2019.07.04
指導医・研修医ブログ
血液内科と総合内科の日々~北アルプスを望みながら~
血液内科の武岡です。この5月からあづみ病院に赴任しています。当院は大北地域の医療を担っています。
整形外科と精神科が新専門医制度の基幹病院となっていますが、内科でも様々な疾患や病態を学ぶことができます。
そのことを、医学生をはじめとして皆さんに知っていただきたいと思いブログへの投稿を始めることとしました。感想やご意見がいただければ幸いです。
(具体的な症例や状況について記載していますが、個人情報に配慮して一部は脚色を含む場合があります。)
60代の女性。湿性咳を主訴に受診。
低酸素血症を認めず。外来での精査中に貧血が出現。腹部造影CTを撮影され、撮像部位に入っていた下部の肺野で、末梢の肺動脈の血栓を認めた。
貧血の悪化のため血液内科に紹介。
下肢静脈エコーではヒラメ静脈に血栓を認め、深部静脈血栓(DVT)+肺血栓塞栓(PE)と診断。
貧血は直接クームス陽性で、自己免疫性溶血性貧血(温式AIHA)と診断。
数ヶ月前からドライアイと口腔内乾燥を自覚。ガムテスト陽性・SS-A抗体陽性。SLEの診断基準は満たさず、シェーグレン症候群(SjS)とそれに伴うAIHAと診断。他の検査結果から抗リン脂質抗体症候群は否定的。
この病態でPEとの関連はどういうことなのかな?と調べてみました。
The Risk of Deep Venous Thrombosis and Pulmonary Embolism in Primary Sjögren’s Syndrome: A General Population-Based Study
J Rheumatol. 2017 ; 44(8): 1184–1189. doi:10.3899/jrheum.160185.
SjSはDVT+PEのリスクであり、特にSjSと診断された最初の1年でPEの発症リスクが高いという報告です。
経過を通して低酸素血症は認めず、PEの発見の難しさを改めて認識しました。
血液内科 武岡康信
2019.07.03
指導医・研修医ブログ
2019レジナビフェア
はじめまして。初期研修医1年目の田中と申します。
医学生や既卒の方々に少しでも役に立つ情報を書けたらと思っております。私自身既卒で浪人経験があるので、浪人生活・国試についてもいずれ書けたらと思います。
また、当院の研修の魅力も伝えていけたらと思います。
今回は6月23日に幕張メッセでありましたレジナビフェアについて書きたいと思います。
あづみ病院からは初期研修医3名を含む合計6人で参加しました。
▲この北アルプスの山の椅子カバーが目印
あづみ病院は全国でもいや長野県においても決して知られた存在ではないので、当初は苦戦を覚悟しておりました。
どうせ人も来ないだろうしせっかく東京にきたので外を散策しようかななんて思っておりました。
しかし、人事と事務の方の勧誘のおかげでなんと合計20名近くの医学生の方に来ていただきました。
来ていただいた医学生の方々、誠にありがとうございました。
少しでも興味をお持ちになった方は、ぜひ1度観光を兼ねて見学にいらして頂けたら幸いです。
気軽にご連絡ください。(施設見学はこちら )
皆さまとまた会える日を心待ちにしております。
最後に惜しくもあづみ病院のブースに寄れなかった方に向けて、個人的に思うあづみ病院の研修の魅力を書きたいと思います。
・自然が綺麗
・自分のペース体調に合った研修ができる
・休みをきちんと取れる
・精神科が充実してる
▲病院7階からの景色です。
是非一度見学にいらして下さい。
研修医1年 田中健太
2019.07.02
スタッフブログ
2019集合写真
新しい年度を迎え早くも3カ月が過ぎました。
4月より当院ホームページも情報を一新したりして、先日ホームページ用に医師集合写真を撮りました。
なかなか60名近くの医師全員に集まってもらうのは難しく、今回も10名以上は、診察に呼ばれたりと欠けてしまいましたが、
朝の診察前の貴重な時間に協力いただき一瞬で撮影を行いました。
そして、新芽がきれいになった6月末当院研修医の撮影を屋上で行いました。
見てわかりますか?
