WOCNブログ

私にとっての今年の漢字

2017年を表す漢字は「北」が選ばれました。
「2人の人が背を向けている」象形から「そむく・逃げる」を意味する「北」という漢字になったのだとか。

北アルプスを毎日見ているため、私のとっての北は、断然「北アルプスの北」
特に、雪化粧を施した現在のアルプスが1番好きです。

私の1年を表す漢字は、「迷」が迷わず浮かびました。

大事なことほど即決することをモットーにしていますが、今年はそれができなかった1年でした。
「一難去ってまた一難。。。」ということの連続。
未だに色々と引きずっていますが、来年はもっと、前向きな漢字を選べるようにしたいですね。

いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた

(次回は公開講座について投稿します。)

フレッシュナースブログ

新人研修 こころのホスピタル2階病棟 有川 北林 小山

 こんにちは、入職して8か月がたちました。本日は自身の看護の振り返りとソーシャルワーカーさんとケアマネージャーさんにご講義いただきました。
振り返りでは、業務には慣れてきたものの、できることが増えた分忙しさから患者さんへの対応がおろそかになってしまうことがあるという意見も出ました。今後部署ごとでも今の振り返りを活かしていきたいです。
講義では、在宅の視点から退院支援と介護保険制度について学びました。退院支援はどの部署でも重要であるため今後社会保険やサービスについて自身でも知識を身につけ、患者さんの退院を見据えた看護を実践できるようにしていきたいです。


 

 

 

 

 

 

精神科ブログ

救急外来カンファレンス

本日の救急外来カンファレンスは皮膚疾患をテーマに
症例は凍傷で演者は研修医小林先生

WOCNブログ

御礼

7日に開催した地域住民のための公開講座には、大勢の皆様にご参加頂き、
ありがとうございました。

17時30分開始というのは少し早いかもと感じていましたが、アンケートの結果
ちょうど良いというご意見が圧倒的に多かったので、今回も同じ時間にしました。
アンケートは一通り読みましたが、満足度は高く、理解もできたと記載されており
開催して本当に良かったと安堵しているところです。

翌日の天気は雪で、気温も上がらず寒い1日だったので、その点も良かったですね。
実は、1番心配していたのがお天気でした。。。

本当は11月開催予定でしたが、当院の都合により、先生には無理を言ってスケジュールを
調整して頂きました。
8日は始発の新幹線で東大へ、その後鹿児島、翌日大阪というハードスケジュール。
快く承諾して下さった先生には、本当に感謝しています。

「参加するつもりだったけれど、どうしても行かれなくなった。」と
わざわざ電話をくれた方も数名いらっしゃり、後日資料をお渡ししようと考えています。

アンケートには、当院の認定看護師の活用(研修や相談などで)をしたいかどうかという
質問も、初めて加えました。
未記入も数枚ありましたが、殆どが「はい」に丸印が付いていたため、
必ず、期待に応えられるようにしたいですね。
ありがたいことです。

講座に参加した方々が、多くの仲間に、今回の内容を伝えて下さることを願って。。。

いつもありがとうございます。
(あんなに満足度の高い研修ができるようになりたい)   WOCN  ふりはた

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いよいよ。。。

明日、安部先生の公開講座が開催されます。

今年も、地域包括支援センターや、介護保険事業所、訪問看護ステーションなどにも案内通知を発送し、新聞の折込広告(無料)でも告知しました。
ある新聞社から取材の依頼も来たので、準備はまずまずといったところでしょうか。

院外から参加して頂いた先着60名様には、(特典?として)
ガイドブック、保湿剤、ディスポータブルの介助グローブをお渡しする予定です。
資料と共に、参加できなかった同僚の方々と、回覧や使用をして頂けたら。。。と思っています。

明日が本当に楽しみ!!!

