WOCNブログ

機は熟した!?

 認定看護師になった時、すぐに取り組みたいと感じたことはおむつ全般に関する見直しと、テープ類の適性使用について。
緊急性、優先順位ともに高かったのですが、おむつの方がより時間がかかると判断し、先に取りかかりました。
テープについては、スキンケアが徹底できるようにしてからの方が良いと考え直し、タイミングの良い時に始めることに。

ようやく昨年度から取り組みを始め、この頃やっと目処がついてきました。
時間が掛かってしまう理由は、新製品の採用にあたり診療材料検討委員会を通したり、
製品決定のために、サンプル品を一定期間使用し評価を行うため。
簡単にはいきません。

しかし肝心なのは、製品が優れていることではなく、用途にあった物を正しく使用することなので、貼り方・剥がし方について学習会やOJTで、常に指導しています。
「テープがすぐに剥がれた」「テープでかぶれた」と相談するスタッフに対しては、
原因をテープに決め付ける前に、基本的なことができていたかどうか確認をします。

テープの接地面積が広いため剥がれ難いオメガ張りの徹底と、しっかり圧着することを忘れない様にすること、リムバーの使用や愛護的に剥がすことが大切です。
基材や粘着剤、伸縮する・しないなどの違いを理解し、皆が正しく使用できるようにすることを目標にしています。

清明神社の厄除桃。
高齢者の脆弱な皮膚は、傷付きやすい桃を触る時のように、優しく、丁寧に!

いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた

精神科ブログ

第27回精神科看護管理研究会に参加して

 2020年1月24日~25日に開催されました「第27回精神科看護管理研究会」に参加してきました。
会場は大町温泉郷の叶家(かのや)で、約60名程が参加していたと思われます。


 学会などと違い、別の角度から最新の情報の共有や課題の明確化を図り、看護マネジメントに活かすことで看護職のキャリアアップ、看護を楽しむネットワークづくりを行っています。
アットホームな雰囲気もあります。この研究会は新人からベテランまで参加はさまざまです。
 テーマは、「2020精神看護学教育×精神科病院現任教育」一ケアを続けるための感情と思考、行動一と題して、地域包括ケアシステムの制度化が進む中で、精神科看護師は地域でどのような役割を担えるのか、どうしたらその人らしい生き方を支援できるのか、現場の視点で考えることができました。
 そして、ヒューマンネットワークを広げるだけでなく、看護師として人間として大切なことを感じたり考えることが出来た、大変貴重な機会であったように思います。                                                                                                                         


▲叶家の前で、参加された方たちと

  こころのホスピタル(精神科病棟) 金子琢也

フレッシュナースブログ

2019新人研修~訪問看護~

今日は訪問看護についての講義を受け、患者さんの入院中と退院後を見据えたケアを考えていくこと、また看護師一人で考えるのではなく他職種で連携しチームで関わることが必要だと感じました。


患者さんが抱えている様々な問題や課題を、退院後の生活をイメージしながらより良い在宅医療に近付けるようできることを頑張っていきたい。

 
                            

新人看護師 下里・一志・塚越

スタッフブログ

2020東京オリンピック・パラリンピック理学療法サービス事前研修会に参加して

 近年、日本では様々なスポーツの国際大会が開催されるようになっており、一般的なスポーツに加えて、障がい者スポーツの大会も増えている現状があります.その中で理学療法士の活躍も広範にわたり期待されるようになってきており、現在、日本理学療法士協会では国際競技大会等での活躍に向けた人材育成に取り組んでいます。

 2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックでは各大会組織委員会より委託があり、選手村ポリクリニック・競技会場において理学療法サービスを提供することが決定しています。私はオリンピックの際に選手村に開設されるポリクリニックに配属され、理学療法サービスを提供する予定になっています。
 そこで、今回1月25・26日に東京で開催された2020東京オリパラ理学療法サービス事前研修会に参加してきました。内容としては、救急対応、テーピング、選手の評価〜治療プログラム立案・実施について実技を行い、さらに語学スキルとして症例が提示され英語にてコミュニケーションを取りながら対応する練習を行いました。今回の研修で自分のスキルがどの程度なのか再認識すると共に課題が明確になりました。
 残り約半年で東京オリンピックが開催されます。今回明らかになった課題に対して対策を立て、開催国の理学療法士として、グローバルスタンダードを踏まえながら自分たちのもつ強みを活かした“Physiotherapy & Physical Therapies”サービスを提供出来るよう努めていきたいと思います。