当院屋上から見える景色。北側にはビル群が一切ないのです。
都会では感じられない四季をここ池田町では目にとって感じられるのです。
研修医の先生たちは、他の病院に研修に行ってしまったり、なかなか全員が当院に揃うことが難しく
やっと撮影ができました。近日中にホームページの研修医募集の表紙に使用させていただきます。
ご協力ありがとうございました。
広報担当 山岸
2019.07.01
スタッフブログ
「第56回 日本リハビリテーション医学会」へ参加してきました
6月12日~6月16日に神戸で開催された「第56回日本リハビリテーション医学会」へ参加させていただきポスター発表をしてきました。当院からは医師2名、理学療法士3名、作業療法士3名の8題の発表がありました。
日本リハビリテーション医学会はリハビリテーション医をはじめ、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー、栄養士、先進的技術開発者、行政職などリハビリテーションに関連のある様々な職種が参加する学会です。
今回、学会のテーマは「最先端リハビリテーション医学の今とこれから」でした。
テーマの通り先端リハビリテーション機器開発の現状から生活を取り扱うリハビリテーション医学までいろいろなジャンルの最先端の発表・講演がありました。
今回、発表をさせていただいた感想として、日頃と違う場で他職種との意見交換を多く経験したことできました。普段の診療の中では気が付かないことや何を求められているのか、改めて見つめ直す良い機会になりました。日頃の臨床業務の中でこれまで以上に自分の果たす役割を意識しながら、今回の学会で明確になった新しい課題の解決に取り組みブラッシュアップに努めていきたいと思います。
肩関節治療センター 中山
2019.06.27
フレッシュナースブログ
2019新人研修~心電図~
4月当初に立てた目標の振り返りを行いました。初心に戻り自身を振り返ることで、3カ月での学びとこれからの課題を確認することが出来ました。明日からの看護で心がけていきます。
午後は新人同士で心電図を取り付け合いました。体格もそれぞれの相手に、苦痛なく正確に測定できるように装着するのはまだ慣れず難しいですが、心臓を看ることもできるように一つひとつ学んでいきたいです。
新人看護師:滝沢、小林、森川
2019.06.27
スタッフブログ
がんサロン~社会労務士「がんと仕事」
今回は社会保険労務士の高山 壽昭先生による「がんと仕事」という題目でミニ学習会を行いました。そもそも社会保険労務士(社労士)とはいったいどのような仕事なのか、どんなことを相談にのってもらえるのか。業務の紹介から、就労支援も含めてお話しをしていただきました。
がん治療をされている4名のご参加があり、参加者からは、傷病手当金制度や障害年金など、それぞれについての内容や申請方法など細かな質問がありました。
「誰も教えてくれない、自分でやらなきゃいけないんですね。」など、患者自身も情報を知ることの大切さを学ぶことができました。
あづみ病院のがん相談支援センターは、就労支援、公的年金制度についてなど、社労士と協働し、がん患者さんの相談に応じられるよう、日々勉強していきます。
今後も皆さんの希望に沿って行っていきたいと考えていますので、ご意見、ご要望などありましたらお声がけください。少しでもがん患者サロンが気になっている方がいらっしゃったらお気軽にご参加ください。見学だけでも大丈夫です。
▲社会保険労務士の高山先生 ▲後半はみんなでストレッチをして語り合い
来月7月19日(金)は、「語り合いの会」です。(詳しくはこちら )
そして、8月のがんサロンでは、予定を変更し、外科部長である石曽根 聡先生によるミニ学習会を計画中です。
ご興味ある方は、ぜひご参加ください。予約不要・当日参加OKです。
がん相談支援センター
2019.06.24
WOCNブログ
学会の醍醐味 つづき
排便アセスメントには、便秘のタイプを見極め、最適な下剤を使用することが大切です。
直腸性なのか結腸性なのか?
