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褥瘡学会 帰れま10 続報

まだ、参加されたことがない人のために説明させて頂くと、プレゼンターから問われた3択問題に答えるという、いたってシンプルな内容。
しかし、侮る無かれ、その3択にプレゼンターの個性が。。。
竹田先生については前回投稿したので、今回は5名の先生方について。

まずは、WOCNの石濱先生と山根先生。
石濱先生は感染褥瘡についての症例でした。
同行訪問や退院後訪問指導のこと、在宅版リスクアセスメントスケールについて取り上げ、K式スケールの「K」大学の校章を問題に!?
これは、難問ですね。(私も分からない。。。)

山根先生は、医療関連機器圧迫創傷について。
今年度から褥瘡ハイリスク患者ケア加算の項目に追加され、話題の創傷です。
フィジカルアセスメント用の人形モデルの(男性)顔が。。。
洗浄後に予防的なケアを行うことが大切なのですが、洗ってもらって気持ち良さそうな顔にしか見えない!
可笑しくて笑いが止まりません。

管理栄養士の田村先生は、「私、5問作ってきちゃった。。。」というまさかの発言。
これは、うれしいサプライズですよね。
鉄分って以外と難しく、含有量についての問題。
そこに黒柳徹子さんが3択に入るところが楽しい。。。。
見やすいスライドといい、さすがです。

薬剤師の庄司先生は、「ナレーターコンパニオンしていたことがあるんですか?」と聞いてしまうくらいの美貌と美声にビックリ!
外用薬の塗布量(厚さ)を、横浜銘菓に例えて問題にするところがニクイ。
イメージがしやすくなります。

最後の登壇はやはり形成外科医の佐藤先生。今学会の事務局長をお務めでした。
帰れま10には欠かせない先生です。
カッコイイ先生が面白いことを言うのがねえ~。
登壇して下さるだけでいい! そんな感じ。。。

そして、なんといっても司会の安部先生、内藤先生の存在感が半端ない。
安部先生の車掌ネタ!?や内藤先生の振りも最高!
まとめていくのは、誰にでもできることではありません。

今年は教育講演やシンポジウム、一般演題が重なり、若干参加者が少なめでしたが、
参加した方が、ひとつでも持ち帰って職場に伝えて欲しいと思っています。
(忘れてしまったら、「帰れま10、楽しかったよ」でも構いません。)

素敵な先生方、参加者のみなさんと楽しい時間を過ごし、忘れられない学会になりそうです。

いつもありがとうございます。   WOCN  ふりはた

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新人研修~倫理 転倒・転落 KYT~

本日は倫理、転倒転落、危険予知トレーニング(KYT)について講義を受けました。
倫理については日々の看護業務の中で、自分の中で生じたジレンマをそのままにせず先輩方に相談する等、倫理観を意識した関わりが大切だと学びました。

転倒・転落については日々の中で移乗動作などの看護業務を行うにあたってどのようにすれば患者さんと介助者が安全・安楽に行うことができるか実技も交えて学ぶことができました。
また患者さんの安静度や転倒・転落リスクによってセンサーの選択をすることを学びました。

KYTについてはグループワークを通して、日々の業務の中にある危険について確認することができ、間違えを起こしやすい看護業務について危機感をもつ良い機会になりました。今後は今回の研修で学んだことを実際に看護業務で活かしていきたいです。

新人看護師:小林優太、小林真美、平林涼子

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「肩こりと五十肩の予防と治療」の講師を務めました

10月3日(水)大北市町村議会議員研修会が、当院の7階やまなみホールを会場として開催され大北エリアの市町村議会議員さんが集まりました。
研修会の一部では、当院肩関節治療センター 理学療法士技師長の高橋友明が「肩こりと五十肩の予防と治療」について講師を務めました。

 

▲2面がガラス張りで北アルプスの景色を眺めることができる会場です        ▲「肩こりと五十肩の予防と治療」研修の様子

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やっぱり大好き帰れま10!

