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消防訓練を実施しました

12月2日、第2回消防訓練を実施いたしました。
外来棟1階放射線科内で火災が発生した想定で、消火ホースやエアーストレッチャーの使用方法などの再確認を施設課職員指導のもとの行いました。

 

外に設置された避難場所に患者さんを運びだし、各病棟責任者は本部に避難状況を報告します。

 
火災が起こらないよう日々気を付けておりますが、実際に起こってしまった際は冷静・敏速に対応できるよう定期的に訓練をおこなっています。

※画像では、床のキズを防止するため白いシーツをエアーストレッチャーの下に敷いていますが、実際の火災では使用しません。

 

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2021年度 2年目看護師研修~振り返り・KYT~

みなさんこんにちは。3階病棟看護師の佐藤です!

毎日寒くてコタツと暖房が欠かせません。私は休みの日はよくお鍋を食べています。安くて簡単で美味しくて最高です。最近は、ごま豆乳鍋にはまっています。

 さて、11月17日に2年目研修がありました。
2年目になると研修の頻度が減るため同期と久しぶりに顔を合わせることができる研修はいつも楽しみです♪
午前中の研修ではグループワークで危険予知トレーニングを行いました。危険予知トレーニングとは、あらゆる場面を想定しその場面に潜む危険を指摘し合う訓練のことです。私たちのグループでは血糖測定の場面についてみんなで考えました。
●アルコール綿で消毒していないため感染が起こる
●針捨てBOXがないため血液が付着したものを触り感染が起こるなど根拠を考え危険を指摘し合いました。
そして出された危険について具体的に改善策を考えます。グループワークのため自分では気づかなかった危険も知ることができます。


午後は、退院支援とローテーション研修についてグループで話し合い共有をしました。ローテーション研修ではそれぞれが自分の部署とは別の場所へ研修に行くため、そこでの学びを共有し合いました。退院支援については実際の事例をもとに疑問点やその人に必要なサービス、退院支援について話し合いました。患者さんや家族のそれぞれの思いがあり、医師・看護師・医療ソーシャルワーカー、リハビリスタッフなどと話し合いを進めるにあたって方向性をみんなで共有することが大切だということを改めて感じました。

 

これからどんどん寒くなってきますがお鍋を食べて身体を温め、冬を乗り越えていきたいと思います。

3階病棟 佐藤

 

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終末期ケア専門士を取得して

 終末期といえば、どんな印象がありますか?
私はターミナル(終末期)やホスピス(※)、がん患者さんのお看取りをイメージしていました。
その漠然としたイメージの中、病棟で心不全の患者さんに関わる事が多く段々と死に近づいていく方のサポートに悩んでいました。
そんな中、2020年「終末期ケア専門士」という資格が日本終末期ケア協会より設立されました。終末期ケア専門士とは終末期に対する専門的知識を取得し、広い視野を持って多角的に患者や家族、チームを捉えることができる感性・技術を学びます。また多くの方の看取りに対する想い、ご家族・在宅と医療の架け橋として情報を提供し繋いでいきます。

私の思い悩んでいた心不全患者さんへの対応だけでなく、若年層のがん看護、内服薬、臨床のケア、在宅、多職種との連携について学ぶことができました。この資格は看護師だけでなく、医療従事者なら取得可能な資格です。現在は外来勤務ですが、心不全外来を担当しておりACP(アドバンス・ケア・プランニング~人生会議~)や終末期についても介入させていただいています。この資格を活かして、今後の患者さんの死生観についての相談にのれるよう、技術を磨いていきたいと思います。

                           内科外来 看護師 和泉真実

※ホスピス・・・死が迫っている患者さんとその家族の苦痛を最小限にすることを主な目的とするケアのプログラム

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2年目看護師研修

こんにちは!

 今回の2年目研修では退院支援と訪問看護について学びました。
退院支援では実際に医療ソーシャルワーカー(MSW)から話を聞きました。
患者さんの退院先は自宅だけではなく、その方の家族や環境、ADL(日常生活動作)などを考えながら、その患者さんに合った退院先を決めていかなければなりません。そのためには看護だけではなく、リハビリやMSWなど、他職種連携しながら、患者さんを診ていくことが大切なのだと学びました。さまざま方向からその患者さんを捉え、より良い退院先やサービスを提供するお手伝いをすることも、医療職として大切な役割だと感じました。

 訪問看護について、当院の訪問看護ステーションあづみの所長から講義をしていただきました。家での介護・看護は病院とは環境が大きく違うため、看護師も工夫をして看護を行わなければなりません。患者さんひとりに目を向けるだけではなく、その家族の方の介護に対しての疲労や気持ちなども傾聴し、思いに寄り添うことも訪問看護として大切だということを学びました。

 私が所属している6階病棟は小児科と内科の混合病棟です。6階でも退院支援を必要とする患者さんは多くいらっしゃいます。入院を長期化させず、早期にサービス調整し患者さんが自宅に戻れるようにできればと思います。

また訪問看護を受けられる患者さんが自宅で困らないよう、病棟での様子や行っていた処置などもしっかりと申し送りしたいと思います。今回学んだことを臨床で役立てていけるよう頑張ります。

6階病棟 南

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病院紹介動画を制作しています!!

