2019.07.31
スタッフブログ
思春期精神保健研修会「摂食障害」に参加
7月25日 長野県精神保健福祉センターで「思春期精神保健研修会」が行われ約140人ほどの関係者が参加いたしました。
内容は、「摂食障害」をテーマにした研修会でした。
私は、精神科担当の栄養士として何年と経ちますが、摂食障害の患者さんが入院された時よく聞かれる言葉が、
「太るから食べたくない」
「食べたけど吐いちゃった」
と話されます。そのたびに、どう対応したらいいかと悩むところです。言葉のかけ方一つで信頼関係が悪くなってしまうことがあるからです。そんなもやもやしている時に、この研修会の案内があり、参加を希望しました。
摂食障害の病気についてから始まり、接し方・言葉の留意点などを学びました。また、摂食障害の経験者からのお話しの中でも、学ぶことがありました。
今回の研修で学んだことを実践に結び付けていきたいと思います。
管理栄養士 江森
2019.07.31
WOCNブログ
医療安全とのリンクアップ
今月上旬に褥瘡専任看護師数名を連れて、褥瘡と医療安全についてのセミナーに参加してきました。
ここ数年は、スキン-ケアや医療関連機器圧迫創傷など、医療安全管理室との連携の必要性を痛感しています。
今回は、ちょうどよい機会だったので、頑張って行ってきました。
医療安全の講演タイトルは「ノン・テクニカルスキルの重要性~医療安全とコミュニケーション」
事故の原因は、コミュニケーションエラーが70%を占めているのこと。
「一度無視されても2回は伝える努力をする」
「いったん中断して私の話を聞いてくださいと伝える(CUS)」
主治医や先輩ナースへ、誰でも言えるようになることが大切だと思います。
ちなみにCUSとは・・・
I am concerned! 気になります。
I am uncomfortable! 不安です。
This is a safety issue! 安全の問題です。
それぞれの頭文字をとっているそうです。
ちょっとしたことでも、何でも言い合える関係になれるといいですね。
「何かおかしいぞ」と確認しあえるチームであることが重要。
「ルールを守る者はルールに守られる」
普段から指導していることですが、「医療安全のセミナーでも言っていたよ。」というと
効果的だと思うので、当面使わせてもらうつもりです。
三島由紀夫記念碑、達筆ですね。
いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた
2019.07.26
スタッフブログ
シンガポール工科大学生が病院見学に来ました
7月24日(水)シンガポール工科大学理学療法学専攻の学生10人が当院の通所リハビリテーション を見学に来院しました。
2時間ほどの時間でしたが、生徒たちは、日本・松川村の介護医療のことを熱心に聞き入って、シンガポールとの違いなどを話してくれ、リハビリの体験などを行いました。
当日の様子は、担当理学療法士より広報誌「きずな」 9月号にて紹介させていただきます。
広報担当 山岸
2019.07.24
スタッフブログ
心リハ学会に参加しました!
