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クイック レスポンス 

 今月上旬、メーカー主催のセミナーに参加しました。

看護理工学分野の研究員さんの講演が聞きたかったのが最大の理由です。
当院は標準マットレスに、完全防水カバータイプの物を使用しています。
現在は、一般科病棟のみで使用していますが、いずれ他の場所でも使用したいと考え、
申請を上げている最中。。。
完全防水カバーというと、「蒸れるのではないか」とか、「かえって不快なのではないか」と
思われがちですが使用している患者さん達からは好評です。
以前使用していたマットレスでは、「お尻が痛い。」といったご意見を頂きましたが、
現在は無くなり交換して良かったと実感しています。
マットレスを選択する上で衛生管理は重要ですが、完全防水マットレスに付着した汚れは清拭消毒ができるため感染対策にも有効です。
セミナーでも、マットレスの種類によって汚染がどこまで進行するか、動画で見ることができとても参考になりました。
認定看護師の役割のひとつに、中間ユーザーとしての役割があり、日頃から営業担当者に作って欲しい製品や、改良して欲しいところなどお願いをしています。
セミナーアンケートにも要望を記載する欄があるため、今回も作って欲しい製品を書きました。
すぐに担当者から連絡が入り、現在試作品を作っているとのことで実物を見せて頂き、
またまた細かくお願いをしてしまいました。
要望から製品化まで、短時間で行ってしまうメーカーの努力に脱帽したばかりでしたが、(12月に発売された製品の件で)今回も意見を取り上げて頂き、とても嬉しく思っています。
「クイック レスポンス」見習いたいですね。
 
*セミナー会場のまつもと市民芸術館。
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
 
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皮膚の虜~ひふのとりこ~

 2012年1月末に8ヶ月間の認定看護師研修を修了し、2月1日から職場復帰しました。

研修前は訪問看護に従事していたため、修了と共に外来へ異動となり、
皮膚科外来へ配属されました。
当時は電子カルテの操作方法や、外来業務、救急外来業務を覚えながら、試験勉強もしなければならないという日々。。。
もう、いっぱいいっぱいです。
 
こんな状態で審査に合格できるのか、合格できても活動がどうなるのかなど、
不安な日々を送っていました。
そんなある日ふと、皮膚科の案内を見上げた時、
「皮膚科の『膚』という字が『虜』によく似ている!」と感じ
「いつか、皮膚の虜と思える日が来るのかな?」と思ったことを、
昨日のことのように思い出します。
 
あの頃、「皮膚科にばかりいないで、たまにはうちにも来てよ。」と言われたDrに、
今では「人使いが荒い!」と言われ、
心の中で「こんなのまだ序の口ですよ」とつぶやきながら、
もう完全に皮膚の虜になった自分を自覚するこの頃なのです。
 
 
*願い事を結んでくれるという「四柱神社」
 
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学習会のあと。。。

 前回、排尿自立指導について、看護部対象の学習会を開催したことを投稿しましたが、

今回はその後についてです。
指導料は、地域包括ケア病棟では算定ができません。
精神科病棟は対象ですが、まずは一般科病棟から始めようということになり、
内科系の病棟、外科系の病棟、整形外科の病棟の介入を行っています。
病棟の特徴から、介入が難しいと考えていた病棟が、学習会後からは積極的に依頼をしてくれるようになりました。
案ずるより産むが易しですね。
最近、電子カルテの掲示板に、カテーテル抜去についてのコメントを見かけるようになり、とても嬉しく思っています。
学習会の時医師あるあるとして、
「留置の指示はしても、抜去の指示は遅れがち。。。」
「食上げ(流動食からお粥、常食と形態が変わること)や入浴の許可なども、なかなかでない。」ことを話しました。
「排尿日誌を記載するのに医師の指示をもらう必要はなし。」
「ブラッダースキャンを(残尿を測定する機器)使用するのに医師の指示はいらない。」
ことも話したのでそれも良かったのかなと感じています。
(先生方が聞いていたら怒ったかな)
電子カルテのトップページに学習会のお知らせを載せてもらったので、
カルテを開く度に嫌でも目に入ったことも、サブリミナル効果が働いたのかもしれません。
これからは、データで介入の効果があったと実証できるように、
チーム一丸となって頑張ります!
 