*南部鉄器製の招き猫。ペーパーウエイトです。

いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた

 

第38回公開講座のご案内

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意思決定を支援するということ

先日、看護協会主催の研修会「患者に寄り添う意思決定支援」に参加しました。
講師は岩手保健医療大学の清水先生。

日頃、私が意思決定に係わるのは、人工肛門を造設する患者さんへのオリエンテーションの時。
医師からの依頼でオリエンテーションを行いますが、
「人工肛門になる位なら死んだ方がいい。」とか「手術はしたくない。」ということを訴える患者さんがいらっしゃいます。
癌であることの告知よりも、人工肛門になるということの方がショックであり、
「頭の中が真っ白になった。」と。。。

私の役割は、人工肛門についての正しい知識を持って頂くこと。
間違った情報や知識で、不利益を受けないようにすることです。
そのために、具体的なイメージが沸くように注意していますが、ショックを受けた気持ちも受け止めるように心がけています。

先生の講義で、「説明する」だけではなく、「聞く」、「共感する」、「一緒に考える」、「意思決定を支援する」等により支援する。
「本人(ないし家族)が決める」と「合意を目指す」とは実質は同じ、
「本人が決める」とは丸投げすることではない、とありました。

自己満足ではなく、患者さんやご家族が「支援を受けている」と感じられるような、
支援を行いたいと考えています。
入院前から、患者さんが「もう必要ない」と思う日まで。

悪縁を切り良縁を結ぶと言われる安井金比羅宮の縁切り縁結び碑。
ご縁って不思議です。

いつもありがとうございます。   WOCN  ふりはた

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6年目の憂鬱

7月上旬に認定看護師の更新申請を行い、10月上旬に合格通知が届きました。
通知から待つこと1ヶ月以上。。。
ようやく認定証なども届きました。
これで正式に「更新できた」という実感が沸きます。

申請時に提出した書類は、活動時間を証明するものと、実践の内容を示すものとレポート。
レポートはデータで送り、盗用したものでないか、しっかり確認されます。
過去には盗用とみなされたケースもあるため、注意が必要なのです。

更新を終えた達成感よりも、2度目の更新に向け、アップグレードしなければ。。。という
プレッシャーの方が大きく、少し憂鬱です。

*合格通知が届いた頃、庭で見つけた六ツ葉のクローバー、花言葉は名誉。
WOCの神様が「頑張りなさい!」と言ってくれているような気がしました。
憂鬱なんて言っていられませんね、

いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた

精神科ブログ

救急外来カンファレンス

本日の救急外来カンファレンスは
症例は再発した気胸で演者は研修医増田先生

指導医・研修医ブログ

自然豊かです

あづみ病院の近くの山にはよく猿が出没します。いつもは親子でいるところを見かけるのですが、昨日は一頭のみ、ガードレールに座っていました。近くに寄っても逃げることもなくどっかりと座っていました。こんな自然豊かな山々に囲まれた病院です。

精神科ブログ

実習 2017年10月30日~11月22日

この一か月の実習期間中、患者さんとのコミュニケーションのあり方、対人スキルについて常に試されているような気持ちがしました。

毎日外来にて一人の方の予診をさせていただくという貴重な経験をしました。例えば主訴が同じ「意欲が出ない」でも、患者さんによってその表現方法や精神状態は異なります。

我々医療者は患者さんの表現をそのまま鵜呑みにするのではなく、殊精神科においては患者さんがそのような発言に至った精神状態へ深く思考を巡らせていく必要があると感じました。検体検査や画像検査から病変部位を特定できるわけではないということからも会話の重要性を感じ、意識して予診をするようにしました。今まで苦手意識を持っていた精神状態の表現方法(心気妄想、観念奔逸、妄想気分)を持つ患者さんに出会うことで、これらの違いについて学ぶこともできました。また、精神科以外の外来であまり気にすることがなかった患者さんの服装や話し方、アイコンタクトがとれるか、表情の変化など、予診の間に患者さんから得られうる情報量の多さに苦労したのも印象に残っています。その後の診察にも同席させていただき、先生方が患者さんと話す様子から問診の重要なポイント、鑑別に挙げるべき疾患やルールアウトの根拠、今後の方針などについても勉強させていただきました。どの先生も疑問を挙げた際に丁寧に答えていただき、得られるものが多かったです。

