、それに対応するための医療体制が整えられています。研修医の学ぶべき知識、積むべき研鑽もそれに応じたものになります。そのなかで科によっては学会発表や論文作成の機会も与えていただき、アカデミックな世界を垣間見ることができました。診療の基礎を学べる科としては、放射線科と麻酔科の研修が何科の志望者にもオススメできます。特に放射線科で1日中画像とにらめっこする経験は、他では得難いものでした。
また、私は公衆衛生に関心があり、空き時間に教室の門を叩いてみたところ、貴重なデータを提供していただいたり、学会にお誘いいただいたりと歓迎していただけました。市中病院で公衆衛生にコミットできるのは、かなり限られた環境になると思いますので、大学の地の利を享受できたことに対し感謝しています。
大学での研修で他に挙げられるメリットとしては、各科に恩師が増えるのも良い点でしょう。大学院進学を考えていて大学勤務が続くとすれば大いに助けられることもあろうかと思います。
あづみ病院に来させていただいて2ヶ月経ちますが、大学との一番の違いは救急外来での当直です。自分で検査と診断を考えるプロセスに、昨年とは違った種類の責任感が芽生え、目を通す参考書のメニューも変わりました。当院では立地柄、深夜の救急車受け入れ台数は比較的少ないため、自分のメンタルヘルスを保持しながら、救急対応の基本を身に付けることができます。週1回の日当直を通して、それを身に付けるのが私の当面の目標の一つになりました。
 これについて補足としては、信大では初期研修医は基本的には救急ローテ期間しか当直に入りません。そのため研修から離脱してしまうリスクを低く抑えられることがあります。慣れない当直で睡眠を中断される経験は、個人差や施設差はあるにせよ、初期研修で最も大きな負荷であることは間違いないでしょう。一般的に夜勤が睡眠障害や不安障害を発症するリスクとなることには睡眠医学上の多くのエビデンスが存在します。1年毎に自分に合った施設に異動でき、そういったリスクを分散・最小化できるのは、長期的にみて利点だと思います(一方でスタートダッシュこそ大事という意見もあるでしょうが)。
 このように私は、今のところたすきがけ研修に大きな不満なく過ごせており、あづみ病院を研修先に選んで良かったと思っています。また志望科の精神科については、症例検討会が毎週開催され、精神科に興味があれば研修期間外でも参加可能となっており、年間を通して勉強を続けることができます。肩肘張らず質問等しやすい雰囲気で行われるので、実習・研修中に参加されてみてはいかがでしょうか?


ネット通販での注文を院内のファミマ受け取りにすると毎日不便しません

産業医主体の学会で参加者も多く非常に活気がありました

初期研修医 1年目 山田

 

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2022新人研修〜輸液ポンプ・シリンジポンプ操作、静脈血採血〜

こんにちは!
 4月から新人看護師になりました清水です。私は社会人になって親元を離れての一人暮らしが始まり、寂しい毎日を送っています。ですが、自分が目指した夢を今叶えることができているため、親に心配をかけないよう、親孝行ができるよう一生懸命頑張りたいと思います。


 さて、48日の新人研修では輸液ポンプ、シリンジポンプ操作、静脈血採血の研修を行いました。これらは看護師には必要不可欠な医療行為のため、みんな身を引き締めて研修を行っているようでした。

 

輸液ポンプの研修は、1人が手順を読み上げ、もう1人が実践するという形式で行われました。操作方法を間違えるとエラー音が鳴り、エラーが起こっていることを知らせてくれますが、その対処方法を知っていないと、患者さんを不安にさせてしまったり、事故にも繋がり兼ねないため、確実に行えるようにしっかりと手順に沿って操作を行わなければならないと感じました。


 また、研修の中で1番心配であった静脈血採血も行いました。人形での採血練習は行なったことがありましたが、実際に人間では行なったことがなかったため、前日から上手にできるかな、大丈夫かな、ととても心配でした。先輩看護師に教わりながら採血を行いましたが、手元に集中するのに精一杯となってしまい、周りを見ることが困難でした。どうしたら患者さんの苦痛を最小限にできるのか、これは看護師にかかっていると思います。採血をする側もされる側も緊張しますが、手技を間違えずに行うことに加え、不安を取り除く声掛けが患者さんとの信頼関係に繋がるのだと感じました。

 
 今回経験したことをもとに技術を磨いていき、安心・安全に看護を提供できるように頑張りたいと思います。

 

看護師 清水

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2022新人研修はじまりました。

 4月4日から本格的な新人研修が始まりました。
この4月入職した職員で、1年間研修の様子を更新していきます。

さて、医療安全や医療事故についての講義は学生時代にも受けましたが、入職後改めて講義を受けてみると1人の医療従事者として、患者さんに対しての処置や記録一つひとつに責任を持って行わなければならないという気持ちになりました。また、座学だけではなくアンプルカットやプライミングなどの実技に関しても研修がありました。この先病棟で使う技術なので、危険がないように注意しながら行いました。実技の練習もして、看護師になったのだと実感が湧き、気が引き締まりました。

 また、アイスブレイクのグループワークも行い、最初は挨拶程度でしか話さなかった同期のスタッフとも気軽に話せるようになりました。
これから働いていく上で同期の存在は心の支えや頑張る原動力になると思うので大切にしていきたいなと感じました。 


そして研修2日目の5日は、感染について研修を受けました。病棟の患者さんに感染を広げないようにすることは勿論、自分自身を守るためにも清潔と不潔を区別することは重要だと思いました。

入職したばかりでまだまだ至らない点は沢山ありますが、看護師として少しでも早く患者さんのお役に立てるよう頑張っていきます!    