*弘法大師像
 
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学習会で伝えたいこと

今月11日と20日に、排尿自立指導についての学習会を行いました。
タイトルは「変えていこうよ排尿ケア!~看護師だからできること~」
私の率直な気持ちをタイトルに込めました。
内容は、指導料新設の経緯やマニュアルの説明など。
自分で言うのも難ですが、あまり面白くない感じ。。。
今後、指導料を算定する病棟やリンクナース向けの学習会も必要なので、自分の病棟ではどうすれば良いのか、具体的にイメージできるような、楽しい内容の学習会を開きたいと考えています。
従来「入院基本料に含まれる」とされていたことが、専門的な知識とケアが必要であると認められたことは画期的で、チーム介入を積極的に行いたいと伝えました。
スライドの最後には、「日々の診療に疑問を持ち、解決の糸口を探求することを忘れない」
「クリティカルクエスチョンを立てる習慣をつける」と入れました。
確か褥瘡学会のシンポジウムでの発言だったと思いますが、共感した言葉だったので、
いつか学習会で伝えたいと考えていました。
医師の指示であっても鵜呑みにするのではなく、「なぜ?」「どうして?」と考えるようになって欲しいものです。
 
*電子カルテのトップページに。。。
このサイズになるとは想像していなかったので、ちょっとびっくり!
いつもありがとうございます。  WOCN ふりはた
 
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Point of No Return

認定看護師は、筆記試験の認定審査に合格してから、5年毎に看護実践と自己研鑽の実績について書類審査を受け、更新を重ねていきます。

合格までの道のりも大変でしたが、合格してからも決して楽ではありません。
実習の指導者からは、「これからが茨の道」と言われましたがまさにその通りでした。
 
更新までの5年間をひとつの節目と考えていたので、次の目標を考える時期なのですが、まだ決めかねています。
正確に言えば、殆ど決まってはいるけれど、覚悟が出来ない状態。
 
私は、モチベーションよりも「覚悟」が有るか無いかが重要だと思っていて、今はちょっとだけ迷っています。
でも、実は、もう戻れないところまで来てしまっているんですよね。
 
 
おみくじを引いたら大吉でした!
 
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春から縁起がいい!?

 毎週水曜日、消化器外科の回診に同行し勉強をさせてもらっています。

8時40分に病棟へ来るように言われているので、今年の仕事始めは消化器外科回診でした。
主に術後の創を観察していますが、下腹部の観察や、患者さんへの説明を聞くことで、学ぶことが多いと感じています。
幸運なことに私の専門領域全てに、尊敬する医師が身近に存在し、知識や技術だけでなく、
人望も厚いため、色々な意味で本当に勉強になります。
尊敬する先生方のお役に立ちたいという思いも、私の原動力になっています。
今年は回診同行が仕事始めだったので、「こいつぁ春から縁起がいいわえ」という
気分なのです。
 
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
 
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私だけ?

 ある駅のトイレで、恥ずかしいことに、間違えて男性トイレに入ってしまいました。

以前から男女の記号が分かり難いトイレがあることや、高い位置に記号があり見え難さを感じることがあり、「いつか間違えるかもしれない。」と思っていましたが。。。
ついにやってしましました。

過去には、入る直前で気が付いたこともありますが、
今回は全く気が付かずに、入ってすぐ手前にある個室に入ってしまったのです。
出てきたところで男性とすれ違い、その方がすごく驚いた顔をして
入り口の記号と私の顔を確認したので、その時に間違えたと分かりました。

「やっぱり失敗しちゃったなぁ~」と思いながら、ふとこんなことを考えました。
「多機能トイレの入り口にオストメイトマークって表示してあるけど、一般の方が分かるのかな?」

気になったので調べてみたところオストメイトマークは、
「公共交通機関旅客施設の移動円滑化整備ガイドライン」に記載されており、
交通エコロジー・モビリティー財団では、「一見してその表現内容を理解することのできる情報提供手段として案内用図記号の検討を進めている」そうです。
少し安心しました。

オストメイトに限らず、見た目には分からない障がいを持っている方もいらっしゃるので、
公共の場所では不自由が無く、安心して外出ができるといいですね。

*写真はオストメイトストラップです。

いつもありがとうございます。   WOCNふりはた
安部先生の公開講座まであと、57日!     
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ワークショップでの発表