 また、当科では患者さんの生活の包括的なサポートのために様々な職業の医療スタッフが連携する場面に立ち会うことができました。外来での臨床心理士、ソーシャルワーカーを始め、病院近傍に位置する精神科デイケア・ショートケア施設に従事する方々は患者さんの社会福祉的な充実を目的として活動しているということがわかりました。チーム医療という言葉は医学部に入学してから幾度となく聞いた言葉であり自身でも理解しているつもりでしたが、この実習で更に理解が深まったと感じています。

 最後になりますが、精神科の先生方を始めとしてこの一か月お世話になりました皆様に厚く御礼申し上げます。今回の経験を活かしながら、学生生活を頑張っていこうと思います。

信州大学 前田梨穂子

精神科ブログ

救急外来カンファレンス

本日の救急外来カンファレンス。
症例は水中毒で演者は研修医春原先生

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実習 2017年10月2日~10月26日

精神科実習感想 (2017/10/2~10/26

 「今までの実習とは、きっと全然違う景色がみえてくるよ?」

私にこの病院での実習を進めてくださった先輩方が口をそろえておっしゃっていた言葉でした。今回が私にとって大学病院以外の病院での初めての長期実習だったこともあるかもしれませんが、今までの実習で気付きもしなかったことにたくさん気付かせてもらえた実習でした。この感想文ではその学びや気づきについて書いていければと思います。

実習では初診の患者さんの予診や、入院している担当患者さんの話を聞くことが主となり、メンタルケアセンターや支援会議を見学させていただいたり、症例検討会やカンファレンスに参加させていただきました。

実習で初診の患者さんの予診を取らせてもらう機会は他の病院ではなかなかないためいい経験になると噂にはきいていましたが、評判通りとてもよい勉強の機会を与えていただけたように思います。今までは診断が予めついた患者さんを受け持たせていただくことが多かったのですが、事前情報をカルテで確認し外来の看護師さんの印象や先生がたのアドバイスを参考に鑑別に必要な質問や取るべき所見を考えるのは、普段とは違った頭の使い方が必要で新鮮で難しくも今後につながるよい経験となりました。加えて予診の後に様々な先生方の診療の様子を見せていただいたことも、精神科では特に患者さんとの関わりが治療に直結することもあり貴重な体験でした。自分が予診で実際にお話しした患者さんと先生方がどんな風にお話ししていてどんな風に関係性を気付いていくのか、私がうまく聞き出せなかった情報を先生方がどんな文脈で・どんな言い回しで聞き出しているのかをみて次の予診や今後の自分の問診にどう活かしていくかを絶えず考えることができ少し成長できたように思います。見学しているうちに気づいたのは―巧みな話術で患者さんを鼓舞したり、あえて友人のような距離感で語りかけてみたり、逆に距離を置いて淡々とした態度をとったり、丁寧に患者さんの話を傾聴したり等と―様々なスタイルの先生が様々な関わり方をしていることに気づきました。自分の得意や苦手をみつめ、今後どのような診療スタイルが自分にあっているかについても今後考えていきたいです。

また、今まで実習で関わる機会がなかった介護・福祉関係の人たちの関わることができたのも良かったと思います。MSWさんに協力していただきつつ認知症疑いの患者さんの予診をとったり、介護認定の審査を見学させていただいたりを通して、通院が継続できる状態を維持したり、退院後の環境を整備したりと患者さんの普段の生活をよりよいものにするためには書類の整備や調査など複雑な手続き必要であることや私が思っているよりずっと多くの人たちが尽力していることが解りました。そして普段の実習では診察室でのお話しや入院時の患者さんの様子などといった病院で垣間見る患者さんの一面にばかり気をとられて、その人の仕事や生活、生きがいなど患者さん自身を見ていなかったことを痛感しました。今後は患者の症状や診断、急性期の治療に固執せず、緩解後や退院後の患者さんが穏やかに過ごすためにはどうすればよいかに目を向けていきたいです。

