フレッシュナースブログ

2019新人研修~1年のふり返り~

 今日は、1年間を振り返りを行いました。

 

また、心に残った看護などを事例にまとめた発表を行いました。1年間のグループでの振り返りでは、2年目に向けての目標が明確になり、今年発見した課題とともに、2年目に向けて頑張っていきたいです。


 症例発表では、さまざまな病棟で働いているなかで、それぞれの特性を持った学びがあったと知ることができました。1年行ってきた看護を振り返り、反省や学びも多かったと思います。今後に生かしていきたいと思いました。1年目研修の修了式を迎え、もうすぐ後輩が入職しますが、先輩の立場になり、より気を引き締めよりよい看護ができるようにしていきたいです。

 

                             看護師 伊藤、遠山、檜山

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植込み型心臓デバイス認定士 誕生!

当院の看護師2名が2020年4月1日からの日本不整脈心電学会の「第1回植込み型心臓デバイス認定士資格認定試験」に合格したことが、医療タイムス社の新聞で紹介されました。
PDF記事はこちら
 
 
医療タイムス 2020年3月10日 第2717号発行より

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色素沈着って

 学会でのお楽しみといえば、安部先生の講演やセミナー。
今回もミニレクチャーがあると分かり、参加を決めたようなものです。
タイトルは“色素沈着って何色?”

色素沈着について取り上げるなんて、さすがだと思っていましたが、学会長から直々の依頼だったとのこと。

色素沈着は茶色や褐色と表現されることが多いのですが、メラニンの沈着部位(深さ)
によって色調が変化し、メラニンが増えると濃くなります。
刺激を感じると、メラニン色素を作って皮膚を守ろうと、防御機能が働くためです。

過去に炎症を起こした証でもあるので、褥瘡の好発部位で発見した時や、座っている時間が長い患者さんなどでは、特に注意してもらっています。

ちなみに、皮膚の1番浅いところ(表皮~真皮表皮接合部)では黒色ですが、深くなるにつれて褐色・黒褐色、茶色・黒色、紫褐色、と変化し真皮深層では青色となります。
分かり易いのは、褐色・黒褐色の肝斑や、青色の蒙古斑でしょうか。

「私の好きな書籍に記載してあったなぁ~」とか思い出しながら聞いていました。
(現在は第3版が出版されていますが、私が持っているのは第2版です)

院内の研修では色素沈着について取り上げていますが、紫外線対策や皮膚を擦らないことなどが殆どだったので、次年度は色調に違いについて加えても良いかな。

東照宮三百年祭記念塔、待ち合わせの場所に利用されているみたいです。
地元の人と思しき方に、なぜか塔と私を2度見されてしまいました。
写真を撮る人は少ないのかな?

いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた

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備えあれば憂いなし

私が認定看護師の研修に行く3ヶ月前に東日本大震災が発生しました。
そのため、有事の際にもなるべく困らないことを優先的に考えて、製品を決定してきました。
洗浄剤は洗い流さなくても良いタイプの物。
エアマットレスは高機能で停電後も2週間程度はセルが潰れない物。
おむつは吸収量が多く、汎用性が高い物など。
学会には災害対策委員会があり、演題発表にも災害・在宅ケアの項目があります。

静岡で開催かれた学会の講演発表で、「日常から外出時に予備の装具を持って出るなどの対策をとっている人ストーマ保有者は、災害時の対策をとっている人が多い」との発表を聞き、少し安心しました。
当院では外出時には予備の装具を持つこと、災害時の対策も必ず指導しています。
(濡れないように密封した袋に入れることが大事)
大雪の影響で宅配が遅れた年もあり、そのエピソードも伝えています。
(私自身、コンタクトレンズが届かず、数日眼鏡で過ごした失敗談も話します)

メーカーやオストメイト協会から避難所に装具が届き、普段使っている物と違ってもサイズさえ合っていれば、使用するようにとも指導しています。
少し余裕を持って注文し、有事の際に自分が困らないような準備をして欲しいですね。

  
*大好きな静岡おでん、だし粉を付けるのがポイント!

いつもありがとうございます。 WOCN   ふりはた

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第1回ボランティア講座が開催されました!