先週末に、パシフィコ横浜にて開催された褥瘡学会。
今年は、ワークショップ「全員正解するまで帰れま10!」にプレゼンターとして登壇させて頂きました。
昨年の盛岡は、都合により参加できませんでしたが、必ず参加するようにしている、大好きなワークショップ。

当日の打ち合わせで順番が2番目に決まり、(これが私にとっての番狂わせの始まり!?)
夕方までは待ちの状態です。
「かしこまる必要はない」と思っていたので、緊張はしていませんでしたが、
いざ始まってみると。。。

トップバッターの竹田先生(理学療法士)が、まさかの不適切問題を出題。
不適切というとちょっと盛りすぎかもしれませんが、問いと回答に無理がある!!!
一瞬「?????????」という反応のあとに、会場は笑いに包まれました。

打ち合わせに参加できなかった先生方からは、「これって仕込み?」
「仕込みじゃなかったらすごい」という声が。
確かに!

計算されていない、アクシデントは最高に面白い。
ご本人はドキドキしていたそうですが、そんな感じもまた面白い。。。

参加者目線では楽しいけれど、次の出番だった私は大変でした。
竹田先生をいじる方向でやっても良かったのかもしれませんが、軌道修正する方向でやり抜きましたよ。
とても良い勉強になりました。

とりあえず、ミッション コンプリート!

(次回も帰れま10について投稿します。)

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*全問正解しないと帰れないぞ~

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内省できた!?

看護の原点から考える~タイプ別コミュニケーション・コーチング~の研修に参加してきました。
いつも参加している専門領域とは違う内容の研修で、勉強になりました。

日頃、委員会やチーム活動の中で、コミュニケーションやコーチングには、
配慮をしているつもりでも、難しさを感じることもしばしば。。。

コーチングとは、自分の力で判断、選択し導いていくこと。
コーチとクライアントの信頼関係、目標の明確化、現状把握と目標とのギャップの明確化、
ギャップを解決すること。
エンパワーメントは、お互いを尊敬し、お互いに良い影響を与え、自律を促し、不足部分をお互いに支援することなのだそうです。

認定看護師の実習で、エンパワメントは、対象者の持っている力を最大限に引き出すことなのだと指導されました。

いすれにしても、まずは対象者を理解し、私の考えも示さないと何も始まらないし、
公平な人間関係が土台に必要なのだと考えています。
公平な人間関係は、意見を言う人が「上」で言われるほうが「下」という認識がない。
常にクリティカルなフィードバックとのこと。

私は、上とか下とか関係ないと思っていますが、スタッフも同じように思っていてくれているかどうか、「思っていないかも。。。」とちょっと気になっています。

訪問看護ステーションあづみ 大倉PTから頂いた写真。
ワークショップのスライドでも使用したくて、おねだりしてしまいました。。。

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特別で大切な学会

来週末に、褥瘡学会がパシフィコ横浜で開催されます。
今年はワークショップの「帰れま10」に、プレゼンターとして登壇させて頂くことになりました。
記念すべき!?「帰れま10」のデビューが神戸での褥瘡学会。
あの時会場がひとつになったように感じ、本当に楽しくて、いつまでも心に残るワークショップだと思いました。
そのワークショップに自分が登壇するなんて。。。信じられない。
(「運が良いだけ」なのですが、運も実力のうちと思いたい!)

当日は緊張するかと思いますが、緊張感も楽しみつつ、
あの日の感動を少しでも伝えられたら。。。と考えています。

*北海道 美瑛町

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排尿QOL研究会

40回を迎える研究会に参加し、特別講演2つを聴講してきました。
斉藤WOCNによる「失禁関連皮膚障害の予防~尿失禁のスキンケア」と
関戸教授による「清潔間欠導尿:泌尿器科医と看護師に役立つtricks&tips」

失禁関連皮膚障害は病名ではありませんが、名称どおり”失禁に関連した皮膚の障害”です。(笑)
予防することが大切ですが、失禁のタイプ別にアプローチをしたり、おむつの当て方の工夫が必要になります。
おむつを当てたあとに、ソケイ部のギャザーを確認するか否かという問いに、半数が確認すると挙手していました。
どちらが正解だと想いますか?