思い返せば実習中どうしようと困ったとき、やってみたいけど自信がもてないときなどにはいつもその場にいた病院スタッフの誰かが手を差し伸べ、相談にのってくださいました。至らない点ばかりの私が無事実習を終えることができ、たくさんのことを学ぶことができたのは一重に実習中お世話になった病院職員の皆様があってのことだと思います。この場を借りて簡単ではなりますが深謝申し上げます。

 この病院で過ごしたこと、そして得たものを忘れずによりよい医療者を目指し日々努力をつづけていきたいと思います。

                         信州大学5年生 山村 結衣

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私のお気に入り

昨年から、洗顔後はアルガンオイルを使用しています。
きっかけは、乾燥が目立ち、今までのケアでは「しわになる!」と危機感を感じたので。。。
小さいサイズのオイルを買って試したら、調子がよく、それ以来愛用中。
仕事柄?美肌は当たり前と思われているのが辛いところ。

実は、訪問看護をしていた時に、紫外線をしっかり浴びているので、ダメージはそれなりに来ているのです。
当時は本気で、「美白手当てか、UVケア手当てを支給して欲しい。」と言っていました。

元々、べたつく物は嫌いで、乳液やクリームはさっぱりした使用感の物を選んでいて、
(外用薬はべたつく軟膏が好き)
化粧水の前にオイルを付けるなんてありえないと思っていましたが、私には合っているようです。

私は、とりあえず試してみて大正解でした。

顔だけでなく体にも付けて、この冬も乾燥から皮膚を守ろうと思っているところです。

*大好きなスイーツ。別腹です。

いつもありがとうございます。  WOCN ふりはた

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ステイル・メイトからの。。。

おむつの製品変更をした時から、CST(コンチネンスサポートチーム)を立ち上げ、活動を行っています。
メンバーは各病棟の看護師と看護補助者。
精神科病棟でも活動を開始し、2年目に入りました。

おむつの正しい当て方をマスターするために、何度も学習会を行っていますが、
スタッフ全員が完璧にマスターするのは、結構大変です。
理解度の評価のために簡単なテストを行いましたが、びっくりするほど正答率が低い!
がっかりして、どうしようか悩み、頭を抱えてしまいました。

今までの方法を変え、時間はかかってもひとりひとり丁寧に、理解度に合わせて指導することになりローラー作戦を開始。
理解できなかった人にはそれぞれ理由があり、分からないことが分からない場合もあるため、私の指導が「雑」だったんだなぁと反省しました。

私も不器用で、苦手なことも沢山あり、できない人の気持ちは良く分かるつもりでいたのに、
大事なことを忘れていたんですね。
「一を聞いて十を知るひと」ばかりではないことを。。。

スタッフそれぞれの個性を見極めて、指導するのは難しいですが、
対話にこころがけ、丁寧な学習会をしなければ。。。と考えている今日この頃です。

*病院屋上からの北アルプス。10月下旬に撮影しました。

いつもありがとうございます。   WOCN  ふりはた

指導医・研修医ブログ

冷静と情熱のあいだ

「冷静と情熱のあいだ」は自分の好きな映画の一つです。日本・ミラノ・フィレンツェを舞台にした若い男女の恋愛ものです。イタリア留学に行く前にイタリアの町並みが多く映っているとのことを聞き、予習として観ました。エンヤの曲も幻想的で素敵な映画です。今も時々、DVDで復習しています。

臨床研修も、ベッドサイドでは「冷静」沈着な対応と研修に対する「情熱」のあいだで頑張ってもらいたいです。

それから、医師(人)として成長していく過程で大切な「あいだ」があると思います。卑下―謙虚―自信―傲慢。研修始めは、自分の無力さを卑下するかもしれませんが、経験を積み自信を持ちます。それでも多くの壁にあたり謙虚さを持って学習し、再び自信を持つ。そして、自信を持ちすぎて時には傲慢になることも。やはり、「謙虚と自信のあいだ」を行ったり来たりして成長していくことが大切ですね。決して、傲慢な医師(人)にならないように。