浣腸や座薬に反応するのは直腸性、反応しないのは結腸性。
結腸性の便秘に浣腸をしても無駄なのです。
だたし、器質的な問題や(腫瘍など)、他の薬剤の有害事象で便秘になる場合もあるため、
主医師に相談することも大事です。
「下剤は毎日投与するものではなく、必要な時に使う薬」ということ、
「大腸刺激性下剤を長期間投与すると、習慣性や腸管変化の可能性がある」ことを理解することも大切!
排便が無ければ食欲も無くなるし、尿閉のリスクもある。
残便感や下剤使用による腹部不快感から、不穏を招く可能性もあるため、
しっかり食べてしっかり出すことを目標に!
患者さんもご家族も、看護・介護する職員も。。。
(ちなみに私は便秘とは無縁です)
*「三人寄れば文殊の知恵」の安倍文殊院。
いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた
学会が終わると、参加したセミナーの営業担当者から連絡がきます。
アンケートには丁寧に答え、新製品のサンプル提供や、詳細に説明を聞くためです。
学会の時にはしませんが、休日に参加するセミナーなどでは、あえて提出しないという、無言のメッセージを送ることも。(こわ~)
「予定時間をオーバーしたので、アンケートを書く時間がなかった。」
「ここには書ききれないので、直接伝えます。」
このパターンの方が早く連絡がきますが、1年に1~2回位ですね。
2019.06.14
フレッシュナースブログ
2019新人看護師研修~フィジカルアセスメント~
今日は、午前中に「フィジカルアセスメント」について勉強しました。フィジカルアセスメントとは、問診・聴診・視診・打診・触診などを通して患者さんの情報を集めて分析し患者さんの状態を把握するためのものです。機械人形の肺の音や腸の音を聞いたり、心電図を取るための装置を扱ってみたりと様々なことを勉強しました。
午後は急変時の対応についてご講義いただきました。急変とは突然の意識障害、呼吸停止や心停止などによって生命の危機が予測される状況の事をいいます。急変時の患者さんを発見した時の観察項目や対応(アンビューコールや緊急コール、医師への報告など)を学びました。気管挿管の介助も実技で体験させていただきました。急変時の対応は切迫感があり緊張することが想定されます。しかし日々の看護の中で常にリスクマネジメントが出来ていれば自信を持って対応することが出来ると思うので、これからも基本を大事にしていこうと思います。
新人看護師:久保、堀内、唐澤、西沢、佐々木
2019.06.11
WOCNブログ
学会の醍醐味
先月末に参加した学会は、私が特に興味を持っているセミナーなどが多く、
とても勉強になりました。
(興味がある=好きな事と言った方がよいのかな。。。)
前から好きな事は、排便とエコーについて。
現在はそれが一緒になり、便秘のアセスメントにエコーが使いたいと考えています。
ちなみに参加したのは、ランチョンが「明日から役立つMDRPU対策のポイント~弾性ストッキングの適正使用~」「腸内フローラから見た経腸栄養管理~下痢・便秘トラブルへの対応」
スイーツセミナーが「排便アセスメントと下剤に頼りすぎない排便ケア」
「便秘や便失禁についてもっと知ろう!!~チームで取り組む画期的な排便管理方法~」
モーニングセミナーが「一歩先ゆく!!WOCNの専門性が生きるエコーを活用した排便アセスメント」
他にもシンポジウムや教育講演、企業展示や書籍のチェック、口演発表なども聞きながら充実した2日間でした。
会場が2か所あり、日傘を差しながら行ったり来たりで疲れましたが、学会の醍醐味は学びが多いこと!
