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第69回 JA長野厚生連体育大会

7月27日(土)・28日(日)2日間の日程で第69回JA長野厚生連体育大会が開催されました。
台風が心配されましたが、影響を受けることがなく無事終えることができました。


今年は、当院が当番院ということもあり、会場をお借りしたり地域の皆さまにご協力をいただき感謝申し上げます。
詳しくは、広報誌「きずな」9月号にてご報告いたします。

広報 山岸

 

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長野県看護協会研修「褥瘡の理解と看護ケア【基礎編】」に参加

 7月25日に長野県看護協会で行われた「褥瘡の理解と看護ケア【基礎編】」の研修に参加してきました。
今年度より病棟で褥瘡委員会のリンクナースとして働いており、褥瘡について基礎的な部分を学びたいと思ったことが参加したきっかけです。研修会では、3名の講師の方に褥瘡のメカニズからム予防、治癒過程までパワーポイントを用いて説明を受けましたが、写真が多く使われており、わかりやすかったです。グループワークでは私とは違う意見を交換し聞くことができ、さらに視野を広げることができました。
今回の研修で、褥瘡の好発部位やスキンテアを行い予防していくことが大切であるということを改めて学ぶことができたので、参加してよかったと思います。

6階病棟 田中

※リンクナース:専門チームや委員会(感染制御チーム、褥瘡対策チームなど)と病棟看護師をつなぐ役割を持つ看護師のこと

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院内 認知症ケア研修

認知症ケア研修会が職員対象に8月6日(火)行われました。
本日の研修内容は、「認知症の人に対するコミュニケーション方法」。
事務員も認知症の患者さんと接する際に必ず注意しなければならない内容かと思われます。
1日11回講座があり、空いた時間に出席することができました。
最後は、簡単な小テストを提出して研修会参加証明書に印をもらいます。
このように、当院では定期的に職員のスキル向上の為、いろいろな研修を開催しております。

広報 山岸

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第45回松本ぼんぼんに参加

「第45回松本ぼんぼん」と「第49回長野びんずる」が8月3日(土)に開催されました。
長野県では、京都の祇園祭りと同じくらい大きなお祭りです。
今年の松本ぼんぼんは、220連の計1万9500人が参加し、うちわを片手にサンバ調の音楽に合わせて踊ります。
当院からは、青年部が毎年参加者を募って「松本ぼんぼん」に参加いたします。。
今年は、例年より少ない人数でしたが当院より若手ががんばって踊り披露したようです。
事前に踊りの練習が必要で、当日は飲酒しての踊りが禁止されています。


 
普段の仕事とは別に、各職員とのコミュニケーションの場にもなっております。
詳しい内容は、広報誌「きずな」9月号にて紹介いたします。

広報 山岸

 

 

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不整脈心電学会に参加してきました!

7月24日〜 27日にパシフィコ横浜で開催された「第66回日本不整脈心電学会学術大会」に参加しました。
 同日に「植込み型心臓デバイス認定士 指定講習会」が開催されたため、残念ながら参加できなかった職員もいましたが、当院からは看護師2人と臨床工学技士1人が受講しました。

 私は普段は病棟勤務ですが、病棟から月2回行われる院内外来のデバイス外来で、患者さんやご家族と関わらせていただく事があるため、外来での面談や入院中の患者さんの看護に活かせるようさらに学習をしていきたいと思っています。

夜は、全国のデバイスナースの懇親会に参加しました!
様々な形・環境で活動されている他院の先輩方の話は興味深くとても勉強になりました。
今回の懇親会での話などを参考に、当院も病棟・外来共に、質の高い看護ができるようにがんばっていきたいです。

 2日目以降は他院の遠隔モニタリングの管理や、チーム医療等の演題を聞きたくさん勉強できました。
学会の懇親会にも参加し、色々なB級グルメや横浜名物、おいしいお酒を堪能しました。中華街にも寄ってリフレッシュしてきました。
今回受けた刺激を今後の看護に活かしていきます! 

