精神科ブログ

平成27年 忘年会 

 
精神科の雨宮です。 ブログ更新をしばらく行っていなかったのですが再開します。
平成27年12月某日 大町某所で北アルプス医療センターあづみ病院の忘年会が、池田町某所でこころのホスピタルの歓送迎会が開かれました。
残すところ今年もあとわずかですが精一杯地域の力になれるように頑張っていきます。

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佐久大学からの看護実習

 昨年に引き続き佐久大学の看護学部の学生さんが2週間ほど実習に来てくれています。
 もれなく教官もついてきます。
遠方なので学生さんは過去の職員寮、グループホームを改造した宿舎に合宿状態です。
 スタッフも大変ですが、張りあいになりますね。

ご協力いただける患者さんの担当になっていただきますが、他の科とは違って患者さんも気を使ってくれません。
患者さんとのコミュニケーションに苦労したりさまざまなことを経験していただきます。
またレクリエーションも担当してもらいます。
多職種でワイワイとやっている雰囲気も感じていただき、精神障害への偏見が少しでもなくなればと思います。
縁があれば将来一緒にはたらけるといいですね。

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実習の感想

信州大学 アドクリ 富田先生の感想文です。 

 「今回の精神科実習は4週間という短い期間でしたが、病棟・外来・往診をはじめ、各勉強会やデイケアへの参加をとおして、多くの経験をさせてもらいました。
精神科ならではと一番感じたのが朝会です。毎朝、精神科に関わるスタッフが集まって、入院患者の容体や外来の予定、在宅等の情報を共有しています。精神科においては、退院が治療の終わりではなく、その後のサポートも重要な役目の一つなのだと感じさせられました
また、初診の外来患者さんの問診をとらせて頂いたのですが、予想以上に難しく緊張感をもって取り組むことができました。どれだけ患者さんが自身の事を話してくれるかは医師の技量にかかっていて、それは一朝一夕で手に入るものではないと痛感しました。
その他に、摂食障害教室や断酒会の見学もさせてもらえました。患者さんのみならず、その家族や周りの人達がいかにして自分の現状と向き合っているのか、どのようなサポートが必要なのかを目にする事ができました。

最後に、先生方をはじめ精神科スタッフの皆様、手厚くご指導していただき本当にありがとうございました。」

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ぐりとぐら。

ボランティアさんの絵本読み聞かせ・・。
本日は「ぐりとぐら」


 

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第3回不登校を考える県民の集い

樋端です。
あがたのもり文化会館で開催された不登校を考える県民の集いに相談と座談会のアドバイザーとして参加してきました。
最近外来でも不登校の相談を受けることが多いのですが、不登校への対応は多くの人が関わってはじめてできます。
各地に支援団体が増えてきているのも心強いですね。

不登校の背景にある発達障害や気分障害、統合失調症、情緒障害などの診たてと手だて。
家族や学校の支援。小中高、それ以降の長期間を見すえた継続的な支援。
などなど不登校支援において医療の果たす役割は実は大きいと感じました。 

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デイケアバザーのお知らせです!!

 ★日時:127日金曜日

      10時~14(売り切れ次第終了)

 

★場所:安曇総合病院正面玄関前

 デイケア・ショートケア・ナイトケアの利用者が心をこめて作りました!!

  すべて手作りです!!

クリスマスリース、アクリルたわし、手芸品、ヘアアクセサリーなど

 

            【クリスマスリース】


      【お弁当袋】


【リボン】

 年に一度のバザーです!!この機会をお見逃しなく!!

  デイケア利用者一同、お待ちしています.

 

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昼下がりの屋上庭園。

昼下がりの屋上。
休憩するスタッフや患者さん。
屋上農園の夏野菜はおわって、白菜なども植えられています。


 