 令和元年度のボランティア講座が、令和2年2月15日(土)の午後開催されました。10名のボランティア会員の方に参加していただきました。
前半は昨年に引き続き、村田副統括院長より認知症の症状や予防について講義が行われました。講義後、参加者の方から予防方法についての具体的な質問があり、村田医師より、「まったく新しいことをしていくことは難しいので、今まで自分でやってきたことに少しだけプラスしてできることを続けていけばよいのではないか」とのアドバイスがあり、参加者の方は真剣にメモを取りながら講義を聴いていらっしゃいました。

 ▲村田副統括医院長の講義の様子
 後半は、感染管理認定看護師の小山看護師より感染症の予防について講義が行われました。最新のコロナウイルスについても説明があり、手洗い、マスクの着用、手指消毒等の基本的な予防方法について再度認識を新たにすることができました。
 残念ながら3月7日(土)のボランティア講座はコロナウイルス感染拡大の防止の観点から中止となりましたが、新規のボランティア会員の方は引き続き募集をしております。関心のある方は活動の様子を見学していただくこともできますので、お気軽にお問い合わせください。

ボランティア運営委員会 0261-62-3166

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職員旅行記~東京編~

 「行き先はあなた次第!冬の東京周遊フリープラン」旅行委員おススメ!あなたの夢叶えます!・・・
‘なになに?何だかあやしいけどおもしろそう‘とお出かけ大好きな私のアンテナがこのキャッチコピーを探知!
詳しく聞いてみると、すべてフリープラン。出発、移動、行動も!?♡♡
‘よしよしやってやろうじゃん‘と益々興味が出てきて、このプランに参加することに決定しました。(行ったのは1月でした)
しかし、なにせ各自フリープランなので詳細は直前までわからず白紙。
とにかくどこへ行くか1つでも決めないと始まらないので、同行者の「迎賓館に行ったことある?」の一言で行動のイメージが出来上がって行きました。

 ただし研修旅行なので何かしら課題をクリアしようと考え、今時のキャッシュレスやネット予約など(IDにパスワード入力など)遠まわしに避けてきた物にチャレンジしてみることに決定しました。
まずは
高速バスチケット:安く購入するには?回数券をインターネットで買う(カード支払い)→予約 
ホテルバイキング:安く行くにはこれまたウェブ予約
○△♯$×%?!
今まではここで挫折していましたが、時間こそかかりましたが無事クリア。ここまで来れば後は行程の作成のみ。
もう一方のグループは“思いっきりラーメン食い倒れプラン”なる画が出来上がっているが、早朝の浅草寺参りをこの旅行の目的とすることに。

▲冬の東京周遊フリープランに参加したメンバー
 早朝、駅へと向かう通勤・通学の人々と逆にシャッターの下りた仲見世通りを歩くのも,不思議な体験でした。
その後、各グループごとの行動となり、私たちは約1㎞の合羽橋道具街へ3時間ほど調理用品を求めて繰り出しました。
さて、メインの迎賓館です。皆さんご存じと思いますが1909年(明治42年)東宮御所として建設されています。日本で唯一のネオ・バロック調の建物です。つまりベルサイユ宮殿のイメージです。
今回は明治神宮にも立ち寄っています。こちらは1920年(大正9年)建設です。つまり明治神宮の方が後に建てられていると言うことです。同じ時代の建物の差に驚きと感銘を覚えました。
一方のグループの行動も逐一LINEで情報共有して相手方の存在も感じながらの旅でした

毎年旅行委員の方が一生懸命プランを立ててくれている職員旅行ですが、今回のフリープランとっても良かったですよ。
何もかも自由・・・けれど自分たちで何とかしなくてはいけないもどかしさ。楽旅ではないけれど、やった感は格別です。
今回は東京プランでしたが、違う土地でも面白そうですよね。
参加グループが多くなることも含め、来年以降も期待しています。

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植込みデバイス関連冬季大会に参加してきました

名古屋コンベンションホールにて開催された第12回植込みデバイス関連冬季大会が2月6日から3日間の日程で行われ、会期中に当院から医師1名、看護師4名、臨床工学技士2名、理学療法士2名がそれぞれ参加してきました。
 臨床工学技士として今まで主にペースメーカー植え込みとデバイス外来に関わってきましたが、近年遠隔モニタリングシステム(以下RMSと記載とする)の普及により、植込み型デバイス患者さんとの関わり合いが増えました。