  3階病棟 看護師 高野

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思春期精神保健研修会「摂食障害」に参加

7月25日 長野県精神保健福祉センターで「思春期精神保健研修会」が行われ約140人ほどの関係者が参加いたしました。
内容は、「摂食障害」をテーマにした研修会でした。
私は、精神科担当の栄養士として何年と経ちますが、摂食障害の患者さんが入院された時よく聞かれる言葉が、
「太るから食べたくない」
「食べたけど吐いちゃった」
と話されます。そのたびに、どう対応したらいいかと悩むところです。言葉のかけ方一つで信頼関係が悪くなってしまうことがあるからです。そんなもやもやしている時に、この研修会の案内があり、参加を希望しました。
摂食障害の病気についてから始まり、接し方・言葉の留意点などを学びました。また、摂食障害の経験者からのお話しの中でも、学ぶことがありました。
今回の研修で学んだことを実践に結び付けていきたいと思います。

管理栄養士 江森

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医療安全とのリンクアップ

 今月上旬に褥瘡専任看護師数名を連れて、褥瘡と医療安全についてのセミナーに参加してきました。
ここ数年は、スキン-ケアや医療関連機器圧迫創傷など、医療安全管理室との連携の必要性を痛感しています。
今回は、ちょうどよい機会だったので、頑張って行ってきました。

医療安全の講演タイトルは「ノン・テクニカルスキルの重要性~医療安全とコミュニケーション」

事故の原因は、コミュニケーションエラーが70%を占めているのこと。
「一度無視されても2回は伝える努力をする」
「いったん中断して私の話を聞いてくださいと伝える(CUS)」
主治医や先輩ナースへ、誰でも言えるようになることが大切だと思います。
ちなみにCUSとは・・・
I am concerned!  気になります。
I am uncomfortable! 不安です。
This is a safety issue! 安全の問題です。
それぞれの頭文字をとっているそうです。

ちょっとしたことでも、何でも言い合える関係になれるといいですね。

「何かおかしいぞ」と確認しあえるチームであることが重要。
「ルールを守る者はルールに守られる」
普段から指導していることですが、「医療安全のセミナーでも言っていたよ。」というと
効果的だと思うので、当面使わせてもらうつもりです。

三島由紀夫記念碑、達筆ですね。

いつもありがとうございます。  WOCN   ふりはた

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シンガポール工科大学生が病院見学に来ました

7月24日(水)シンガポール工科大学理学療法学専攻の学生10人が当院の通所リハビリテーションを見学に来院しました。
2時間ほどの時間でしたが、生徒たちは、日本・松川村の介護医療のことを熱心に聞き入って、シンガポールとの違いなどを話してくれ、リハビリの体験などを行いました。
当日の様子は、担当理学療法士より広報誌「きずな」9月号にて紹介させていただきます。

 

広報担当 山岸

 

 

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心リハ学会に参加しました!

 7月13~14日に大阪国際会議場で開催された「日本心臓リハビリテーション学会学術集会」へ循環器チームの医師、看護師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士の総勢12人で参加してきました。
今回の学会では、私(管理栄養士)が“動脈硬化性疾患予防のための栄養指導”についての研究発表を行いました。日常業務の中で思った疑問点を追及し研究したことで、今後の臨床へ活かすことができる内容になったと思っています。初めての学会発表だったので胃腸がおかしくなるくらい緊張しましたが、一緒に学会へ参加した職員の励ましや声掛けが力となり無事に発表を終えることができました。


▲学会発表の様子
学会では多職種で医療を進めるために1番大切なことは”スタッフ間のコミュニケーション”と話していました。当院の循環器チームは、日々コミュニケーションを大切にチームで診療や患者さんのケアにあたっています。

大阪への道のり、学会終わりの飲み会には参加者でわいわい楽しみました。このコミュニケーションが仕事の効率化に繋がり、すべては患者さんのために繋がっていくと感じています。
 食べることは人にとって楽しみであり、なにより生きるために必要なことです。そんな身近でとても大切なことに携わる仕事の中で、今後も多職種チームの一員として地域や患者さんに貢献していきたいと思います。


▲参加したメンバーと

管理栄養士 中島沙霧

指導医・研修医ブログ

血液内科と総合内科の日々~北アルプスを望みながら~ 2

内科の外来には、様々な患者さんが来られます。
総合内科の本などでは、「70−80%の患者さんでは、問診と身体所見で診断をつけることができる」などと書かれています。
まずは、頻度の高い疾患はスムーズに診断できるように心がけたいです。

1.60歳代の女性。
疲れ切った表情で診察室に入ってこられ、「昨日から、頭も肩も背中も痛い。食欲もなく体がつらくて動くことができない」という訴えでした。
体温37.6度。
頭部から順に診察を進めていくと、明らかに右下腹部に局在する圧痛あり。
再度問診してみると「そういえばそこが痛かったように思う」との返答。
腹部CTで上行結腸の憩室炎が疑われました。
アモキシリン/クラブラン酸で、翌日には症状は速やかに改善しました。