7月13~14日に大阪国際会議場で開催された「日本心臓リハビリテーション学会学術集会」へ循環器チームの医師、看護師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士の総勢12人で参加してきました。
今回の学会では、私(管理栄養士)が“動脈硬化性疾患予防のための栄養指導”についての研究発表を行いました。日常業務の中で思った疑問点を追及し研究したことで、今後の臨床へ活かすことができる内容になったと思っています。初めての学会発表だったので胃腸がおかしくなるくらい緊張しましたが、一緒に学会へ参加した職員の励ましや声掛けが力となり無事に発表を終えることができました。
▲学会発表の様子
学会では多職種で医療を進めるために1番大切なことは”スタッフ間のコミュニケーション”と話していました。当院の循環器チームは、日々コミュニケーションを大切にチームで診療や患者さんのケアにあたっています。
大阪への道のり、学会終わりの飲み会には参加者でわいわい楽しみました。このコミュニケーションが仕事の効率化に繋がり、すべては患者さんのために繋がっていくと感じています。
食べることは人にとって楽しみであり、なにより生きるために必要なことです。そんな身近でとても大切なことに携わる仕事の中で、今後も多職種チームの一員として地域や患者さんに貢献していきたいと思います。
▲参加したメンバーと
管理栄養士 中島沙霧
2019.07.23
指導医・研修医ブログ
血液内科と総合内科の日々~北アルプスを望みながら~ 2
内科の外来には、様々な患者さんが来られます。
総合内科の本などでは、「70−80%の患者さんでは、問診と身体所見で診断をつけることができる」などと書かれています。
まずは、頻度の高い疾患はスムーズに診断できるように心がけたいです。
1.60歳代の女性。
疲れ切った表情で診察室に入ってこられ、「昨日から、頭も肩も背中も痛い。食欲もなく体がつらくて動くことができない」という訴えでした。
体温37.6度。
頭部から順に診察を進めていくと、明らかに右下腹部に局在する圧痛あり。
再度問診してみると「そういえばそこが痛かったように思う」との返答。
腹部CTで上行結腸の憩室炎が疑われました。
アモキシリン/クラブラン酸で、翌日には症状は速やかに改善しました。
2.80歳代の男性。
2週間前に自宅で転倒して左胸部を打撲。
痛みが持続するために1週間後に整形外科を受診。
NSAIDsを処方された後も痛みが改善しないために受診。
問診票を見た段階では、「肋骨のoccult fractureかな?」と思いつつ診察を開始。
痛みの部位を確認するためにシャツをまくったところ、左胸部から背部につながる皮疹あり。
ひとめでわかる帯状疱疹でした。
高齢のためか、痛みの性状や変化については曖昧でした。
打撲後に帯状疱疹を発症したものと考えられました。
血液内科 武岡康信
2019.07.19
WOCNブログ
多忙を極めた日
認定活動を凝縮したような、忙しい日がありました。
今まで、1日のスケジュールや、業務内容は投稿したことがなかったため、ご紹介いたします。
出勤するとまず、メールのチェックと電子カルテから情報収集を行います。
夜間帯に緊急入院した患者さんの情報や、術後の経過、その他入院中の患者さんの状態、褥瘡対策診療計画書の確認、チーム介入依頼の受付など。
情報収集中に、病棟NSからコンサルテーション依頼のCallが入ります。
対応していると病棟クラークから、計画書や排尿ケアチーム介入依頼などの書類が届くため、一通り確認してから病棟ラウンドへ。
(書類は事務担当者のところへ届けます)
精神科病棟は鍵がかかっているため、鍵を持参する必要があり、紛失すると大変なことになるので、どんなに忙しくても、精神科病棟へ行く直前に鍵を持ち、終わったらすぐに戻すようにしています。
あの日は病棟へ行く時間がなく、すぐにストーマ外来を開始。
その後ストーマサイトマーキングを外科病棟で実施し、午後は、排尿ケアチームのラウンド、その後退院後訪問指導へ。
精神科病棟の看護師と一緒に、ターミナル期のオストメイトの自宅へ訪問し、1時間以上の滞在。
訪問から戻ったら、持込褥瘡のコンサルテーションやスキン-テアの報告などが数件あり、各病棟ラウンドへ。
オストメイトからの電話相談対応、看護大学の先生方との実習(診療看護師の実習)についての打ち合わせもあり、本当に忙しい1日でした。
以上の業務に加えて、糖尿病教室や各病棟(各チーム)での学習会の講師、委員会やチーム会への参加などが主な業務内容です。
記録をしながら、「今日って認定活動を凝縮したような日だったなぁ~」としみじみ感じました。
病棟への移動には階段を使うため、毎日けっこうな歩数を歩いていると思いますが、ちっとも痩せません。
忙しさと比例すればいいのに。。。
*夏はやっぱりカレー!ラッシーとの組み合わせが最高!!
いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた
2019.07.31
スタッフブログ
☆盛大に開催!☆ 5階病棟 七夕まつり
5階病棟では「ひだまり 」と題して年に数回、季節ごとデイケアを開催しています。
今回は七夕に合わせ、患者さん、職員に短冊にお願い事を書いてもらいました。また、7月16日に病棟エレベーターホールで、20人程の患者さんにお集まりいただき、毎年恒例の七夕会を行いました。
最初に、理学療法士による『七夕体操』では、天の川に届くようにと手を伸ばし、歩いて渡れるようにと足踏み体操をしました。日頃ベッド上で過ごすことが多い患者さんですが、この日は活き活きとした表情で、身体をほぐされていました。
次に5階キャスト(新人職員メイン)による七夕劇「ねがえぼし☆かなえぼし」を行いました。元気のいい彦星様、浴衣もきれいな織姫様、おっとりタイプの帝、ユーモアのある牛、滑舌のよいナレーション、みんなそれぞれ個性を出し演じました。最後に、七夕さまの歌を唄いました。ただし・・・1曲では終わりません。その他10、曲ほどアカペラで歌いました。乙女時代に聞いた懐かしい歌もあり、手拍子、足でリズムをとるなどして楽しいひと時を過ごすことができました。
実際にデイケアに参加されている患者さんの姿を見て、普段とは違う一面を見ることができました。入院中は、治療や病態により臥床していることが多くなりがちなため、ADL(日常生活動作)の低下や意欲の低下等に繋がることが予測されます。今回の取り組みが少しでもADLや意欲の向上に繋げられたらと思います。
そして、これからも毎日の入院生活の中に、楽しみや生きがいを見つけ癒しの時間が持てるような院内デイケアを目指していきたいと思います。
みなさまの願いがかないますように☆
5階病棟看護師
2019.07.11
スタッフブログ
緩和ケア学会に行ってきました!
私たちは、「第24回日本緩和医療学会学術大会 緩和ケアのArt&Science In横浜パシフィコ」に出席してきました。
発表は医師・看護師をはじめ心理士や社会福祉士、理学療法士の発表があり、緩和の定義・緩和医療から実際の患者さんの発表まで幅広い分野があり、主にはリハビリ関係のセッションを中心に参加してきました。
「がん終末期の緩和ケアに使えるリハビリの技術とは!」の中では、骨転位患者さんが動作を行う際に痛みを感じにくい動き方のポイントや、がん終末期の呼吸困難症状に使えるポジショニングの技術などを学びました。
日々患者さんのことで悩んだり、落ち込んだりすることが多々ありますが、一番感じたことは、「私たちリハビリ専門職にはまだいっぱいできることがある!!」ということです。どんな形でもどんな方法でもよく患者さんにとっての最善のできることをすればいいんだ!!と学会参加後からモチベーションが更に上がり日々の業務に取り組むことができています。定期的に参加していくことの重要性と、それを周知し業務をカバーしてくれる仲間たちに感謝しつつこれからも自己研鑽に励みたいと思います。
▲横浜中華街のすぐそばで宿泊しました。
理学療法士 宮田美穂 稲葉絵里子
2019.07.18
スタッフブログ
輸血検査研修会イムスクールに参加
7月6日・7日の2日間、長野県で行われた輸血検査セミナー「イムスクール」に当院から検査技師3名で参加してきました。
初日の実技講習では試験管法により血型と不規則抗体の同定を行いましたが、試験管の振り方や、どのような手順で検査を行っていくと用手法でヒューマンエラーを防げるかなど認定輸血検査技師の方の指導のもと実技講習を行いました。
2日目は同様の検体を用いてカラム凝集法とキャプチャー法での反応強度の違いを、実機を用いて検査しました。
輸血検査では反応強度が弱い陽性像でも確実に拾っていかなければならない為、各方法による特性の違いや手技によるエラーをどのように防ぐかを2日間の実技講習を通し学ぶことが出来ました。今回の研修内容を日々の検査に生かしていきたいと思います。
検査科 小穴、黒岩、竹村
2019.07.16
スタッフブログ
オスグット・シュラッター病
皆さん,「オスグット・シュラッター病」ってご存知ですか?
