WOCNブログ

新人研修

今年も新人看護師16名が入職し、配属される前に研修を行いました。
私の担当はスキンケアとコンチネンスケアについて。
午前中を使って講義と演習で構成し、最低限覚えて欲しいことを指導しました。

新人看護師のタイプは毎年違い、その年の特徴もあるので、講義中に内容を修正したりしています。
今年は、昨年訪れた、京都の川床のお座敷を回ってくれた舞妓さんが、まだ10代なのにしっかりしていて目的意識が高い彼女に刺激を受けたという話や、
学会のホテルで撮影した写真で、雛人形の雛壇の東西での違い(お内裏様とお雛様の位置)なども、日頃の観察や気付きが大切であるということを伝えるために使用してみました。

個人差が大きいことを理解し、対象者に合った方法で指導することを学ぶ目的で、
貼付にコツがいる未滅菌のフィルムをあえて詳しく説明せずに貼ってもらい、上手く出来る人と出来ない人、誤った方法で苦労している人などがいることを実感。。。
言葉で説明するだけでは理解が難しいと思われることについては、こんな方法もいくつか取り入れてみました。

来月はおむつの正しい当て方などを実習してもらう予定。
体で覚えたことは忘れられないと思うので、早い段階で身に付けて欲しいと願っています。

いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた

研修では自分のPCを使用。
いつも大ファンの安部先生とのツーショット写真を壁紙にしていますが、事前に変えておくのを忘れてしまったので、来月色々と説明しようと思っています。

フレッシュナースブログ

研修6日目です。

今日は研修6日目です。
午前中はスキンケアについて講義を受けました。看護師として予防的スキンケアを行うことが大切だと学びました。褥瘡を発生させないためには日々の皮膚の観察を行い、早期発見すること、危険因子を理解しておくことが重要だと学びました。テープをはがす練習を行い、そこでテープの種類や患者さんによって剥がし方を工夫することが大切だと感じました。

午後は実際にお互いの手で採血を行いました。穿刺後は針の固定をしっかり行わないと抜けてしまい患者さんの負担になってしまうと感じました。また、採血は緊張も伴うため、患者さんへの声掛けや表情を観察することが大切だと学びました。何度も練習を重ねて安全に実施できるように頑張ります!

新人看護師:小林(優)、小林(真)、田中、丸山、望月

 

 

フレッシュナースブログ

研修5日目です。

今日は研修5日目です。
グループごと「自分の目指す看護」について話し合い、発表しました。


人工呼吸器の演習では、実際に病棟で使っている呼吸器を使用し、アラームの対処や、換気設定についての指導を受け、学ぶことができました。

 

筋肉注射の演習では、お互いの腕に注射を行いました。緊張しましたが、安全に行うことが出来ました。実際に自分が患者さんの立場になることで、患者さんの気持ちを考えることが出来たので、この気持ちを忘れずに、これから頑張っていきたいです。

 

新人看護師:大日方、小林、望月、山田

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春なのに

久しぶりの投稿になってしまいました。
というのも、3月は皮膚科外来看護師だったので。。。
認定業務もあり、まず最初に「無理かも」と思ったのが、このブログ。
気持ちに余裕がないと厳しいので、むしろ止めた方が良いとも思いました。
研修、セミナーなどは年度末にも係わらず沢山あったので、ネタがあったのに残念です。
また、機会をみて投稿したいと思っています。

私が皮膚科学の面白さを教えられたのが外来だったので、4年ぶりの外来は原点に帰ったような感じでした。
患者さんから情報を聞き出す問診の取り方や、所見の大切さなど学ぶことが多かった外来。
皮膚科医が常勤でいる病院に勤務していて良かったと実感した日々でした。

春先は、花粉や黄砂、空気の乾燥によりトラブルを起こす人が多い季節。
ちなみに、花粉・乾燥・寒暖差・強風・黄砂の5つがトラブルの原因なので、
春の5Kと言うそうです。
私としては5Kに加えて、紫外線、新年度、ストレス、サンタン、サンバーンの5Sも問題なのではないかと考えています。

いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた

指導医・研修医ブログ

初期研修2年間を終えて

非常に優しくて教育熱心な指導医の先生方および優しくサポートしてくださったスタッフの皆様に支えられ、2年間とても充実した研修を行わせていただきました。先生方、スタッフの方々には大変お世話になり、本当にありがとうございました。研修を行わせていただいたあづみ病院、救急科で研修をさせていただいた相澤病院、地域研修を行わせていただいた白馬診療所の皆様、本当にありがとうございました。専攻医研修は引き続きあづみ院で行わせていただきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

初期研修医 春原

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新人研修4日目~実技研修

今日は研修4日目です。
輸液ポンプとシリンジポンプの実技研修を行いました。
実際に機械に触れたのは初めてだったので、全員緊張していましたが、指導をしていただきながら楽しく演習できました。
輸液ポンプの使用には、一つ一つの確認を丁寧に行っていくことが大切だと学びました。
病棟に出た時に使用する機会が多くあると思うので、学んだ事を活かしていきたいと思いました。