新人看護師 籠田真輝

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初期研修2年間を振り返って

あづみ病院で初期研修をさせていただきました保川信です。
あづみ病院での2年間の初期研修が先日修了しました。初期研修では多くの科を回らせていただき大変勉強になりました。精神科研修と白馬診療所での地域研修が特に印象に残りました。

2月・3月の2か月間は、白馬診療所での研修でした。
1月30日に白馬に到着したのですが、すごく寒かったことを覚えています。最初は寒さに慣れず大変でしたが徐々に慣れていきました。
研修内容としては外来を主に診させていただきました。スキー外傷の方が多く、骨折や脱臼の初期対応を学ばせていただきました。上腕骨の脱臼骨折が特に印象的でした。今後、医師として通用するよう努力していきたいと感じました。白馬での研修をさせていただきありがとうございました。
また、白馬村は、飲食店・旅館・ホテル・スキー用具店・コンビニエンスストア・その他多くの地域の方が、スキーやスノーボードなどのスキ産業に支えられて、コロナ禍で制限が多く難しい時期ですが、白馬村の多くの方の観光業で生活が成立していると感じました。岩岳では学生スキー大会がありましたが、無事大会ができて嬉しく感じております。

大学病院の研修では、いくつかの科を回らせていただきそれらも大変勉強になりました。また、コロナが始まったばかりの時期に初期研修が始まり研修内容の一部が変更となりました。例年よりは充実した研修にする事は難しかったと研修担当の方はおっしゃっていましたが、それでも充実した研修をする事ができたと感じております。これまでの経験を今後の診療に活かしていきたいです。
初期研修では多くの方、先生方にご指導いただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。

保川 信

スタッフブログ

医師臨床研修修了式を開催しました!

こんにちは。
臨床研修管理委員会事務局です。
先日、研修医の浅沼先生、丸山先生、保川先生3名の修了式が開催されましたのでご報告させていただきます。
2年間の研修はコロナ真っ只中となってしまいましたが、先生方からは「充実した研修ができた」と嬉しいお言葉をいただきました。
今後はそれぞれの道を歩まれますが、当院での2年間の研修や、指導してくださった先生方、ともに切磋琢磨した仲間のことをどこかで思い出していただけたら嬉しく思います。そして、いつかまたともに働ける日が来ることを願っております。
浅沼先生、丸山先生、保川先生、ご卒業おめでとうございます。

臨床研修管理委員会事務局

フレッシュナースブログ

2021新人研修~1年間の振り返り・事例発表会・1年目修了式~

 こんにちは!暖かい日も増えて春らしくなってきましたね!暖かくなると気持ちもほんわかしてきます。食べることが好きな私は、おいしいものを探して食べるのが楽しみになって体が重くなってきてしまいました(汗)運動するには良い季節になってきたので、体を動かしていきたいな~なんて思っています。
 さて、3月3日に新人看護師1年目の最後の研修が行われました。今回は、目標の振り返りと各新人看護師が1年を通して心に残った看護についての事例発表会を行いました。

 目標の振り返りでは、1月から3月の個人目標とグループ目標の両方について、どのくらい目標を達成できたか振り返りをしました。さらに、今年度1年を振り返り4月から始まる2年目に向けて自分たちに何が必要なのかを考えました。今は新人看護師として、技術や知識を身につけるために必死な毎日ですが、4月からは周囲の状況を見ながら臨機応変に対応する力がさらに求められてくるので、周囲を見る力や知識や技術の定着を目標にしていきたいという2年目に向けた目標ができました。4月から先輩になるのか…と不安もありますが、自覚を持って楽しく頑張っていきたいと思っています。

 

 事例発表会では、それぞれの新人看護師が心に残った事例について発表しました。人前で発表するのが久しぶりで、とても緊張しました。所属部署が違うと、患者さんの特徴や疾患も大きく異なり、看護の幅の広さを改めて実感しました。うまくいったことばかりではなく、うまくいかずに悩んだ経験こそ印象に残り、今後の自分たちの看護に活きてくるのではないかと感じました。複数の患者さんと関わる中で、1人の患者さんとじっくり向き合うことは学生の時ほどできていないのが現実ですが、それぞれの患者さんに合った看護についてもっともっと考えていきたいと思いました。

 

 最後に1年目の修了式が行われ、記念品と去年4月に書いた「1年後の自分へ」という手紙をもらいました。ドキドキでいっぱい、新しいことだらけだった4月からちょこっとだけ成長できているのかな、と手紙を読んで感じました。1年目の経験を力にして2年目も頑張ります!

精神科1階 西澤