よく「ジャンパー膝」とか「成長痛」とかって言われているのですが、小中学生に多くジャンプや屈伸することが多いスポーツを行うことにより、膝のお皿の下(脛骨)付近に大きな衝撃が加わり、痛みや炎症などが起こる障害です。ひどい時は歩くのもやっとの場合もあります。
このオスグット・シュラッター病「安静にしておけば治るよ」とか「若い子はなるものだからしょうがない」とか一種の成長痛だと思っている人が多く軽く見られがちなのですが、実は使い方によってもオスグット・シュラッター病になる可能性があるのです!
前日、スポーツ外来 に「膝が痛い」と受診された方がいました。スポーツ外来の村上先生は、症状や画像から診て「オスグット・シュラッター病」と診断しましたが、いつも先生の診察ではルーティンになっているスクワットを診て村上先生の眼の色が変わりました。「膝の使い方がうまくないね」確かにスクワットしたときにつま先より前に膝が出ています。これでは膝に負担がかかり痛みがくるのは当然です。でもこの子は、骨盤の動きが悪かったり体幹や股関節周囲の筋肉発揮不十分が原因だったりでこの方法しかスクワットができないのです。村上先生は、「今の使い方をしていると前十字靱帯損傷などの手術が必要になるほどの大けがを負ってしまうかもしれない」ともおっしゃっていました。
僕もけがをして大好きなスポーツができなかったことがあります。その時の悔しさや哀しさは身体的にはもちろん精神的にもかなりきつかったことを覚えています。もっと早く村上先生みたいなスポーツ専門の先生に出会い的確な診断やリハビリに出会えていればまた違った人生を歩んでいたかもしれないと思いました(大げさかなw)。
でも一日でも早くその子には正しい膝の使い方(全身の使い方)をマスターして楽しいスポーツ活動ができたらいいなと思います。そのためには僕らリハビリスタッフも必死にサポートできたらと思っています。またスポーツのけがのことで困ったことがあったらぜひスポーツ外来を受診してみてはいかがでしょうか?
スポーツ障害・スポーツ外来 のきずな記事はこちら
2019.07.10
スタッフブログ
メディカル ケア セミナー研修に参加
7月10日に長野市で開催されたモルテン主催「メディカル ケア サポート セミナー」に当院の看護師4名で参加してきました。
医療機器の使用方法、褥瘡を含む皮膚障害について、医療安全についての講義がありました。
皮膚障害の講義では「出来てしまったものを治す処置を覚えるのではなく、出来ないための予防方法を覚える」事が大切と学びました。
また、医療安全の講義では医療事故の大半はコミュニケーションエラーが占めるため、心理的安全性のある職場環境の整備が大切であると学びました。
今回学んだ事を日々の業務に活かして明るい職場で事故なく業務が出来るよう心がけていきたいです。
4階病棟看護師 小松
2019.07.11
フレッシュナースブログ
2019新人研修~コミュニケーション~
今日は午前中にコミュニケーション研修と夜勤シャドーの振り返りを行いました。
コミュニケーション研修では、演習を通して相手の受け取り方を考えたり聞き手は相づちや質問などの反応を示すことで円滑なコミュニケーションにつながることを学びました。
夜勤シャドーの振り返りは、グループに分かれて話し合いで行われました。夜勤シャドーでの学びやそれを受けての今後の課題を共有することが出来ました。
午後はリフレッシュ研修でちひろ美術館に行ったり観葉植物の寄せ植えをしてきました。あいにくの雨でしたが同期と楽しい時間を過ごし、リフレッシュすることができました。
新人看護師:小澤・林・太田・梨子田
2019.07.12
スタッフブログ
口腔ケア研修会
7月7日(日)、信州口腔ケアネットワーク第10回研修会が当院で行われました。
24名の受講者の皆さんは口腔ケアに対しての意識が高く、熱心に研修を受けておられました。
こういったことをきっかけに口腔ケアの必要性を知っていただければうれしいです。
今回は、一般で受講生を応募したところ、嬉しいことにあっという間に募集人数に達しました。今回参加できなかった方は、また当院ホームページや広報誌「きずな 」にてイベントや研修会についてご案内させていただきます。ぜひ、ご覧ください。