ご無沙汰しております。臨床研修管理委員会事務局です。
今年度の医師臨床研修のマッチングスケジュールも公開され、当院でも研修医の採用活動が本格化しています。臨床研修管理委員会では、今年度版の病院紹介動画制作のため、先日その収録を行いました。

収録場所は病院の屋上です。
安曇野は梅雨に入ったばかりで、天気がとても心配されましたが、当日は天候にも恵まれ、まぶしいくらいの日差しのもとで収録することができました。

収録は研修医の先生方にも協力してもらいながら挑みました。最初は緊張していた先生方でしたが、セリフを噛んでしまったり、止まってしまったり、NGが飛び出すと笑いが起こるなど、最後はリラックスした表情となり終始笑顔が絶えない収録となりました。
(結局NGを多く出したのは事務局の私でした…先生方ご迷惑をおかけしてすみません…)

制作した動画は、今後病院ホームページやレジナビサイト、各種オンライン説明会でも掲載します。
現在編集中ですので、完成しましたらご報告しますね。
それまで楽しみにしていてください!!

また、当院では来年度、私たちと一緒に働いてくださる研修医の皆さんを募集しています。
病院見学・WEB相談会も随時受け付けておりますので、少しでも興味がありましたら、ぜひご連絡ください。
お待ちしています!!

臨床研修管理委員会事務局

 

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オンライン勉強会に参加

 4月29日から5月5日まで「運動と医学の出版社」主催の林典雄先生講演「運動器疾患の機能解剖に基づく評価と解釈」に参加しました。
期間中であれば視聴回数は自由で、自分自身が苦手な分野を復習することができ、有意義な時間となりました。本講演は、上肢編と下肢編と2部構成であり、解剖学やリハビリテーションの評価など基礎的な内容となりました。
今回の講演で特に大切だと実感したことは、「解剖学」という人間の基本的知識を勉強し、学んだことを医療として患者さんに提供するということでした。やはり何事も「初心忘れるべからず」であると深く実感しました。数年前に国家試験を受けたそんな時期を思い出しながら、より知識を深め患者さんに貢献していきたいと思いました。
 写真は、大学時代ともに苦楽をともにしたセンスのある友人から誕生日にもらった股関節の模型です。この模型も今回の勉強会では大活躍してくれました。
早くこの情勢が落ち着き、友人とたわいもない会話や日頃のリハビリテーションの情報交換ができる日を心から願ったそんな1日にもなりました。 

リハビリテーション科 A.I

 

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医療英語スキルアップ

 当院がある長野県北安曇郡は、観光地が多くまたスキー場がたくさんあります。

通年を通して観光客が多いのですが、冬にはスキーをしに海外からもたくさん観光客が来日します。トリップアドバイザーでは、過去に10位以内に白馬村が人気観光地として選ばれたくらい世界でも人気なエリアです。
この雪が降る季節が近づいてくると、海外からの患者さんが多くなるため自分のスキルアップのため「医療通訳試験を受けないと」なんて思い毎年申込をします。

今年は、コロナ禍ともありWEB受験になりました。
毎年会場になる東京や大阪に行かず、家でできる便利さ。
でも、実際受験してみて集中ができず来客が来たりという難しさもありました。
試験は、1時間のリスニング。1時間の筆記。
毎年Basicコースを受講していましたが、今年はAdvanceコースに挑戦。
ところが内容が一気に医療関係の治療法とかになり、正直看護師とかでないと選べない問題が多かったように思います。

 さて、この夏は日本在住の外国の方が受診するケースが多かったです。
母国語が英語であれば、ちょっと専門的な言葉でも大丈夫ですが、そうでないアジアやヨーロッパ系の方には、それをさらにわかりやすく説明をしないとわからないことが多いです。
日本人の奥さんの方も多々いますが、嬉しいことに医療の専門的なことは説明が難しいので、通訳をお願いしたいと言ってくださいます。

 まだまだ未熟ですが、現場の経験と先生や看護師さんとのコミュニケーションが本当に必要な仕事だと実感しています。
受診科によって専門的な知識が変わるので、絶えず勉強です。

当院は、平日時間内であれば英語以外にポルトガル語の対応も可能ですが、不在の時があるので、事前にご連絡をいただければできる限り対応できるようにしています。
Available English speaking staff during weekday. Reservation is recommended in advance.