2.80歳代の男性。
2週間前に自宅で転倒して左胸部を打撲。
痛みが持続するために1週間後に整形外科を受診。
NSAIDsを処方された後も痛みが改善しないために受診。
問診票を見た段階では、「肋骨のoccult fractureかな?」と思いつつ診察を開始。
痛みの部位を確認するためにシャツをまくったところ、左胸部から背部につながる皮疹あり。
ひとめでわかる帯状疱疹でした。
高齢のためか、痛みの性状や変化については曖昧でした。
打撲後に帯状疱疹を発症したものと考えられました。

血液内科 武岡康信

 

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多忙を極めた日

認定活動を凝縮したような、忙しい日がありました。
今まで、1日のスケジュールや、業務内容は投稿したことがなかったため、ご紹介いたします。

出勤するとまず、メールのチェックと電子カルテから情報収集を行います。
夜間帯に緊急入院した患者さんの情報や、術後の経過、その他入院中の患者さんの状態、褥瘡対策診療計画書の確認、チーム介入依頼の受付など。
情報収集中に、病棟NSからコンサルテーション依頼のCallが入ります。

対応していると病棟クラークから、計画書や排尿ケアチーム介入依頼などの書類が届くため、一通り確認してから病棟ラウンドへ。
(書類は事務担当者のところへ届けます)

精神科病棟は鍵がかかっているため、鍵を持参する必要があり、紛失すると大変なことになるので、どんなに忙しくても、精神科病棟へ行く直前に鍵を持ち、終わったらすぐに戻すようにしています。

あの日は病棟へ行く時間がなく、すぐにストーマ外来を開始。
その後ストーマサイトマーキングを外科病棟で実施し、午後は、排尿ケアチームのラウンド、その後退院後訪問指導へ。
精神科病棟の看護師と一緒に、ターミナル期のオストメイトの自宅へ訪問し、1時間以上の滞在。

訪問から戻ったら、持込褥瘡のコンサルテーションやスキン-テアの報告などが数件あり、各病棟ラウンドへ。
オストメイトからの電話相談対応、看護大学の先生方との実習(診療看護師の実習)についての打ち合わせもあり、本当に忙しい1日でした。

以上の業務に加えて、糖尿病教室や各病棟(各チーム)での学習会の講師、委員会やチーム会への参加などが主な業務内容です。
記録をしながら、「今日って認定活動を凝縮したような日だったなぁ~」としみじみ感じました。

病棟への移動には階段を使うため、毎日けっこうな歩数を歩いていると思いますが、ちっとも痩せません。
忙しさと比例すればいいのに。。。

 
*夏はやっぱりカレー!ラッシーとの組み合わせが最高!!

いつもありがとうございます。   WOCN  ふりはた

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☆盛大に開催!☆ 5階病棟  七夕まつり

 5階病棟では「ひだまり」と題して年に数回、季節ごとデイケアを開催しています。
今回は七夕に合わせ、患者さん、職員に短冊にお願い事を書いてもらいました。また、7月16日に病棟エレベーターホールで、20人程の患者さんにお集まりいただき、毎年恒例の七夕会を行いました。
最初に、理学療法士による『七夕体操』では、天の川に届くようにと手を伸ばし、歩いて渡れるようにと足踏み体操をしました。日頃ベッド上で過ごすことが多い患者さんですが、この日は活き活きとした表情で、身体をほぐされていました。


 次に5階キャスト(新人職員メイン)による七夕劇「ねがえぼし☆かなえぼし」を行いました。元気のいい彦星様、浴衣もきれいな織姫様、おっとりタイプの帝、ユーモアのある牛、滑舌のよいナレーション、みんなそれぞれ個性を出し演じました。最後に、七夕さまの歌を唄いました。ただし・・・1曲では終わりません。その他10、曲ほどアカペラで歌いました。乙女時代に聞いた懐かしい歌もあり、手拍子、足でリズムをとるなどして楽しいひと時を過ごすことができました。


実際にデイケアに参加されている患者さんの姿を見て、普段とは違う一面を見ることができました。入院中は、治療や病態により臥床していることが多くなりがちなため、ADL(日常生活動作)の低下や意欲の低下等に繋がることが予測されます。今回の取り組みが少しでもADLや意欲の向上に繋げられたらと思います。
そして、これからも毎日の入院生活の中に、楽しみや生きがいを見つけ癒しの時間が持てるような院内デイケアを目指していきたいと思います。

みなさまの願いがかないますように☆

5階病棟看護師

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緩和ケア学会に行ってきました!