先日、農村医学会のワークショップ「在宅医療の現状と課題」にて、
「ポータブル超音波診断装置を用いた在宅褥瘡評価の試み」を発表しました。
といっても発表者は、検査科のスタッフで褥瘡対策委員でもある佐々木さん。。。
私は、質問対策担当ということで秋田まで行ってきました。
 
「褥瘡のポケット評価のためにWOCNと同行訪問し、エアーマットの継続使用ができたことで閉創に至った。」
「検査科のスタッフが在宅で訪問しても加算は取れない。」
「上司の理解があって訪問できたけれど、本当は検査科のスタッフも在宅に出られると良い。」というような内容です。
 
「検査科は受け身なんだよね。」と佐々木さんが言っていました。
確かに、そうなのかもしれません。
検査科のスタッフが、褥瘡対策委員ではない施設もあるので是非、
委員会に入っていただくと良いと思います。
 
8月末に訪れた仙台でも感じましたが、東北の方は親切な人が多いですね。
困っているように見える人、実際に困っている人に気軽に声を掛ける。。。
意外とできないような気がします。
どんな時も、時間と気持ちに余裕を持てるようになりたいです。
 
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
 
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紫外線に注意!

1年中紫外線対策をとっている私でも、特に注意が必要な季節に入りました。
紫外線(UV)は波長の長さで「UV-A」と「UV-B」「UV-C」に分けられます。
(地表に届くのはA波とB波)
UV-Aは波長が長く、真皮まで到達し肌を黒くさせ、慢性的に浴び続けると
シワやたるみなどの老化を引き起こす原因となります。
やっかいなことに窓ガラスを透過するので、光線過敏症の方は屋内でも予防が必要です。
UV-Bは波長が短く、真皮まで到達しないため肌を赤くさせ、
シミやそばかす、乾燥の原因となります。
B波は窓ガラスに吸収されてしまうので、屋内では問題ありません。
対策としてまず挙げられるは、日焼け止めを塗ること。
汗をかいたら塗り直すことがポイントで、
特に顔は、鏡を見ないと塗りむらが出来てしまうので、鏡を見ながら塗るのがお勧めです。
肌の露出をさけることも大切ですが、暑い季節は紫外線対策効果のある衣類を選ぶのが
良いと思います。
日傘や帽子、サングラスなども使うとより効果的です。
日焼けは、Ⅰ~Ⅵまでのフォトスキンタイプで分類しますが、
日本人はおよそⅡ~Ⅳにあたるそうです。
タイプⅠは「常に赤くなり決して皮膚色が濃くならない。」
タイプⅡは「常に赤くなりその後少し皮膚色が濃くなる。」
タイプⅢは「時々赤くなり、必ず皮膚色が濃くなる。」
タイプⅣは「皮膚色がとても濃い。」
その内、皮膚がんのリスクがあるのはⅠとⅡに属する色白の人で、
ⅠとⅡに当てはまる人は老若男女、季節を問わず紫外線対策をとっていただきたいと
考えている今日この頃です。
 
*写真は善光寺の六地蔵です。
いつもありがとうございます。  WOCN ふりはた
安部先生の公開講座まで、あと68日!
 
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今年度からの目標

 先日看護部全体集会があり、プレゼンの時間を貰ったので

今年度からの目標について話をしました。
「今年度」ではなく「今年度から」というのがポイントです。
近江商人の言葉で「三方よし」という言葉がありますが、それを当院の看護部に
置き換えて考えてみました。
ちなみに「三方よし」とは。。。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」といい、
「売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、
さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献しなければならない。」といった
意味があるそうです。
私が考えたのは、
「職員よし 患者よし 地域よし」
患者さんが心の底から満足し、あづみ病院に通院・入院してよかったと思っていただけること。そして、看護職員も働くことができてよかったと思える病院(看護部)になれること。
また、地域の保健、医療、福祉の発展に貢献できることを目標にしたいと考えています。
壮大な目標ですが、まずはスタッフが個々にできることを行い、
それぞれの役割を果すことが大切だと思います。
私にできるのはWOC領域について責任を持つことなので、「三方よし」の実現に向けた活動を行います!と言い切ってしまいました。
目標を分かりやすく発信することや、言い切ってしまうことが重要なのだと考えています。
いつもありがとうございます。   WOCN  ふりはた
安部先生の公開講座まで、あと73日!
 
