WOCNブログ

次年度のメンバー

 28年度も残りわずかになってきました。

私は、褥瘡対策委員会、排尿ケアチーム、CSTの運営に関わっているので、毎年この時期は、「今度、褥瘡対策委員になりましたのでよろしくお願いします」とか「希望をしたのですが、他にも希望者がいてダメでした」とか「勉強がしたくて立候補したんです」などと、
声を掛けてくれるスタッフがいます。
院内にはたくさんの委員会やチーム、役割(チームリーダーやプリセプターナースなど)が存在し、通常の業務以外にも求められることが多いのが現状です。
認定看護師として組織横断的な活動をしていますが、それぞれの病棟に核となってくれるメンバーが存在しているおかげで、認定の活動ができるといっても過言ではありません。
それぞれが各部署で、リーダーシップを発揮し、チームとしての機能が向上するようサポートするのも重要な役目であり、後に続いてくれる人材を育てなければ。。。と考えている今日この頃なのです。
 
*諏訪大社の布橋、橋を歩くと違う世界に迷い込んだような感じでした。
いつもありがとうございます。    WOCN ふりはた
 
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Gift(贈り物・才能)

 先月、長野で開催されたセミナー「一歩先ゆく知的スキンケア~透析のかゆみからあなたの美白まで~」に参加しました。

血液透析に係わる医師やコメディカル向けのセミナーで、講師は安部先生です。
血液透析患者さんの痒みの発現には、複数の因子が関与していると考えられていますが、決定的な因子は特定されていません。
内服薬の効果もありますが、日頃のスキンケアも重要です。
先生も、ドライスキンの状態が続くと、痒みの神経が表皮まで伸びてくるために、少しの刺激で痒みが出現とすると講義されていました。
 
セミナーで1番印象に残っていたのは、先生がとても丁寧に深々とお辞儀をしていたこと。
(内容はいつでも最高なので。。。)
有料から無料、県内外のセミナーに参加し、多くのことを勉強させてもらっていますが、
「参加したことを後悔したり、反面教師にしよう。」と思うセミナーもたまにはあります。
今回は先生のお辞儀を見て「セミナーはGift!」と感じました。
贈る立場では、相手のことを想う気持ち(何が欲しいのかとか、喜んでもらいたいとか)が働き、貰う立場では、お金では買えない物をもらえるなんて、これ以上のGiftはありません。
そして、安部先生のスキルもGift(才能)なのだと思いました。。。
規模に関わらず、学習会全てがGiftだと考えると、私も更に真剣に考えないといけませんね。
 
*パーキングから撮影した諏訪湖。
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
 
フレッシュナースブログ

こんにちは。3階病棟の佐原、佐々木、花岡です。

 今回は最後の新人研修になるので、1年間の総括をする機会となりました。4月から新人看護師として患者さんと関わり、困難な状況から学んだ事や気づいた事を各病棟のプリセプターや師長が見守る中で発表しました。一人ひとり印象に残った患者さんとの関わりを発表していましたが、まるで自分のことのように感じられるようになったのは看護師として少しずつ成長している証だと感じました。

 今年度の新人研修のブログはこれで最後になりますが、今日学んだことを、日々の看護に活かし、2年目の看護師として再スタートしていきたいと思います。

 

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千里の道も一歩から!?