 私たちは、「第24回日本緩和医療学会学術大会 緩和ケアのArt&Science In横浜パシフィコ」に出席してきました。
 発表は医師・看護師をはじめ心理士や社会福祉士、理学療法士の発表があり、緩和の定義・緩和医療から実際の患者さんの発表まで幅広い分野があり、主にはリハビリ関係のセッションを中心に参加してきました。
「がん終末期の緩和ケアに使えるリハビリの技術とは!」の中では、骨転位患者さんが動作を行う際に痛みを感じにくい動き方のポイントや、がん終末期の呼吸困難症状に使えるポジショニングの技術などを学びました。
 日々患者さんのことで悩んだり、落ち込んだりすることが多々ありますが、一番感じたことは、「私たちリハビリ専門職にはまだいっぱいできることがある!!」ということです。どんな形でもどんな方法でもよく患者さんにとっての最善のできることをすればいいんだ!!と学会参加後からモチベーションが更に上がり日々の業務に取り組むことができています。定期的に参加していくことの重要性と、それを周知し業務をカバーしてくれる仲間たちに感謝しつつこれからも自己研鑽に励みたいと思います。
                       
▲横浜中華街のすぐそばで宿泊しました。

 理学療法士 宮田美穂 稲葉絵里子

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輸血検査研修会イムスクールに参加

 7月6日・7日の2日間、長野県で行われた輸血検査セミナー「イムスクール」に当院から検査技師3名で参加してきました。
初日の実技講習では試験管法により血型と不規則抗体の同定を行いましたが、試験管の振り方や、どのような手順で検査を行っていくと用手法でヒューマンエラーを防げるかなど認定輸血検査技師の方の指導のもと実技講習を行いました。

2日目は同様の検体を用いてカラム凝集法とキャプチャー法での反応強度の違いを、実機を用いて検査しました。
輸血検査では反応強度が弱い陽性像でも確実に拾っていかなければならない為、各方法による特性の違いや手技によるエラーをどのように防ぐかを2日間の実技講習を通し学ぶことが出来ました。今回の研修内容を日々の検査に生かしていきたいと思います。

検査科 小穴、黒岩、竹村

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オスグット・シュラッター病

 皆さん,「オスグット・シュラッター病」ってご存知ですか?
よく「ジャンパー膝」とか「成長痛」とかって言われているのですが、小中学生に多くジャンプや屈伸することが多いスポーツを行うことにより、膝のお皿の下(脛骨)付近に大きな衝撃が加わり、痛みや炎症などが起こる障害です。ひどい時は歩くのもやっとの場合もあります。
このオスグット・シュラッター病「安静にしておけば治るよ」とか「若い子はなるものだからしょうがない」とか一種の成長痛だと思っている人が多く軽く見られがちなのですが、実は使い方によってもオスグット・シュラッター病になる可能性があるのです!
 前日、スポーツ外来に「膝が痛い」と受診された方がいました。スポーツ外来の村上先生は、症状や画像から診て「オスグット・シュラッター病」と診断しましたが、いつも先生の診察ではルーティンになっているスクワットを診て村上先生の眼の色が変わりました。「膝の使い方がうまくないね」確かにスクワットしたときにつま先より前に膝が出ています。これでは膝に負担がかかり痛みがくるのは当然です。でもこの子は、骨盤の動きが悪かったり体幹や股関節周囲の筋肉発揮不十分が原因だったりでこの方法しかスクワットができないのです。村上先生は、「今の使い方をしていると前十字靱帯損傷などの手術が必要になるほどの大けがを負ってしまうかもしれない」ともおっしゃっていました。
 僕もけがをして大好きなスポーツができなかったことがあります。その時の悔しさや哀しさは身体的にはもちろん精神的にもかなりきつかったことを覚えています。もっと早く村上先生みたいなスポーツ専門の先生に出会い的確な診断やリハビリに出会えていればまた違った人生を歩んでいたかもしれないと思いました(大げさかなw)。
 でも一日でも早くその子には正しい膝の使い方(全身の使い方)をマスターして楽しいスポーツ活動ができたらいいなと思います。そのためには僕らリハビリスタッフも必死にサポートできたらと思っています。またスポーツのけがのことで困ったことがあったらぜひスポーツ外来を受診してみてはいかがでしょうか?

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