 RMSとはご自宅に専用の中継機器を設置していただくことで、ご自宅から日々植込み型デバイスの情報を送信し、その情報を医療機関から閲覧できるシステムです。自宅にいながら医療機関へ植込み型デバイスの情報を提供することが可能なため、患者さんに不整脈が起こった際や植込み型デバイスに不具合や故障が発生した場合に医療機関へデータを送信して、異常等を病院側で早期発見することが可能とされます。

あづみ病院ではペースメーカーを植込んだすべての患者さんに対してRMSの利用をお勧めしています。また、他施設にて植込みデバイスを導入された患者さんでも、大北地域にお住いで植込み後は当院循環器に通院される患者さんにもRMS利用をお勧めしています。年々RMS利用患者さんは全国的にも増えています。今回の大会研究発表でもRMSについては多くの施設にて取り上げられていました。

今回の植込みデバイス関連冬季大会にて、RMSを利用した症例や運用方法について学んだことを、今後に生かしていきたいと思いました。
デバイス外来毎月第2.4木曜日(看護専門外来含む)

           
▲お昼に食べた名古屋発祥台湾ラーメンです(病みつきになる辛さでした)       ▲会場横建物の特設展示物

臨床工学科 小木曽

 

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マイナビ看護学生へ出展してきました@大阪

 2月16日(日)大阪国際会議場で開催されました、マイナビ看護学生に出展いたしました。
実は、当院の大阪ガイダンスの出展は今回が初めてなんです。
参加される関西の方には、長野県のイメージがあまりないかなとドキドキして参加しました。
1600名ほどの来場者があったそうで、当院のブースには予想を超える生徒さんに訪問していただきました。
限られた時間の中で、当院のガイダンスに来ていただきました方ありがとうございます。
まだまだ伝えきれないことがありましたが、観光を兼ねてお気軽に病院見学をお待ちしております。


また、ちょっとでも気になった方。ぜひぜひ、HPでいいので覗いてください。
長野県って移住希望ランキング1位を獲得し、その後も3位以内をキープしているんですよ。
もっと長野県の当院周辺のことを知りたい方は、当日配布していたチラシをダウンロードしてください。

長野県ってこんなとこ

当院には、たくさんIターンされた方がいます。(関西人も多いです)

 また、明日2月22日(土)には長野市での「マイナビ看護学生」に出展予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大につき出展を見合わせました。(詳しくはこちら
予定していた学生さんには大変申し訳ございませんが、資料等ご希望の際はメールまたは電話で連絡をお願いいたします。

人事課 山岸

 

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あのすばらしいエピソードをもう一度

 今月上旬に、ストーマ・排泄リハビリテーション学会へ参加してきました。
今年は静岡市での開催。
長野県民にとって、静岡は微妙に遠い。。。
しかし、プログラムを見てどうしても行きたくなりました。
(安部先生のミニレクチャーもあるし)

ナースだからできる便秘マネージメントでは、コンチネンス協会会長の西村先生から、私がコンチネンスケアを推進したいと決意したエピソードを、聴くことができました。
そのエピソードとは、西村会長愛猫の闘病時のこと。
「癌を患いながらも、最期までトイレで排泄をしようと頑張って歩いていた。トイレまでは辿りつけず、直前で失禁してしまうけれど、ネコでさえもトイレで排泄をしようとしていた。それは動物の本能の行動であるから。」といった内容。
想像しただけで泣きそうになったことや、本能とは考えがいたらなかったことを反省しました。

今回は「本能を大切にする倫理観が基本」とも述べていらっしゃいましたが、学習会で必ず伝えるようにするつもりです。

(写真)*会場近くから見た富士山。(電線が邪魔ですね)

いつもありがとうございます。   WOCN  ふりはた

静岡には風邪薬とたくさんのマスクを持参。
1日目の夜は食欲もなく、アイスクリームだけを食べて就寝。
食欲が無いなんて、ただの風邪でなかったらどうしようかと心配しましたが、
結局ただの風邪でした。
完治までに1週間もかかってしまいましたが。。。

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補聴器外来

 昨日は、2組の患者さんの補聴器外来に同行させていただきました。
 1組目は、初めて補聴器を考えている80代の方。
ご家族が、最近何を言っても聞こえなくって・・・とおっしゃっていました。
医師診察後、補聴器を使用するのに問題がなければ専用業者さんからの面談があります。
初めて補聴器をつけられ、ご家族の方が普通にお話しした声が聞こえた時の笑顔が忘れられません。
今日から補聴器を装着して日常生活で使用していただき、今後どうするか検討されるようです。