非会員でも参加できるので、気軽に参加して欲しいと思っています。
前置きが長くなりましたが、今回は、排便アセスメントについて投稿します。
「3日便が無かったら浣腸」「排便は毎日なければいけない」「便がでないとイレウスになる」施設や在宅で、当たり前のように行われていることかもしれません。
排尿日誌のように、排便にも日誌があり、連日記載することでアセスメントが可能になります。
下剤を使うことが悪いわけではなく、適量を適当な時期に使用することがポイント。
乱用することによって、ガスが溜まって苦しかったり、下痢状態にして排泄するのは、苦痛を与えるだけなので、自然に近い排便を促すことが理想。
排便障害の原因は多岐に渡るので、食事内容や摂取量、食物繊維量、水分摂取量などを記録する。
排便の状況はブリストルスケールを使う。
スケールを使用していない施設は、手始めに使用することから始めて欲しいです。
今週末には、NST栄養勉強会があります。
テーマは「お薬に頼らない排便コントロールを目指して~腸内フローラと腸管のメンテナンス~」排便に興味のある方も、そんなに無い方も、多くの皆様のご参加をお待ちしています。
*声を掛けましたが、完全に無視されました。
いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた
2019.06.06
指導医・研修医ブログ
長野厚生連臨床研修医・指導医懇談会
はじめまして、初期研修医1年目の政田といいます。
4月からあづみ病院での研修がスタートして2ヶ月が経ち、病院にも慣れてきたところで当院での研修がどんな感じかお伝えできればと思います。
現在、当院の研修医は1年目2名と2年目2名の合計4名体制です。人数は少ないですが頑張っています。少人数なので研修内容の情報共有がしやすく、わからないことがあれば2年目の先生や上級医の先生にも相談しやすい環境です。内科から研修がスタートし、まずは病棟業務について学びつつ、外来診察も指導医の先生にフォローしてもらいながら経験しています。手厚い指導を受けられる少人数の研修ですが、時に自分の研修は順調なのだろうか、他の病院ではどんな研修をしているのだろうかと迷うこともあります。そんな折、長野厚生連のイベントが開催されたので参加してきました。
長野厚生連臨床研修医・指導医懇談会。
これは年1回行われるイベントで長野厚生連の佐久総合病院、浅間南麓こもろ医療センター、長野松代総合病院、南長野医療センター篠井総合病院、北信総合病院、そして北アルプス医療センターあづみ病院から主に研修医が集まりグループワークや懇親会を通して交流するというものです。今年は北信総合病院で開催されました。研修医が30名近い施設から当院のような少人数の施設まで、様々な環境で研修をしている研修医が集まって日頃の研修や将来について話ができ、有意義な時間を過ごすことができました。今後も機会があれば情報交換を行いつつ、あづみ病院での研修を実りあるものにしていきたいと思います。
懇親会では美味しい食事と温泉に癒されました
初期研修医1年 政田
2019.06.05
フレッシュナースブログ
2019新人看護師研修~採血・心電図~
午前中は検査科より、検体の取扱や適切な採取方法について講義を受けました。採血方法により検査結果に影響を及ぼすことがあるため、看護師として適切な採取が今後できるようにしていきたいと思いました。また、輸血の取り扱いについて実技を交えながら講義がありました。患者間違えや血液型の不適合などがないように、確認を徹底し安全な輸血ができるようにしたいです。
午後は心電図波形の講義を受けました。今までは、波形の個人差があり教科書との波形の違いなどで難しく感じる部分がありましたが、正常な波形を知ることで異常の早期発見につながると知ることが出来ました。また、波形だけではなく、患者さんの状態も合わせてみることや、対応方法も学びました。心電図波形を観察する必要がある患者さんは多数いらっしゃるため、今後の観察の際に活かせるように復習をし、学びを深めていきたいです。
新人看護師:伊藤、遠山、檜山
2019.06.05
スタッフブログ
2019年第1回 院内感染対策研修会
「第1回院内感染対策研修会」が5月30日(木)院内職員むけに行われました。
第1回目のテーマは「個人防護具について」。
今回は4月入職の新人職員もみられ、各30分の研修会ですが、たくさんの職員が参加していました。(年間最低2回出席をしないといけません)
もちろん管理部・清掃作業の方々も参加です。
個人防護服の着脱手順を実際に参加者全員で確認しました。
結核や麻しんなどの空気感染する患者さんが来院したときのマスクの着用も行いました。
このように、感染についての意識を高め改めて再確認ができたと思います。
広報担当
2019.05.30
フレッシュナースブログ
2019新人研修~クスリとリスク~
今日は、午前中に「クスリとリスク」について勉強しました。名前の似ている薬剤の使用時の注意点など、事例などを踏まえて具体的なイメージを持ちながら聞くことができました。
新人として、薬剤などの名前はまだまだ分からないことも多いですが、少しづつ勉強をして安全に使用していくことができるようにしたいと思いました。
日ごろ使っている個人防護具ついて改めて確認し、安全に実施できるよう学びなおすことができました。
午後は、「看護必要度」について学びました。看護必要度はまだまだ難しい点も多いと感じましたが、評価を今後行っていくにあたって、患者さんの看護が分かる必要度を正しく記録していけるようになりたいと感じました口腔ケアではお互いに練習をし合いました。毎日行うケアですが、正しい方法で行うことは患者さんの誤嚥や、おいしくご飯を食べられることにつながると学びました。病棟でも安全に実施していけるよう頑張ります。
新人研修:塚越、一志、下里
2019.05.30
WOCNブログ
新人研修~コンチネンス編~
4月の研修に続き、今月も新人研修を行いました。
この研修は入職して1ヶ月以上経ち、配属先にも少し慣れてきたこの時期に行うのがポイント!