 

リハビリテーション科 理学療法士 赤羽弘泰

 

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おむつを正しく当てるということ

一昨年からおむつの正しい当て方指導と、人材育成を兼ねて、ひとりひとりに試験を受けてもらっています。
(筆記試験ではなく実技)
精神科病棟では殆どのスタッフが認定され、一般病棟でもCST(コンチネンスサポートチーム)を中心に受験してもらっています。
ただ当て方をマスターするのではなく、他者に教えることで更に学びを深め、みんなでチェックしあうことを習慣化するようになることがねらいです。
たとえ先輩であってもできていなければ注意して欲しいし、指摘をされたら素直に直して欲しいと思っています。

「できないことを認めること」
これがなかなか難しいのですが、これができる人とできない人では大きな差が付くことを実感しているので、学習会では必ず伝えています。
できていると勘違いしていると、指導内容が頭に入ってきません。
自分で気が付くこともできなくなってしまうので、本当に怖いことだと思います。

できない・知らないことをそのままにしておくことのないように、何度も何度も繰り返し、諦めずに指導することが大切なのです。
先月現在、全国507施設で11,102名の認定者が誕生したとのこと。
更に多くの施設から認定者が誕生し、自信をもってケア当たり、根拠を述べることができるようになることを願っています。
当院も貢献できるように頑張ります!

いつもありがとうございます。    WOCN   ふりはた

メーカー担当者から頂いたスウェーデンの施設の写真。
とってもすてきですね。

 

 

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2019・年忘れAGC親睦ゴルフ大会

2019年12月28日(土)、あづみ病院ゴルフ部主催の「年忘れAGC親睦ゴルフ大会」が豊科カントリークラブにて開催いたしました。年忘れ大会ということで、年末の時期に開催するあづみ病院ゴルフ部の恒例行事となっております。参加者は、当院の職員のみならずOBの方々や南長野医療センター篠ノ井総合病院の職員の方々にも参加いただき、総勢3組11名と盛大に開催することが出来ました。
当日は、朝の冷え込みが一段と厳しく、ゴルフ場一面には薄っすらと雪が残っていましたが、日中になると日差しが暖かく感じられるほどの快晴となり最高のゴルフ日和となりました。
ゴルフを通じて普段あまり話すことの出来ない職員同士で会話をしたり、お酒を飲んだりしながら楽しくプレーすることが出来ました。
大会終了後には参加者全員に豪華な景品も用意されており、懇親会では職員同士の親睦を深めることが出来ました。
これからも組合活動であるゴルフ部の活動を通じて、多くの職員の方々と交流を深めていけたらと思います。

ゴルフ部代表 樋口、宮島

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Hello Happiness

始めようとしていた事の出鼻を挫かれ、他にも色々と続いた昨年末。
年始からスタートダッシュして、嫌な雰囲気を寄せ付けないようにしたいと考えているところ。

2020年の干支「庚子」は、新な芽吹きと繁栄の始まりを表し、新しいことを始めると上手くいくとのこと。
「今年から始めた方が良かったんじゃない?」と自分に都合の良いように解釈し、
「絶対に上手くいく」と自分に言い聞かせました。
時には思い込みも必要です。

シリーズで開催している学習会「食べて・出す+α」今月の担当は私。
「からだにやさしいポジショニング」をテーマにしました。
奇数月は私が、偶数月は言語聴覚士が担当しますので、お気軽にご参加下さい。
ちなみに3月はコンチネンスを予定しています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

いつもありがとうございます。   WOCN  ふりはた

みちひらきの大神「猿田彦神社」の方位石。皆が願掛けをしていきます。

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労働組合女性部だより~フラワーアレンジメント~

 毎年恒例で行っている行事で、去年暮れにフラワーアレンジメントを行いました。
12月20日にクリスマス、12月25日にはお正月のフラワーアレンジメントを開催。
フラワーショップ「おおつき」からフラワーデザイナーの方をお迎えし、先生方に教えてもらいながら、それぞれの物が出来上がりました。
今年の参加人数は、持ち帰りも含め81名でした。
クリスマスのお花は、真っ赤な薔薇をふんだんに使いとてもきれいな物が仕上がりました。
お正月のお花は、縁起物の松を使い華やかに出来上がりました。