 長野県は食べ物もおいしいです。

 

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初期臨床研修修了式が行われました

 3月24日にやまなみホールにて初期臨床研修修了式が開催されました。
臨床研修管理委員会にて研修修了が承認され、田中健太先生と政田啓輔先生が2年間の初期研修を修了することとなりました。
畑統括院長より修了証書が授与され、村田副統括院長からは花束が贈呈されました。


お二人とも緊張した面持ちで終了証書と花束を受け取っておられましたが、
その後行なわれた研修報告では、お二人らしい真面目で実直なお話を聞くことができました。

今年度は、新型コロナウイルスの影響により、救急カンファレンス等がなかなか実施できず、症例報告を行なう機会が減ってしまいましたが、
研修自体に大きな影響はなく、滞りなく研修を進めることができたのは大変喜ばしいことでした。
苦難な状況の中での研修でしたが、研修医からは無事研修を修了できたことへの感謝の言葉をいただき、
事務局としてもとても心温まる式となりました。

3年目以降は、田中先生は県内の千曲荘病院へ、政田先生は整形外科専攻医として引き続き当院で研修されます。
それぞれ進む道は異なりますが、当院での研修を活かし今後も益々ご活躍されることを期待しております!!
田中先生、政田先生ご卒業おめでとうございます☆

 

臨床研修管理委員会事務局

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看護協会主催 一日看護師体験

看護師を目指している高校生を対象に看護協会が主催する一日体験が当院で8月8日開催されました。

ナース服に着替えて、実際看護学校でも使用しているという「フィジコ」の人形を使って聴診器を使い心音を聞いたり、瞳孔を見てみたりと簡単な体験から、各病室に配属されて患者さまの食事などのお手伝いをしていただきました。

短い時間でしたが、ランチタイムには今年入社した新人看護師と楽しいお食事会もしていただき看護師の夢が広がったのではないでしょうか。

今回は、女子高校生ばかりの応募でしたがもちろん男子高校生の体験応募もできます。当院にもたくさんの男性看護師が活躍をしております。

残念ながら当院での一日体験は本日が最終日でしたが、他院ではまだ空きがあったりするかもしれませんので下記をご覧ください。

看護協会主催 一日看護師体験

 

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心不全療養指導士を取得

 心不全療養指導士は、2021年4月からの新しい制度で、心不全パンデミックにおける心不全の発症と、重症化の予防のための療養指導に従事する医療専門職に必要な基本的知識及び技能などの資質向上を測ることを目的に設立されました。
あづみ病院からは4名(看護師3名、作業療法士1名)が取得しました。
受験申込・症例報告・試験と、合格までは1年がかりでしたが、全員合格できとても嬉しいです。

 多職種で同じ資格を取得することのメリットは、同じ方向を向いて心不全療養指導に取り組めることだと思います。

  
 心不全は、治らない病気です。ただ生活面に気を付けることで、ある程度症状が出ないようにコントロールはできます。心不全療養のための正しい知識と方略を患者さんや家族や支援者に習得・理解していただいて、患者さんと心不全との付き合い方をサポートできたらいいなと思います。また、「心不全になったから」とやりたいことを諦める人もいますが、心臓に優しい方法に工夫をすることで、やりたいことを続けることもできます。作業療法士の専門性として、「やりたい」が「できる」を応援できるように、もっと勉強していきたいと思っています。

作業療法士 大塚

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フラワーアレンジメント

 12月28日に組合主催でフラワーアレンジメントを職員向けに開催しました。
今年は感染対策のため講師をお招きしてその場で生けることはできませんでしたが、自宅で生けられるよう「花器とお花のセット」と「フラワーアレンジメントの完成品」の2種類から希望の種類を選択できるようにしました。130名の申し込みがあり、完成品はすぐに飾れることから、自分で生けるのはちょっと…という方にも参加していただけたようで良かったです。

 ▲130名分の花を振り分ける女性部職員
 今回はお正月飾りになるお花でしたが、日常に癒しが取り入れられるようまた企画していこうと思います。

▲完成品を選んだらこんな感じです。

                           組合 女性部

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ためになったね~

「大人の発達障害 Part2」へ行ってきました。
私には、本当に興味のあるテーマでした。なぜなら、私は発達障害児を持つ母だからです。
いずれ来るその時に備えて、しっかり勉強させてもらおうと、前のめりで冬の大町に行きました。