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クロザピン

クロザピン(商品名クロザリル®)という薬をご存知でしょうか?
「治療抵抗性統合失調症治療薬」簡単に言うと、通常使われる薬で効果が十分でなかったり、副作用が強く出たりする場合に使用することができます。
「最初から使えばいいじゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、副作用がネックとなっています。
代表的なものが感染症にかかりやすくなる無顆粒球症で、死亡例も報告されています。この無顆粒球症が問題となり、世界的に販売が中止となったこともありました。
それでも、他の薬は何を使っても効果が出ないのに、クロザピンだけは効果が認められた、という事例が見直され、ならば他の薬が効かなかったりして困っている患者さんに限り、モニタリングサービスに登録し血液内科医や糖尿病専門医と連携をとりながら検査を頻回に行って副作用対策をしっかり行う、という条件で日本でも使用が認められました。2009年のことです。
そういった副作用の心配はありますが、手が震える、歩きにくくなるなどの錐体外路症状は従来の抗精神病薬より少ないと言われています。
遅ればせながら、安曇総合病院でも昨年から使用を開始しました。これまでに長野県内で使用された8人のうち6名の安曇総合病院の患者さんです。うち白血球の減少がみられ、投与を中止せざるをえなかった1例も実際にあります。
一方で、今まで従来の治療薬では難渋していた患者さんのご家族の方。クロザピンを使い始める時も不安そうでした。
今ではその患者さんの症状もだいぶ落ち着き、その方が笑顔で話される姿が印象的です。
ご質問等ありましたら、医師・薬剤師にどうぞ。話だけでももっと詳しく聞いてみたい、ということでも結構です。

(薬剤師 池川)
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養護教諭を目指す学生さんが見学に見えました。

養護教諭をめざす学生さんが自分で直接探して申し込んで安曇総合病院に見学にみえました。
養護教諭になるには教育学部から、看護大学からなどいろいろあるそうですが、医療系でなければ医療現場をあまり知らないまま学校現場における医療代表となってしまうことになります。
健康教育、健康管理、思春期の不登校の子の対応や教職員の健康管理(メンタル面も)などその役割は今後ますます大きくなっています。
思春期の患者さんへの対応では養護教諭と連携をとりながら対応していくことも増えています。
病院見学の他に、精神科の外来も見学していただいたが、様々な患者さんに対して多職種でよろず相談の対応をしている雰囲気なども感じてもらえたでしょうか。
一方、医療の側も教育の現場にでかけてることも大切ですね・・・。
そういう意味では学校登山への付き添いなども貴重な機会になっています。

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信大アドクリ学生。

 今年も信大のアドクリ(選択実習)の医学生が安曇総合病院精神科に来てくれています。
一人目の諏訪先生は3週間の実習でした。

「安曇総合病院精神科では、豊富な症例に触れることが出来、個々の症例はそれぞれ抽象化され得ないと考えられる精神疾患においては、より多くの症例に触れることが大切で、本実習では大変勉強になることが多く、数多ある選択肢の中で選んでよかった、と思える実習が出来ました。ありがとうございました。」
信州大学医学部6年 諏訪学
精神科が気になったら初期や後期の研修でまた来てくださいね。

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夏の収穫

 
野菜のプロマイド

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JSPN参加

数名の医師でパシフィコ横浜で開催されたJSPN=日本精神神経学会 に参加。
今年は発表はなし。

 

摂食障害〜アルコール依存症〜発達障害〜精神病〜
などの診断治療に関する知見やノウハウをかっさらってきました。
先達のレクチャーを聞いたり、全国の同業者の知己と会えるのも楽しみの一つ。

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信州精神医療交流会

平成25年2月23日にヴィレッジ安曇野で恒例の信州精神医療交流会が開催されました。
今回は元信州大学の助教授、現在は「いのちの森クリニック」でさまざまな相談にのっておられる巽信夫先生がスピーカーでした。

(大先輩の巽先生と金松先生のお二人)
社会、家族、当事者の機能不全。
生命の醸成する場の大切さ。その土壌をつくること。
バーチャルな世界から自然の中の生き物としての人間にもどることの必要性。
そして精神医療の根底を流れる「全人性」の視点が強調されていました。
ベテラン精神科医が、どういう境地に到達していくのかがかいま見られました。

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るえか式心理教育実践セミナー

 ディケアや就労支援、家族会、地域とのコラボで先進的な千葉県流山市の「ひだクリニック」で開催された第6回るえか式心理教育実践セミナーにメンタルケアセンターのスタッフ4人とドクター1人で参加してきました。
当事者をエンパワメントし、リカバリーをめざす心理教育のあり方やピアの活用などを学びました。

ひだクリニック。ディケアでは90以上の当事者主体のプログラムがある。

幻聴と薬の効果の実演。これは使えそう。

ディナイトケアの就労支援プログラムの模擬会社です。
電話の取次や資料の作成などを請け負っています。

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新人歓迎会

家族亭龍門を借りきっての精神科部門の歓迎会
家族亭だけに子どもづれも何組か・・・。

今年の新人はどの職種も期待できそうです・・・。
幹事(各職種の2年目が担当)のたくさん出席してもらえるような心配りも光りました。