 
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CSTって何?

 昨年からCST(コンチネンスサポートチーム)の活動を始め、

毎月1回、コンチネンスの課題について話し合いを行っています。
コンチネンスサポートチームとは、「適切な知識や技術を出し合い、
最適な排泄の状態にするための、適切な管理、サポートをおこなうためのチーム」です。
当院のチームはまだ、チームビルディングの状態ですが、
院内で行うコンチネンスケアの充実を図り、
その後、地域に発展していくことを目指しています。
一般的にあまり聞きなれないコンチネンスという単語ですが、
WOCの「C」に当たる部分であり、専門領域のひとつなのです。
コンチネンスContinenceとは、禁制、コントロールされている状態を示し、
正常な状態を表しています。
正常な排泄には、膀胱や尿道機能、大腸機能だけでなく、認知能力や運動能力も
必要であり、水分や食事を取ることも大切になります。
私たちが当たり前に行っている排泄行為ですが、尿便意を感じ、トイレや道具の認識、
衣類の着脱や、排泄後に拭き取ることができる、といった能力が必要です。
これらが困難(問題)になった時、その状態が問題(困難)なのではなく、
「誰が・何に困っているのか」ということがアセスメントできないことや、
適切なケアが提供されないことが問題なのです。
コンチネンスの言葉だけでなく、考え方も浸透できるような啓発活動が必要なので、
チームメンバーを中心に活動を活発にしていきたいですね。
 
 
*御開帳が始まっている善光寺です。皆さんにもご利益がありますように。
今年の「創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会」のテーマは、
排泄ケア本質と革新~変わらぬケアと進化するケア~です。
5月30日・31日に幕張メッセで開催される学会に私も参加します。
いつもありがとうございます。  WOCN ふりはた
安部先生の公開講座まで、あと84日!
 
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次のフェーズへ

WOCNになった時に3年間で「ホップ・ステップ・ジャンプ」と
順調に活動しようと考え、いくつか目標を立てました。
そして最終年度の26年度は、
大きくジャンプすることができたのではないかと思っています。
ジャンプ(成長)できたと自己評価できる点として、
在宅褥瘡や在宅オストメイトへの訪問など、活動範囲が広がったことや、
スタッフとよく会話をするようになったこと。
(研修中お世話になった先生から、合格した時のお祝いの言葉として贈られた中に、
スタッフとよく会話することとあり、私にとって大切な目標のひとつでした。)
それと、苦手なことが少しだけ克服できたことなどがあります。
(何が苦手だったかはヒミツです。)
いくつか考えられる中で特に大きかったことは、看護雑誌への執筆でしょうか。
先月発売された臨時増刊号に執筆させていただく機会があり、
今までにない経験ができたことは、何事にも代えがたい貴重な財産になりました。
これで3年間の目標は一区切りとし、次のフェーズに入る準備を始めたいと思います。
 
 
*病院駐車場から虹が見えたので撮影しました。
スマホで撮ったので綺麗に写っていませんが、
久しぶりに綺麗なアーチを描いた虹を見ました。
 
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
安部先生の公開講座まであと、93日!
 
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難しいけど大切なこと

 ゴールデンウィーク明けの週末に、老年泌尿器学会へ参加しました。

神経内科医である榊原先生の「認知症患者さんの排尿排便障害:病気と検査」が、
大変勉強になったのですが、内容は少し難しく復習の必要性を感じました。
パワーポイントの資料をいただけたので、よく読み込みたいと思います。
講演内容は、「認知症について」「認知症患者さんの膀胱機能障害」
「認知症患者さんの胃腸障害」の3つでした。

認知症は主に、アルツハイマー病とレビー小体型認知症があり、前者は、意欲低下、妄想幻覚などの症状があり、後者は、パーキンソン、大人の寝言、便秘、頻尿などの症状が現れます。しかし、いずれもゆっくりと進行する病気です。