関戸教授は「最初の指導が肝心!」とセミナーでよく仰います。
私も「最初に正しいことを指導しないと、患者さんは教えられた通りに行うので、誤った方法を修正するのは大変」だと思っています。
看護技術としてはさほど難しくない導尿なども、正しい方法をスタッフにも、指導していかなければいけないと考えているところです。

北海道で震度7の地震がありましたが、震災時でも導尿は続ける必要があります。
手を洗うことができなくても、膀胱を低圧に保ち、過伸展を避けることの方を優先させるためです。
日頃から、準備をしておくことが大切ですね。
震災でなくても、記録的な大雨や台風でも起こりうることなので、指導のひとつに震災時の対応を必ず入れています。

札幌の花、ライラック。
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*正解は。。。「確認しない」でした。

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新人研修~認知症・せん妄~

今日は、入職してから半年間の振り返りと認知症・せん妄についての講義を受けました。午前中は個人目標とチーム目標の振り返りを行いました。半年経ち、出来ていることと出来ていないことが明確になりました。今日の振り返りを活かして自分たちの目指す看護師に近づけるように日々努力していきたいと思いました。

午後は認知症・せん妄についての講義を受け、グループワークをし、患者さんへの対応を学びました。実際に病棟でも学んだことを活かして患者さんと関わっていきたいと思います。 

新人看護師:吉岡、望月、西山

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市民タイムスに紹介されました

当院、消化器内科の村木医師が松本秀峰中等教育学校の生徒さんに講師を務めた様子が市民タイムスで紹介されました。


引用:市民タイムス 2018年9月4日(火)P20

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エコーが使いこなせたら。。。

8月下旬、福井大学学術研究院四谷教授による講演が当院で開催されました。
演題は「ナースがエコーを使いこなす時代がやって来る!」
エコーを使えるようになりたいと考えるようになって数年。。。
悲しいことに殆ど進歩がありません。

現在は、褥瘡ポケットの評価をする場面に同席する程度。
それも時間によっては難しいこともあり、簡単にはいかないことを痛感しています。
読影も難しく、担当の検査技師さんに丁寧に解説してもらって、やっと分かる感じ。

カテーテル抜去後の残尿側定は、簡易的なエコーを使って病棟看護師が行っており、
大分身近になってきているけれど、まだまだ敷居が高い!

看護ケアには、嚥下・排便排尿・経鼻胃カテーテル・胃ろう・静脈穿刺・褥瘡・などケアに活かせることが沢山あるため、使えるようになったら看護ケアも変わってくると思います。
福井大学では学生の実習にも取り入れていると聞きました。
学生時代から使用できるなんて、羨ましいかぎりです。

褥瘡はもちろん、便秘のアセスメントをするために、使えるようになれたらいいなぁと密かに考えています。
(四谷教授にご相談もしたし、投稿もしたので、もう密か。。。ではなくなってきましたが)

 

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「てるてるサロンあづみ」開催しました

8月24日(金)1回目となるがんサロン「てるてるサロンあづみ」を開設いたしました。


▲当日のエレベーター前 案内看板
がんに関する悩みや心配事をがん患者さんやそのご家族と語り合える場所として開設いたしました。
1回目は、ソーシャルワーカー、看護師、医師も参加していろいろな相談などを聞きながら語り合いました。
次回の開催は、9月21日(金)を予定しております。
2時~4時の間、ご都合のあう時間にお気軽にお越しいただいて大丈夫です。
見学のみも可能です。
 
▲7階会場入り口案内                ▲会場の雰囲気

広報担当

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新人研修~輸液ポンプ~

 午前中はテルモの輸液ポンプ・シリンジポンプの取り扱いについて学びました。間違った使い方をすると、どのような危険があるかを実際に操作して知ることが出来ました。午後は、シミュレーション研修を行いました。3人の患者さんを同時に受け持ち、優先順位を考えながら行動することの大切さを学びました。また、自分が対応できないときには、他のスタッフに他患者依頼を行うことも大事だと感じました。これから夜勤に入っていくにあたり、今日の経験を活かしていきたいと思います。

5階病棟 新人看護師:望月、大日方

 

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床ずれ予防の視点で利用者さんと係わって欲しい!