 発達障害とは、医学的に言えば脳機能の障害です。発達障害の方は円滑に「コミュニケーション」を取ったり、「ミス・抜け漏れ」なく作業をしたりすることに他の人よりも難しさを感じています。
講師の新保先生のわかりやすく快適なトークで、時にはジョークを交えながら講演は進みました。学校などとは違い、職場ではさまざまなことを求められます。
・こんな簡単な作業ができない?
・その場の空気を読まなくてはいけない?
・これができるのにあれができない?
・その場に応じた適切な表情を作る?
発達障害をもつ方にとっては困難なことばかりです。発達障害の方は、自助努力が足りないわけではなく、むしろ「真面目」で「裏表がない」性格です。
しかし、結果が伴わないため「努力が足りない」「なまけ癖がある」などと勘違いされやすいのです。
 みんなが気持ちよく仕事を継続するために、それぞれの「違い」を認め、「違い」を活かすことでお互いが尊重できるような職場環境になることを期待します。
今回参加させていただいたことを、仕事でも活か せればいいなと思っています。

看護師 R.A

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病棟デイケア 2020クリスマス会

 12月1日、5階病棟で毎年恒例のクリスマス会を行いました。
早い時期での開催でしたが、デイルームをクリスマスツリーやリースで飾りクリスマス気分を演出。
今年は感染予防対策のため、デイルームに大勢の患者さんを集めて行うことはせず、少人数単位で実施をしました。
スタッフ7名がサンタクロースやトナカイに変装し登場。

「きよしこの夜」「ジングルベル」「あわてんぼうのサンタクロース」の三曲をリコーダーとハンドベルで演奏しました。
自立されている患者さんにはデイルームで演奏を聴いていただき、その後、移動に介助が必要な患者さんの部屋を順番にまわり演奏を行いました。
完璧な演奏とはいきませんでしたが、そこは笑顔でカバー。明るく盛り上げながら実施することができました。
一緒に歌を口ずさんだり、笑顔をみせてくださる 患者さんも多く、いつもと違った表情をたくさんみることができました。逆に私たちがたくさんの元気をもらいとても幸せなひと時となりました。
感染予防対策のため、例年とは違った形での開催になりましたが、閉鎖的な日常生活に刺激が入り楽しい時間をつくることができたのではないかと思います。

 
                          

5階病棟 薄井

 

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第27回排尿機能学会へWeb参加しました

 第27回日本排尿機能学会は10月15日から17日の3日日間、TKPガーデンシティ品川
で行われました。コロナ禍のおり、現地とWeb併用のハイブリッド学会として行われ、現地で370名が参加、ライブ配信・Web視聴をあわせると750名が参加されたようです。
今回はポスター発表で参加し、開催期間中はWebで排聴しました。
開催期間中のライブ配信以外は、ポスター発表も含め後日オンデマンドで配信されました。ライブ配信はメイン会場のみでしたが、特別講演やシンポジウムなど今後の女性骨盤底リハビリテーションを行っていく上で勉強になりました。
従来通りに開催できないことは残念ですが、オンデマンド配信は聞き逃しなどがないためメリットでもあると感じました。
自分自身のポスター発表は、女性に多い腹圧性尿失禁について発表しました。
会場での発表ができなかったので、座長の先生などと直接質疑応答などできないことは残念でした。
今後の学会が1日でも早く従来通りの開催できる状況になるとよいと改めて感じました。

理学療法士 佐々木

女性骨盤底医学センターの案内はこちらから>

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コグトレ体感研修会に参加して

 今年は新型コロナで研修会もキャンセルが相次ぎました。
そんな中、少し緩和してきたときに、「コグトレ体感研修会」の案内がありました。

「コグトレ」の言葉は耳にしますが、実際どういうことをするのか?
会場が病院の近くだったので、興味があり行ってきました。
もちろん、会場の感染対策を確認して…「検温、消毒、3密を避ける」がしっかりされていました!

今回は、発達障がい等をもつ子ども達のコグトレ(Cognitive・Training=認知トレーニング)の実践報告や効果について等のお話し…の前に、発達障がいをもつ子の中には、身体の動かし方が不器用な子もいるので、どのような身体感覚なのか?
それに近い感じを、クリアファイルを使って体感しました。クリアファイルをメガホンのように丸め、それをのぞくようにして被る。視界がせまい!ぼやける!そんな中、参加者が分かれて風船バレーをする。
大体、想像つきますよね。体感だけでなく、どのように思い、客観的に見てどう思ったかと 理解を深めました。
 そういった生きづらさを抱える子ども達が、楽しく、身体や頭を動かす!ことを提供する。それだけでなく、学んだことを生活につなげられるように!
これは、もう作業療法士の得意分野です。今まで知らなかったなんて、軽いショックを覚えつつ、新しい知識が増えた良い機会でした。
当院では、小児は少ないので、高齢者の方に応用して使えそうです。研修会を受けた全員にバッジが配られました。これで、今日から私もコグトモです。

                              訪問リハ OT