 院内感染対策研修「尿道カテーテルの適応と抜去後のフォローについて」に参加しました。

身体状況と病態を十分に評価し、適切な尿路管理を選択することが望まれることや、
留置することの合併症として、尿路感染・膀胱結石・尿道皮膚ろうがあることなどの講義がありました。
先日参加した学会のワークショップで、カテーテル留置の理由として、
日常生活動作低下により離床が不良である・全身状態悪化を挙げるスタッフを散見するとの発表を聞き、どこも同じ状況なのだと感じました。
先進的に取り組んでいる病院だったので、殆どのスタッフは理解できていると思いますが、
周知徹底するには時間がかかるということがよく分かります。
カテーテル使用率が下がり、早期にカテーテルを抜去するという原則を徹底するために、間歇導尿管理の習得と、残尿測定のためのツールの整備が有効であったとのこと。
当院でも参考にさせて頂こうと思います。
カテーテルは早期に抜去する方が良いことや合併症については、看護師ならば誰でも理解できていることなのですが、医師の指示により留置している場合もあり、
簡単にはいきません。
カンファレンスで留置の必要性について取り上げられる日が来るように、
チームでしっかりと取り組みたい気持ちが強くなりました。
まずは、リンクナースの指導から。。。
「千里の道も一歩から」ですね。
 
*学会場のホテルで撮影。名古屋なので京都風(お内裏様が向って右側)ですね。
いつもありがとうございます。   WOCNふりはた
 
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立ち見でも聞きたいっ!

 先日参加した学会で、久しぶりに立ち見でセミナーを聞きました。

安藤WOCNが講師の「ベテランはストーマをこのように観察している」
研修中にも講義を受け、印象に残っている講師の一人なので楽しみにしていました。
 
仰臥位から座位になった際の腹壁の変化や、ストーマ旁ヘルニアの変化などを動画で見ましたが、漏れる原因が良く分からない場合など、参考になったことと思います。
体位の変化に伴い、腹壁の状態が大きく変わるオストメイトもいらっしゃるため、常にいろんな状態を考えて装具選択をすることが大切なのです。
漏れない管理は鉄則ですが、漏れた時のアセスメントをきちんと行うことで、次へ活かすことができるので、疎かにしないように心がけています。
ルーペを使い皮膚状態を観察することで、肉眼的に分からない皮膚トラブルを早期に発見できることもあるため、安藤WOCNは常に使用しているそうです。
患者さんも「しっかり見てもらっている。」と満足度も高くなるそうなので、一石二鳥ですね。
創傷では私も使用することがありますが、これからはもっと色々な場面で使用してみよう思います。
内容も伝え方も「さすが」と唸らせるようなセミナーは、立ち見になることを覚悟しないといけませんね。
 
*名古屋飯、美味しいものばかりです。
いつもありがとうございます。    WOCN ふりはた
 
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クイック レスポンス 

 今月上旬、メーカー主催のセミナーに参加しました。

看護理工学分野の研究員さんの講演が聞きたかったのが最大の理由です。
当院は標準マットレスに、完全防水カバータイプの物を使用しています。
現在は、一般科病棟のみで使用していますが、いずれ他の場所でも使用したいと考え、
申請を上げている最中。。。
完全防水カバーというと、「蒸れるのではないか」とか、「かえって不快なのではないか」と
思われがちですが使用している患者さん達からは好評です。
以前使用していたマットレスでは、「お尻が痛い。」といったご意見を頂きましたが、
現在は無くなり交換して良かったと実感しています。
マットレスを選択する上で衛生管理は重要ですが、完全防水マットレスに付着した汚れは清拭消毒ができるため感染対策にも有効です。
セミナーでも、マットレスの種類によって汚染がどこまで進行するか、動画で見ることができとても参考になりました。
認定看護師の役割のひとつに、中間ユーザーとしての役割があり、日頃から営業担当者に作って欲しい製品や、改良して欲しいところなどお願いをしています。
セミナーアンケートにも要望を記載する欄があるため、今回も作って欲しい製品を書きました。
すぐに担当者から連絡が入り、現在試作品を作っているとのことで実物を見せて頂き、
またまた細かくお願いをしてしまいました。
要望から製品化まで、短時間で行ってしまうメーカーの努力に脱帽したばかりでしたが、(12月に発売された製品の件で)今回も意見を取り上げて頂き、とても嬉しく思っています。
「クイック レスポンス」見習いたいですね。
 