お花はとても心が和みますね。見ているだけで幸せな気持ちになれます。
毎年参加されている方はもちろん、初めての参加でも先生方が丁寧に教えて下さるので、来年も大勢の方の参加をお待ちしています。

労働組合女性部 松井

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リスクマネジメント研修会

 12月中旬、長野市にて「高齢者施設のリスクマネジメント研修会」に参加しました。
当院でもリスクマネジメントに関する研修は行われているが、他施設での取り組みなど院外の考え方も身に着けたいと思い、今回の研修に参加しました。

 研修では、「リスクそのものに対する向き合い方」の内容から始まり、これまでの考え方との比較がされていました。
従来は、「人がミスをしないよう管理をする」という考え方だったが、リスクを本当に回避するためには「人は誰でもミスをする」を前提に「ミスの原因を把握」「ミスが事故に繋がらない仕組みづくり」が必要であるとの話がなされました。さらに、施設全体で取り組むことで、リスクに対抗すべきとのことで具体的には、「暗黙のルールではなく、文書で徹底する」「罰則を正しく設ける」などがあった。厳しいようにも感じたが、事故があって患者さんを危険に合わせないためには、職員が厳しく向き合う必要もあるのだと再認識しました。

 実際の現場で取り組むには、改良を加えて現状に合わせる必要があるが、より安心して入院生活を送っていただくために心がけていきたいです。

精神科病棟 看護補助者 浅野

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ONE TEAM

11月下旬に開催したセミナーでの講演のタイトルは、ONE TEAM。
地域全体がひとつのチームということと、コンチネンスケアを通して(皆で考えることから)チームを作り、他のことにも波及して欲しいと考えているため、このタイトルにしました。
流行語大賞も取れるのではないかと予測しましたが、ねらいどおりでした。

具体的なプランはまだありませんが、先日のセミナーで「自分にできることをすぐに始める」と話したように私も、コアメンバーになって欲しい人に考えていることを話し、師長会でも説明しました。

皆で作り上げることが良いと思うので、一緒に考えてくれる人を大募集中です!

所属や職種は関係ありません。
コンチネンスケアについての理解を深め、職場に戻ってリーダーシップを発揮できるようになることを目指します。

現在は、地域性も踏まえて良い方法はないかと考えているところ。

ONE TEAMが誕生し、皆で育てられたら理想的ですよね。

 
*住吉大社の誕生石

いつもありがとうございます。     WOCN   ふりはた

良い年をお迎え下さい。

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2019職員旅行~北海道へいってきました!~

12月12日~12月14日2泊3日の日程で「登別・小樽・札幌の旅プラン」へ参加しました。松本空港から新千歳空港まで1時間半、北海道は遠いようで案外近い!当県からは手軽な旅行かもしれません。

初日は空港から登別温泉へ直行し、温泉で日々の疲れを癒してのんびり1泊、2日目は朝8時にバスでホテルを出発し洞爺湖を目指しました。最も美しく湖を見ることができるという“サイロ展望台”から目の前に広がる洞爺湖の神々しい景色を眺め、大自然を満喫できました。午後からはクリスマスムードで賑わう小樽・札幌市内の観光を堪能し、3日目は札幌市内の台所、札幌場外市場へ行きました。やはり目的は北の海の味覚、「海なし県」からやってきた私たちはそこで海産物の買い物を楽しんだ後に帰路につきました。
今回は女性5名の旅でしたが、食べておしゃべり、買っておしゃべり、それだけでは飽き足らず、買ったお土産を互いに見せあってはまた買って・・・存分に北海道を楽しむことができました。

「職員旅行」。このご時世で珍しいですよね。皆さんはどんなイメージをもたれるでしょうか?
「職場のメンバーで旅行なんて面倒だなぁ」と思われる方も中にはいるかもしれません。でも、そんな心配ご無用。予想以上に楽しめ仕事もやり易くなって「一石二鳥」です。
私は、2015年に当地へ引っ越してきました。縁あって翌年1月、30代半ばでこの病院へ就職しました。職場の先輩のお誘いで毎年職員旅行へ参加しています。広い院内は話したことのないスタッフばかりですが、それぞれの部署から三々五々集まったメンバーで旅行に行けばこれを機にぐっとお互いの距離が縮まること間違いなし!です。誘っていただいた先輩に今はとても感謝しており、毎年旅行の時期が今では楽しみです。
意外といいよ☆職場旅行!