新人看護師:大島、望月、木曽、高野、金子、西山

フレッシュナースブログ

新人研修3日目~医療安全

今日は研修3日目です。
医療安全について学びました。医療事故のDVDをみて自分たちも患者さんの命を預かっている看護師としてダブルチェックや5R の確認を怠らず医療事故が起こらないようにしていきたいと思います。
感染予防対策の講義ではN95マスクを初めて実際に付けました。とても密閉されていて苦しかったけれどそれが感染予防につながると実感しました。
患者さんへの説明でのロールプレイでは看護師役をやりました。実際に行ってみて患者さんに正しく理解してもらえるような言葉選びは難しいと思いました。患者さんには高齢の方が多いためゆっくりわかりやすく話したり、どのように理解したか確認することも大切だと学びました。

新人看護師:大日方、小林、望月、山田

フレッシュナースブログ

新人研修2日目~白馬~

今日は研修2日目です。
午前中は白馬ツアーに行ってきました。
山岳博物館では、3階の展望ラウンジからは北アルプスが見え、絶景でした。また2階のニホンカモシカなどの動物の剥製はまるで本物!!!とても迫力がありました。


白馬診療所にお邪魔しました。白馬診療所では、本院と密な連携を取りながら診療しています。また毎年、観光や合宿で白馬を訪れた方々の診療も行っています。さらに外来診療に加えて透析及びリハビリにも力をいれています。
長野オリンピックで使用されたスキージャンプ台では長い階段を上った先に絶景!!!記念に1枚パシャリ。

 
午後は電子カルテについて学びました。操作が難しかったですが少しずつ慣れていきたいです。

新人看護師:大日方、小林、望月、山田

フレッシュナースブログ

新人研修スタート

今年度の新人研修がスタートしました。
今日は研修初日です。
看護部の教育体制や看護師としての心構え・コミュニケーション研修をしました。
みんな緊張しましたね。今日から1年間よろしくお願いしますね!

  

研修担当者:冨永・高橋・児玉

スタッフブログ

臨床研修修了式開催!

初期研修医の春原先生、増田先生が2年間の初期臨床研修を修了し、3月26日本館7階のやまなみホールにて、臨床研修修了証書授与式がおこなわれました。
西澤統括院長から修了証書が渡され、会場は拍手で包まれました。
その後、2年間の研修の感想と今後の抱負についてお話いただきました。趣味の話や指導医からの名言も紹介され、和やかな雰囲気の修了式となりました。

4月から、春原先生は引き続き当院の精神科にて専門研修、増田先生は信州大学医学部附属病院の循環器内科へ入局し内科専門研修開始となります。
先生方の今後のご活躍を期待したいと思います。

(秘書室)

 

スタッフブログ

H30年新人看護師研修がはじまりました。

桜が満開になりはじめ、ここ池田町も過ごしやすい日々が続いております。
いよいよ平成30年度新入職員の看護師研修が始まりました。
 まず、みなさん国家試験合格おめでとうございます。
これからたくさんの経験を生かして羽ばたいていただきたいです。

(広報担当)

フレッシュナースブログ

3月12日 4F病棟 小原、曽根原

 
皆さんこんにちは。
今日は、最後の新人研修でした。1年間のまとめや事例発表を行いました。1年間のまとめではグループワークを行い、1年を振り返り自分たちの成長した部分や2年目の課題を見つけることができました。事例発表では病棟の師長さんやプリセプターさんが見守る中、一人一人が心に残った看護を発表し、学びを共有することができました。

    
患者さんや病棟の先輩など様々な人に支えていただき、1年を終えることができました。ありがとうございました。新人研修で学んだことを活かし、初心を忘れずに2年目も頑張っていきたいです。

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災い転じて福となす

前回の投稿の続きです。

*札幌へ行く数日前に引いたおみくじは大吉でした。
おみくじを引いた当日から、想定外のことが連続しています。

機体の整備不良による欠航で大変な思いをしましたが、自宅で色々と思い出していたら、ふと、「これって、ストーマ造設になると医師から説明された患者さんの気持ちに近いのでは?」と思いました。

私の役割の中に、ストーマ外来での術前オリエンテーションがあり、
時間をかけて説明をしています。
軽い気持ちで外来受診したのに、がんと診断され、ストーマ造設することになった患者さんやご家族は、本当にショックを受け、絶望的な気持ちでいっぱいです。
「がんって言われたことよりも、人工肛門になるって言われたことがショック。」
「手術はしたくない。」
「人工肛門になるくらいなら、死んだほうがいい。」
というような訴えをされる患者さん方が殆ど。。。

今までは説明が終わった後に「自分でも出来そうな気がする。」
「手術を受けようと思う。」と仰って頂くので、少し安心していましたが、
この頃なぜか、「本当にこれで良いのだろうか」と考えていました。
そんな時に欠航というアクシデントに見舞われ、貴重な疑似体験ができたと思っています。