*セミナー会場のまつもと市民芸術館。
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
 
フレッシュナースブログ

こんにちは。こころのホスピタル2階病棟の伊藤、上川、堀内です。

 今回の研修では、退院支援と在宅医療について学びました。

退院支援では、自宅へ退院するにあたり患者さんの困っていることをあげて看護師ができることについてグループディスカッションを行いました。入院された時から退院を見据えて関わっていくことが大事だと学びました。
在宅医療では、大北地域の高齢化率が全国の高齢化率を大きく上回っていることが分かりました。高齢者が増加してきたことにより、在宅サービスの必要性が高まっているので地域と医療の架け橋になれるように学びを深めていきたいと思いました。
 
指導医・研修医ブログ

1年次初期研修医紹介(あづみ病院独自プログラム)

はじめまして。
2016年4月より 初期研修医として入職いたしました増田智幸と申します。
本年度は研修医4名(常見先生、春原先生、松本先生、増田)で研修医ブログを担当させていただきます。よろしくお願いいたします。
最初の投稿なので、簡単ではありますが自己紹介から。
私の出身は松本市でありまして、高校時代まで松本で生活しておりました。その後は長野県を離れ東北の山形大学にて6年間医学を学び、卒業後再び長野県内に戻ってまいりました。
やはり長野県に流れている空気はいいものですね。心が落ち着きます。
この地で働けることに感謝の気持ちを抱いて、日々の診療に取り組んでまいる所存です。
また、学生時代は陸上競技部に所属していたので、これからも運動は継続していきたいと思います。地域の皆様の健康を支えるためにも、まずは自分の身体づくりから。心掛けたいものですね。
このブログを見ていただいている方の中にはおそらく医学生のみなさんもいらっしゃると思うので、「あづみ病院に研修に行きたい!」と思っていただけるように順次更新していきますのでお楽しみに。
最後になりますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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1年次初期研修医紹介(たすきがけプログラム)

はじめまして。
この春よりあづみ病院で初期研修医として働かしていただいている松本有機と申します。
私は神奈川で生まれ育ち、 信州大学進学を機にこの信州の土地で生活が始まりました。最初は圧倒されたアルプスの山脈も、今ではすっかり日常の一部となりました。
趣味は音楽鑑賞で普段はピアノ曲を中心にいろいろ聞いております。
最後に、この恵まれた環境で医師としての第一歩が踏み出せるのは幸せなことだと感じております。大北地域の医療を一日でも早く支えることができるように一生懸命頑張ります。

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平成28年度初期臨床研修始動!

臨床研修管理委員会事務局です。
平成28年度は、あづみ病院の研修プログラムで3名(1年次2名、2年次1名)、信州大学医学部附属病院とのたすきがけプログラムで1名(1年次)の計4名の初期研修医が研修をおこなっています。 
1年次の3名の先生は、必修科目である内科から研修がスタートして約1か月が経ちました。病棟や診療協力部の見学、救急外来での研修等、院内の各部署のオリエンテーションも並行しておこなってきたため、徐々に病院になじんできたように感じています。
2年次の先生は、内科・選択必修科・救急の研修を終え、現在は小児科にて研修しています。2年目は選択期間が多く、先生の希望にあわせてプログラムを構築していく予定です。
今後、研修医の先生方にブログを更新していただく予定です。
また、事務局からもお知らせを随時更新していく予定ですので、ぜひご覧ください。

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1年次初期研修医紹介(あづみ病院独自プログラム)

平成28年3月に信州大学を卒業し、4月より初期研修医として北アルプス医療センターあづみ病院で研修をさせていただいている春原隆史です。
3月より新病棟が稼働していることから、美しくて機能的な病棟で気持ちよく研修させていただいています。新病棟から見える雄大な北アルプスの美しさには見るたびに心を打たれます。
指導医の先生方は優しく教育熱心で、コメディカルの方々はとても優しいので、ワークライフバランスの取れた充実した研修生活を送っております。