4月早々に行う施設も多いのですが、覚えることも多い時期を避けて、あえて5月にするようにしています。
そして、メーカーのアドバイザーさん2名にもお手伝いしていただき、しっかり!?と覚えらるように細かく指導するのです。
40分程度の講義では、失禁関連皮膚炎・排尿自立指導・排尿日誌・採用しているおむつを選定した理由などを説明しました。
濡れた皮膚は乾燥した皮膚に比較して、摩擦係数が5倍になります。
これが褥瘡の原因になることや、スキンケアを徹底することで皮膚炎を予防できること、
尊厳を守り、羞恥心に配慮することなども。。。
毎年感じることですが、その年によって新人の傾向があり、個性も豊かなので、実技の時間や内容は当日の空気感で決めています。
そのため、昨年と今年では、全く違う方法になりました。
「自分がして欲しいケアを実践する。」
「誰にでもできる簡単なことほど丁寧に!」
「介護者とは違うプロの技を身に着ける。」ことが大切なのだと思っています。
*通勤途中にある献上米田圃。
お米は秋には収穫できますが、看護師を育てるには時間が掛かります。
いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた
2019.05.22
WOCNブログ
補助者さんへ伝えたかったこと
前回の投稿の続きです。
まずは、褥瘡予防について。
外力×時間で発生するので、外力の時間を短くすること・圧力や摩擦ずれの軽減を図ることが大切。
普段行っている背上げ・背下げ、おむつ交換、体位変換などの場面で発生している。
拘縮がある患者さんに対しては、ポジショニングを行い身体の重みを支えることで、圧力の分散を図る。
背上げ、背下げの場面では、ずれの解消を行うことで患者さんも快適になる。
おむつは正しく当て、スキンケアを徹底することで、失禁関連皮膚炎を予防するなど。。。
デモンストレーションは、ポジショニングとおむつの正しい当て方。
身体の重さを感じてみたり、ずれの解消の前後での違いや、側臥位のポジショニング方法。
1グループ20数名なので、体験できたのはモデルを務めてくれた人だけですが、研修後に実践できるように指導したつもりです。
おむつは、細かい所までは見えなかったと思いますが、ポイントはおむつの特長を知ること、サイズに合った物を選択し、ソケイ部に沿って当てる。テープは必ず下から止めて、上のテープは少し伸ばす位に当てて丁度良いことなどを説明しました。
当院で使用している、重ね使いをしないタイプのおむつを採用しているのは、参加者の中では少数派でしたが、持ち帰り希望者が多く、サンプル品を持ち帰っていただきました。
腰痛にならない移乗方法や、摂食嚥下についての演習もあったので、参加者の皆さんも
内容が盛りだくさんで大変だったと思いますが、実践や伝達講習を行っていただき、自分のものにして欲しいです。
適時調査の前日だった研修、色々な意味でちょっと大変でしたけれど、アンケートの結果を聞き、汗だくで頑張って良かったと思っています。
いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた
*カレーでパンダだったか、パンダでカレーだったか、そんな名前のカレー。
可愛いだけでなく、味もマイルドで美味しかったです。