PS.当院の職員旅行は、自由参加。個人プランを持ち込んでOKなんですよ。出勤扱いになるのでとても魅力的

 

地域医療連携課 髙橋

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保育所にサンタさんがやってきたぁ~

今年も職員のお子さんがいる院内保育所に、サンタさんが大きな袋を抱えてやってきましたぁ~

12月24日は、院内保育所のクリスマス会
サンタに変身した職員が、クリスマスソングに合わせて「サンタさ~ん」の掛け声で施設に登場
わ~い。サンタさんだぁ~と喜ぶ子供に、ひげもじゃのサンタさんが怖いとママやパパのところから離れない子供、


一人ひとり名前を呼ばれてプレゼントをサンタさんからもらっていました。

実は、今年のサンタさんは女性スタッフ。変装しながら女ってわかったらヒゲがおかしいとか突っ込まれるかな?とかドキドキしていたんですが、まだまだそこまで疑問に思う年齢でもなかったのでホッとしました(^_-)-☆
来年は、トナカイも連れてよい子のところへいきたいなぁ~。

広報委員会

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2020カレンダー

2019年度ももうすぐ終わりですね。
毎年広報委員会と写真部で作製しているカレンダーができあがってきました。
実は、ラミネート機が壊れてしまい、新しい機械の入荷待ちです。


このカレンダーは、池田町周辺の景色などを中心に作製されていて、入院患者さんの部屋に貼ったり、外来に貼ったりして大変好評いただいています。
写真は、写真部の方から提供いただいたのと今年は広報誌「きずな」の表紙の写真もはいっていました。
全部で6パターンほどのカレンダーがもうすぐできあがります。

広報委員会

 

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遺された者にできること

 先月末に皮膚科の河内先生が急逝されました。
病気療養中でしたが、10月から週1日のペースで診療され、11月から2日に増やし、先生を待っていた患者さん達が喜んでいた矢先のことでした。

突然のことに動揺していたところに追い討ちをかけるように、中村哲先生の訃報も入りました。
先生との出会いは、私がまだケマネジャーをしていた頃のこと。
中村先生の講演に感動し、NGOを支援させて頂いたこともありました。
書籍を購入したり、会報を読んだり、人に教えたり。
今回のような事故がないことを祈っていましたが、残念です。

11月末から時間が止まったかのように思考も停止して、前を向くことができない状態が続きました。
先生方にお叱りを受けそうなので、今年最後の数日間は、気持ちを切り替えて頑張ろうと思っています。

私が認定看護師になるきっかけはいくつかありますが、そのひとつに河内先生の存在があります。
先生は私のことを「鬼軍曹」と言っていたので、今頃「鬼の目にも涙」とか思っているかな。。。

四十九日を過ぎなければ極楽には行かないそうなので、最後のお別れまでもう少し、色々なメッセージを送りたいと考えています。
私がこれからやらなければならないことについて、智慧を授けていただけますように。

いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた

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CV-NET信州研修会に参加しました

 12月8日に浅間温泉文化センターで開催されたCV-NET信州研修会に参加してきました。
「職域を超えて学ぶ」というテーマのもと県内外から医師、看護師をはじめ、臨床工学技士、臨床検査技師など幅広い職の100名以上の方が参加していました。
 今回は「これだけは知っておきたい 循環器領域の基礎知識:不整脈初級編」ということで心電図の基礎や、不整脈の治療のひとつであるカテーテルアブレーションやペースメーカーのことなど循環器のことを幅広く学ぶことができました。
 当院からも急性期病棟主任看護師/デバイスナースである大月幸恵さんが講師としてご講演を行いました。
デバイスナースとは、心臓デバイス埋め込み患者さんに特化して患者教育を含め専門的にケアする看護師です。「埋め込みをした患者さんは、デバイスとともに生きていく」とお話がありました。そんな様々な不安や悩みを抱えている患者さんに、寄り添っていけるように臨床検査技師である私にできることは何かを考えて、これからも患者さんのための検査をしていきたいと思います。

臨床検査科 平林志織