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1年が過ぎました。

 初期研修医としてここ安曇総合病院に来て1年が過ぎました。あっという間だったと思うこともあれば、ようやく1年かと思うところもあります。

振り返れば、早くから外来と病棟を並行して携わる市中病院型(?)のプログラムというものは私にとってすごくあっていたのだと思います。外来業務では、指導医にしっかり命綱を握ってもらってはいても、まずは自分一人でPatientの前に立ち、頭をギュンギュンに使って足りない知恵を振り絞って状況を打開していかなければならない場面に多々遭遇します。そういう場に身を置くことで知識・思考・手技はどんどん刷新し組み替えられ、研ぎ澄まされていくものだと感じました。
最後に、良くも悪くも度胸がついてきます。習うより慣れろ、状況はまず受け入れるのが肝心、そして辿り着くはジャマイカ精神(じゃ、まぁいいか By N先生)…なんちゃって。
 
浅妻
指導医・研修医ブログ

初めまして。研修医一年目の湯澤です。

  はじめまして。今年から研修医として入職いたしました湯澤です。同期の浅妻先生と一緒に一年目の日常や研修の内容について紹介していくことになると思います。よろしくお願いいたします。


 我々研修医一年生は、四月より安曇総合病院の常勤医の末席に加わりましたが、入職の時点では安曇総合病院がどんな病院か、朧気ながらにしか把握しておりませんでした。
 曰く、312床(うち90床は精神科)の地域医療を支える安曇野市の北部にある農協の病院で、標榜診療科は20で、医局は管理棟にあって……といった具合にすらすら言えるはずもなく、電子カルテの入力、指示箋の出し方といった手続きの仕組みから診察した患者さんをどうやって検査に送り出し、またどうやって結果を説明するかといった仕事の流れまで、学生時代になんとなく眺めていたことも自分でやらなければいけませんでした。

 研修プログラムによると、研修医一年目の四月の午前は内科外来で初診の医療面接とアナムネーゼ取得の実践、午後は院内の様々な部門にお邪魔して見学ということになっています。そのスケジュールを約二週間過ごしたところで、自分の四月の目標を「病院に馴染むこと」に設定しました。

 もう四月もそろそろ終わりになり、その目標が達成できたのかかなり怪しいところではありますが、初診外来+部門見学はお終いになり、四月の第五週からはいよいよ指導医の先生について病棟業務に入ります。
 
 国試の対策に明け暮れていたせいで頭でっかちになっていそうというのが正直なところですが、日々精進していきます。
 
指導医・研修医ブログ

こんにちは研修医の雨宮です。

 715日に東京のビックサイトで開かれたレジナビフェア2012in東京という医学生向けの病院就職説明会に行って参りました。当、安曇総合病院からは院長、人事課長、研修担当事務と研修医佐野先生の計5名で参加しました。

私の出身大学が関東にあることもあり母校の後輩に働きかけたこともあり10名を超える学生さんがブースに話を聞きに来てくださいました。長野県全体では某有名研修病院を除いてあまり来訪者がいない中、賑わいをみせる事が出来たのではないかと思います。

また現在当院の精神科で短期間研修をされている北信総合病院の研修医久保田先生との協力で多くの学生さんが当院らに興味を持って頂けたのではないかと思います。キーワードは『スキー・スノボ』でした。『スキー・スノーボードが出来る研修病院は安曇総合病院と北信総合病院』との触れ込みで勧誘を行いました。

来年度への課題としましては各大学の山岳部やスキー部、スノーボード部あてに病院の資料等を送るといった対策をとるように提案しました。それともうひとつは研修中断されていた方などの『研修再開』などが次年度以降の勧誘戦略にしていきたいと思います。

レジナビの前後3日間は母校の後輩や都内にいる2年目の研修医や予備校生などへ盛んに勧誘会を開いておりました。


雨宮

指導医・研修医ブログ

こんにちは研修医佐野です。

 714日に松代ロイヤルホテルで行われた第69回長野県農村医学会総会にポスター発表をして参りました。第3会場でのサテライトセッションでの発表でした。初めての発表だったので緊張しましたが、座長の石津先生には大変お世話になり勉強になりました。

研修医の先生方には脊髄の図の作成などに尽力していただきました。

佐野