 2組目の方は、以前に安い補聴器を購入して30分で音がうるさくて諦めた方でした。
今回のレンタルを着用した際は、以前購入したものと音とか全然違い、装着したときのストレスがないとおっしゃっていました。
しかし、音はよく拾うのでそれが気になるとおっしゃっていましたので、音の周波数をさらに下げてもらったりしていました。

業者さんいわく、今まで聞こえなかった音が静かであった脳にたくさ伝わるので、慣れるのに最低でも3カ月かかるようです。
いきなり補聴器を購入するのではなく、専門業者さんにご相談いただき日常生活でお試し使用してみてから補聴器を検討されてはいかがですか?

 当院では、耳鼻咽喉科にて補聴器外来を毎週火曜日 午後14:00~15:30にておこなっております。
まず耳鼻咽喉科の医師の診察を受けていただき、専門業者さんとの面談があります。

こんな方にお勧めです。
◆補聴器を検討している方。業者さんからお試しレンタルができます。
◆持っているけど合わず使っていない
◆相手の声が聞きとりにくい
ぜひ、耳鼻咽喉科にご相談ください。

広報担当 山岸

 

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こんにちはドクター~その腰痛、骨髄腫かも~

 先日、SBC信越放送の「こんにちはドクター」の取材があり、その録音取材に立ち会わさせていただき、様子を撮影させていただきましたよ。
今回の出演は、血液内科 武岡康信医師です。
ラジオということでSBCの方も小さなマイク1つで録音です。
まずは、今回のタイトル「その腰痛、骨髄腫かも」について、骨髄腫のことや検査のことなどの説明を聞きインタビュー開始です。

1回目終了後、「先生お時間がまだ3分ほど残っています。」

実は、言葉で3分は結構あります。
2回目が始まりました。
この収録の間、小さなマイクですが、音をとても拾うので隣で見学している私はじ~っと物音をたてないように、唾をのみ込むのも自然と我慢しちゃいました。
ちょうど放送分くらいのが収録できたようです。


▲録音の様子

3月22日(日)SBCラジオAM11:30~のコーナーで放送されます。
「たくさんの方に聞いていただきたいな~」と武岡先生がおっしゃっていました。車移動などされている時間帯でしたら、是非お聞きください。
また、広報誌「きずな」では、血液内科シリーズが始まります。

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第1回乳腺エコー実践研修会を開催して

 長野県臨床検査技師会主催の研修会開催に向けて、昨年9月より当院臨床検査科生理検査室を事務局として準備を進めてきました。
県内外よりご高名な先生方をお招きして、2020年1月26日(日曜日)信州大学医学部保健学科にて「第1回乳腺エコー実践研修会」を開催いたしました。当日は天候にも恵まれ、乳腺エコー検査を担当している臨床検査技師137名、診療放射線技師10名の参加がありました。

 乳房中の乳腺組織が豊富な高濃度乳房に対する「病変」の検出には乳腺エコーが優れていると言われていますが、担当する技師の技量や知識に依存する難しい検査です。当院臨床検査科から実務委員、ハンズオン講師、座長など研修会の運営にも携わり、長野県内の乳がん検診がより優れたものになるように、今後もエコー検査を担当する技師育成に積極的に取り組んでいきます。

また当院では、女性スタッフによる予約不要おてがる乳がん検診を実施しております。

臨床検査科 佐々木朝海

指導医・研修医ブログ

白馬診療所での研修を終えて

 初期研修医2年目の村山です
12月〜1月の間、地域医療研修として、北アルプス医療センター白馬診療所に勤務させて頂きました。

夜な夜なよく分からない鳴き声が聞こえてきたり(ネコとタヌキはよく遭遇しました)
朝の家の周りの雪に点々とする獣の足跡を発見したり(キツネとサルも見ました)
天井を駆け抜ける怪音が聞こえてきたり(多分、屋根の雪が落ちる音でした)
夕方に自分の車が雪で覆われていたり(凍るとどうしようもない)
最初の頃は、正体がわからず驚きと微かな恐ろしさの連続でしたが、最後にはすっかり慣れて名残惜しさが漂うばかりでした。