歯科口腔外科
2019.07.09
WOCNブログ
梅雨とおむつ内環境
東京で開催されたブラッシュアップセミナー「新たな時代につなぎたい!IADベストプラクティス」に参加しました。
IAD(Incontinence-Associated Dermatitis 失禁関連皮膚炎)は、今年度力を入れるテーマのひとつ。
IADとは、尿または便が皮膚に接触することにより生じる皮膚炎のことで、皮膚の局所に炎症が存在することを示す広義の概念です。
病名ではないので、医師は「何それ?」ってなると思いますが、私には好都合で失禁関連皮膚炎と遠慮なく記録しています。
当院ではIAD-Set ケアアルゴリズムはまだ使用していませんが、学習にもなるため使いたいと考えているところ。
予防的なケアを徹底しているため、発症する患者さんは少ないのですが、下痢が頻繁に続く疾患もあり、すばやい対応を求められます。
まずは予防的スキンケアの徹底をし、ブリストールスケールで6~7の排便を観察したら、丁寧な観察が必要です。
肛門周囲や性器周囲の皮膚をよ~く観察し、変化に気付くことが大切。
紅斑を認めたら、すでに炎症を起こしているため、治療的スキンケアに切り替えます。
コンサルテーション後にカンジダや白癬菌症を強く疑う場合は、皮膚科医へ紹介。(主治医にしてもらう)
違うと判断した場合は、主治医へ外用薬の処方依頼。
経過観察して、変わりなければ皮膚科紹介というスタイルを取っていますが、
アルゴリズムを使用し、ケアの標準化を図るとより良いと思います。
(先生方は、紹介状の作成も処方も「何でもやるよ~」と言ってくれる先生ばかりなので、
すごく助かっています。)
セミナーでは「在宅や施設などで皮膚科医の診察が難しい場合はどうすれば良いか」という質問がでていましたが、難しい問題だと思います。(個人的な考えはありますけど)
「リトマス試験紙みたいに、当てると色が変わるとか、簡単に鑑別できる物があればいいのになぁ~」と思っています。
梅雨とおむつ内環境って似てませんか?
*茅の輪でお祓いとお清めをしました。これで、今年後半も乗り切ります!
いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた
2019.07.08
精神科ブログ
実践報告を経て感じたもの
6月21日~23日の3日間、長崎県の長崎新聞文化ホール アストピアにて「日本精神科看護学術集会」が行われ、私はその中で「精神科病棟での活動プログラムの取り組み~個別運動プログラムと集団レクリエーションの導入後の変化~」という演題で実践報告を行いました。
当院精神科2階病棟では、一昨年末より患者さんの生活におけるメリハリや睡眠の質、患者さん同士の関係性の向上を目的として集団で行うレクリエーションを看護補助者を中心に行ってきました。患者さんにも活動が浸透し、現在でも継続的に多くの方に参加をしていただいています。また、生活習慣の改善や体重の減量を目的とした患者さんに対し、医師や看護師の連携のもと個別運動プログラムも行ってきました。こちらも継続的な実践ができており、訪問看護師との協力により在宅でも実施できているとの報告もあります。今回の実践報告は、これらの活動のまとめと発信の活動となりました。
学術集会には各県の病院や福祉施設の代表が参加し、静かな緊張感の下行われました。私自身、緊張しながらの発表となりましたが、参加者の方々の熱心な視線や反応に気が付くとその緊張も徐々に楽しく感じられ、「もっと自分たちの活動を知ってほしい。そして同じ業界の方々がどう感じるのかを知りたい。」と思うようになりました。他の発表もとても興味深く、自分の病棟に落とし込んで考えると「あの場面では、こうしたほうがよかったのか。もっと病棟のココを変えることができれば、患者さんの安心・安全につながるのではないか?」などいろんな考えが思い浮かび、とても有意義な時間となりました。
今後も活動を継続しつつ他施設の活動も知ることで、もっと質の高い活動に発展させられるよう研鑽を積みたいと思います。
精神科病棟 浅野