「検診を受ければよかった。」「受診すればよかった。」
「手術しなくて済む方法はないのか。」「ストーマ以外の方法はないのか。」
「まさか自分がこんなことになるなんて。。。」といった気持ちの揺れは、まさに私が感じたことと同じ。
欠航なんて、体のことに比べたら比較にならない位小さなことですが、
大きなショックを受けた時は、対応方法を誤ると、更に不安になったり、緊張感が高まったりするということが身を持って分かりました。

伴走者のつもりでいましたが、実は自分のペースで走っていたのかもしれません。

次のオリエンテーションからは、変わることができそうです。

 

*雪の北海道神宮に誓いを立ててきました。

いつもありがとうございます。   WOCN  ふりはた

札幌からの帰り、盲導犬を連れた一行が「みんなに親切にしてもらって良かったね」と
話しているのが聞こえ、週末の災難が救われました。

精神科ブログ

実習 2018年2月5日~3月1日

実習感想

20182

信州大学医学部5年 田中俊光

 

あづみ病院精神科の実習では毎日外来に入り、予診をとらせていただいた。最初に配られたオリエンテーションの紙には「予診について:15分~30分、長くなりすぎず患者さんが疲れない程度に」と書いてあったが、これがなかなか難しい。初めて入った予診では1時間以上の時間をかけてしまった。精神科の問診は他科と違い、患者さんの性格、趣味、学歴といったことも重要になってくるため、アナムネの聴取に思ったより時間がかかる。さらにそれらの質問はともすると唐突な印象を与えてしまうため、知りたい情報を自然な流れで聞くことが難しいと感じた。また、疾患ごとに特に詳しく聞くべき事があり、問診中に疑わしい疾患が浮かべば、それらについて掘り下げる必要がある。毎日外来に入ることで時間内に必要な情報を聞き取る練習ができ、大変為になった。これはどこの科でも必要な能力なので、この経験を生かしていきたいと思う。

具体的な疾患としてはうつ病、統合失調症、アルコール依存症、認知症、不安障害など、多くの精神科疾患の初診をすることができた。実際に問診を行い、その後の本診に同席させて頂くことで、それらの疾患についてかなり具体的なイメージを持つことが出来た。精神科の疾患は教科書の記載からはイメージがわかないことも多く、逆に自分が何となく想像していたイメージと実際の患者さんが大きく違っていたこともあり、外来に入ることでかなり勉強になった。もともとの自分の知識やイメージが間違っており、患者さんの疾患について誤ったとらえ方をしてしまうこともあったが、そのような場合でも予診を行った直後に医師の本診に同席させて頂けることで、その疾患についての正しい知識をフィードバックしてもらえ、理解することが出来た。

また、他にも入院患者を受け持たせてもらい、措置入院や身体拘束など、より重い症状の方への対応も学ばせてもらった。やはり本で勉強しただけと実際に現場を見るのでは理解の仕方が大きく変わってくると感じた。

 

1か月の間最後に熱心に指導してくださった精神科の先生方、優しく接してくださった医療スタッフの方々、本当にありがとうございました。精神科の面白さや奥深さに触れることできてよかったです。

精神科ブログ

研修 2018年1月4日~2月28日

精神科実習

市立大町総合病院

研修医2年目 新津文和

 

市立大町総合病院から精神科の研修医として2か月間お世話になりました。精神科研修では病棟での早朝カンファレンスの参加、抄読会、初診外来の予診、ECT見学、病棟患者様の対応、精神科救急対応等を主にさせて頂きました。特に初診外来の予診では、普段自分が行っている問診とは勝手が違い、驚きました。患者様の背景、性格、悩み、身体症状などをいかに丁寧かつ迅速に引き出すかという点です。自分ではしっかり問診をとれていると思っていても、本診で上級医の方々に付かせて頂くと、次から次へと聞き逃していることに気づき、正直自信を失うこともありました。また、患者さんの話に共感するあまり、1時間近く予診を行っていたこともあり、患者さんを疲弊させることもありました。予診を重ねるうちに、いくらかは患者さんの情報をうまく引き出せるようになったかと思います。また人の心、反応、悩みなどは千差万別であり、この病気だ!と断定することが非常に難しい精神科疾患は、ある意味非常に興味深く、魅力的であると感じました。壮大な領域の勉強を要す精神科専門医の方々の凄さに改めて感銘を受けました。私は整形外科を志す予定でおりますが、この経験を活かし、入院中のせん妄対策や術後の精神科疾患をしっかりと見極め、的確にコンサルテーションできるようにしていきたいと思います。

 

最後になりましたが、2か月と短い期間ではありましたが、精神科の先生方はじめ病棟・外来スタッフの方々、大変お世話になりました。あまり目立てず、活躍できなくて申し訳ございませんでした。来季からは整形外科専門医を目指し、ここあずみ病院へ入局させて頂くこととなりました。精神科外来や病棟でもコンサルテーション等で接する機会があると思います。これからも宜しくお願い申し上げます。