▲真冬の白馬診療所

豪雪地帯のイメージでしたが、自分が滞在していた期間は雪が少なく、降ったとしても翌日の陽気で溶けてしまう程でした。
これもやはり、温暖化の影響なのでしょうか…

とは言え、雪が全くない訳でもなく、スキー・スノーボードといったウィンタースポーツ中に怪我をされた方々の診察もさせていただきました。
転倒や衝突には十分注意して、白馬を存分に楽しんでほしいなと切に願っております。

診療所のお仕事として、インフルエンザの予防接種も大勢の方に実施いたしました。
地域の健康に少しでもお役に立てていれば幸いです。
最近では新型ウイルス肺炎のニュースばかりですが、過剰な不安も禁物かと思います。
手洗いうがいの基本的な予防に勝るものはありません、徹底していきましょう!

また、外国人受診者を多く診察したことも大変貴重な経験となり、白馬での日常生活において、外国人の方が雪道を歩いている姿は当たり前の風景でした。
私の稚拙な英語による診療は大変に心苦しく、また不十分だったと反省する毎日でしたが、コミュニケーションの難しさ・大切さを強く実感することができました。
率直な感想として、語学の勉強をしようと思いました…

長いようで短い2ヶ月間、非常に中身のある研修の日々でしたが。様々なことを学ばせて頂いた診療所の日々に感謝でいっぱいです。
地域の皆さん、本当に有難うございました
また診療所のスタッフの方々にも大変お世話になりました、有難うございました

▲凍りかけの車12月最初の診療所

初期研修医 村山

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『植込み型心臓デバイス認定士』に2名合格

2019年7月第66回「日本不整脈心電学会」が開催され、第1回植込み型デバイス認定士指定講習会を受講しました。

同年11月17日に東京ビッグサイトで植込み型心臓デバイス認定士認定試験が実施され、600名弱が受験しました。このたび当院から看護師2名合格することができました。

私は、病棟や外来でデバイス植込み患者さんと関わる機会があります。
デバイスには様々な種類があり、年々機能も進化しているため、専門的な知識を身につけて看護に活かしたいと思い、資格取得を目指しました。

デバイスナースと呼ばれる看護師は多くなく、今まで専用の資格はありませんでした。

今回の資格によりデバイスナースの役割が明確化されたことで、患者さんが安心して医療を受けることに繋がるため、私も丁寧な関わりを心掛けていきたいです。

※デバイスナースとは、PM (ペースメーカ)、ICD (植込み型除細動器)、CRT-P (両心室ペースメーカ)、CRT-D (両心室ペーシング機能付植込み型除細動器)、S-ICD (皮下植込み型除細動器)、ICM(植込み型心電計)などのデバイス植込み患者さんに特化して、患者教育を含め専門的にケアする看護師です。

当院では、月2回(第2.4木曜日)デバイス外来(看護専門外来含む)をおこなっています。ご希望の方は、内科外来に午後2時~5時の間にお問い合わせください。

3階病棟看護師 高野

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アサーティブ・コミュニケーション

1月26日(日)に、長野県理学療法士会教育部主催の、「臨床実習討論会」へ参加してきました。
 約50名の理学療法士が午前、午後の部に分かれ、私は午後の部への参加となりましたが、
初対面方が多くて緊張しました。
この研修会では主に、「アサーティブ・コミュニケーション」について学びました。
なかなか耳にすることのない単語ですが、簡単に言うと、「自己主張する」ことです。
ですがただ自分の意見を一方的に述べることではなく、相手を尊重しながら自分の意見を述べることです。これがなかなか難しく、先輩からの飲み会の誘いを断る時や、実習生に指導しなければならないときにどうやって関係性を良好に保ちながらコミュニケーションを取るのかなど、実践を交えながら初対面の理学療法士の方たちと行いました。
 今までの指導される立場から今度は指導する立場に、少しずつ変わっていく中での気持ちの持ち方や今まで以上に相手の気持ちや事情を大切にしていくことの難しさと重要性を体感しました。
 あ、あと相手に与える印象は、言葉よりも相槌や相手の目を見ること、聞く態度などの方が大事だそうです。意識して日々の診療を行っていきたいと思います。

理学療法士 浅田 凌雅