先日、褥瘡予防に関する学習会を地域で行いました。
認定看護師になって数年経過するのに、院外で学習会を行うのは初めて。
必要とされていないのか、アピール不足なのか、その両方なのか。。。

今回の対象者は、ケアマネジャーや介護保険事業所のスタッフ。
持ち込みの褥瘡患者を見るたび、「どうしてもっと早く受診させなかったのだろう」とか
「サービス調整はどうしていたのだろう」と感じていました。
私は、デイサービスやケアマネジャーの経験もあるので、ついデイサービスの看護師やケアマネ目線で見てしまいます。
訪問看護師もしていたので、色々と感じることが多いのです。

今回は依頼をしてくれた主任ケアマネの2人と、内容について事前に打ち合わせをしました。
タイトルもけっこう考えたんですよ。
アンケートを取っていただいたりして検討を重ね、「リスクアセスメント」について学び、グループワークで、これから出来そうなことや、連携する内容などについて意見を出し合ってもらい、それをもとに各自振り返りをしていただくことになりました。

予防的スキンケアや正しいおむつの当て方など、すぐにできそうなことから実践し、次のステップへ進んで欲しいと願っています。
お手伝いできることは、たくさんあるので。。。

いつもありがとうございます。   WOCN  ふりはた

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循環器専門ナース研修コース 症例検討会に参加

臨床心臓病学教育研究会主催で行っている循環器専門ナース研修コースは、
5年以上の臨床経験のある医療関係者(看護師、薬剤師、臨床検査技師、保健師、臨
床工学技士等)が参加できるものです。
8回コースで循環器分野全般(循環器内科、心臓血管外科、小児循環器)について学
ぶことができます。
座学以外でも、人形を使って実際に心音を聴取したりフィジカルアセスメントが勉強
できる心臓病患者シュミレーター人形を使ったイチロー研修も魅力的な研修の一つです。
循環器専門ナースの案内

その中で、循環器疾患をもつ患者に必要な看護を学び、臨床力として活かせることを
目指した、症例検討会というものがあります。研修コースの目玉の一つです!
今回はこの検討会のオブザーバー・講師として参加させていただきました。

急性心筋梗塞の症例をもとに、発症~急性期・慢性期~在宅への生活指導・退院支
援を通し、演劇・ロールプレイ・グループワークありと、とても勉強になる楽しい研
修でした。

今回学んできたことをスタッフと共有し、さらなるあづみ病院の看護力アップをみん
なと行っていきたいと思います。

  

3階病棟看護師 大月

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ICD患者会勉強会に参加させていただきました

ICD(植え込み型除細動器)植え込みされている患者会の勉強会の講師としてお話さ
せていただきました。

  
患者さんが主体となり全国各地で勉強会を開催されていますが、長野県では今回が初
の勉強会でした!

ICDとは体の中に植え込み、心室頻拍、心室細動などの致死的な不整脈が起こった
時に自動的にペーシング、除細動(電気ショック)を行って不整脈を止める機械です。
ペースメーカの一種で、AED(自動体外式除細動器)の役割を持っています。

ICDを植え込みされている患者さんからの体験談も聞くことができ、一緒に勉強させて
いただきました。
アットホームな雰囲気の中、今後の最新の展望も含めた勉強会でした。
ICD植え込み患者さんとの関わりは、病状だけではなく身体面・精神面・社会面のケ
アが重要と言われています。
患者さんたちのサポートをこれからも継続していけるように、日々勉強していきたい
と思います。

3階病棟看護師 大月・高野