*ゆるキャラの「家康くん」。良く見るとはかまが鍵盤で、マゲがうなぎのようです。

膀胱機能障害については、認知症が進行すると機能性失禁が必発することや、
過活動膀胱に伴う失禁などの説明がありました。
過活動膀胱は、最近CMでも見かけるようになってきましたが、
尿意切迫感を必須としており、夜間頻尿を伴うものです。
機能性尿失禁とは、身体機能に障害がありトイレまで歩行しても間に合わないとか、
下着やリハビリパンツが下ろせないといったこと、認知機能が低下し尿意を訴えることができない場合や、コミュニケーションが上手くとれずに、失敗してしまうことなどが挙げられます。

胃腸障害については、認知症が軽くても高度の便秘やイレウス(腸閉塞)をきたす場合があり、これを神経因性排便障害といい、大腸での輸送が遅くなる輸送遅延型と、
直腸肛門での蓄便・排便の問題で便秘や便失禁が発生する直腸肛門型があり、同時に見られるとのことでした。
「認知症状に伴う排泄障害に対して、積極的な加療が望まれる」と資料にもありましたが、医師の加療が速やかにできるように、正しい知識と観察力を身に着けることが大切ですね。

*ホテルの部屋から見えた「浜松城」。「出世城」とも言われているそうです。

いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
安部先生の公開講座まで、あと49日!
 
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第1位!

e-ラーニングでの学習について、嬉しいニュースがあったので、
そのことについて投稿します。
当院看護部では教育プログラムに、「e-ラーニング」を取り入れています。
e-ラーニングとはパソコンでの学習方法で、
インターネットを利用して、自宅で学習します。
取り入れているカリキュラムの一部に基礎コースがあり、
「褥瘡の基礎知識と予防法」があったため、褥瘡専任看護師を通じて、
各病棟へ視聴するように働きかけました。
その結果、なんと、
基礎コースで「視聴数第1位」
コース全体でも「視聴数第1位」だったのです!
やったぁ~!
みんなありがとう!
看護部全体集会の教育委員からの報告で知り得たことなのですが、
思わず立ち上がり、大きくガッツポーズを取りたい気分でした。
それができない代わりにきっと、ドヤ顔をしていたのではないかと思います。
年度内には色々なことがあり、様々な感情を味わいましたが、
最後に嬉しい報告を聞くことができたので、
「終わりよければ全て良し」なのだと、今年度を振り返りました。
次年度に向けて、いいスタートが切れそうな予感がします。
 
*4月1日から病院の名称が
「JA長野厚生連北アルプス医療センター あづみ病院」に変わります。
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
安部先生の公開講座まで、あと100日!
 
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中間ユーザー

WOCNの役割のひとつに、中間ユーザーがあります。
使用者がエンドユーザーとすれば、製造会社さん、メーカーさんの中間にいる
WOCNは中間ユーザーに当たり、オストメイトに製品の特徴や使用方法を説明し、
製品選択や、評価を行うことが役割の内容です。
普段メーカーさんからサンプル品の提供を受けたり、デモンストレーション用の製品を
お借りする機会も多いのですが、これも大切な役割のひとつなのです。
ストーマ装具に限らず褥瘡に使用する物や、おむつなど普段使っている物でも、
メーカーさんに気になっていることや、現場スタッフの声を伝え、
改良して欲しいことをお願いします。
もちろん、気に入っている良いところがあれば、それも忘れずに伝えるようにしています。
面談の際に製品について、良い点と悪い点を話しますが、
私のようにストレートに表現するWOCNは少ないらしく、
先日も初めて面談したメーカーさんが、「はっきりとご指摘をいただき良かった。」と
喜んでいた事を、同席していた販売会社さんから聞きました。
皆同じような対応をしているのかと思っていたら、そうでもなかったということが
今回初めて分かり驚きました。
そう言われてみれば、「いつもはっきりと・・・」とよく言われていたのは、
そういう意味だったのですね。
鈍感なので、気が付きませんでした~。
メーカーさんも企業努力をされているので、それに応えられるように、
これからも中間ユーザーとしての役割をきちんと果したいですね。
でも本当はもう少し、やんわりと表現した方が良いのでしょうか?
いつもありがとうございます。  WOCN  ふりはた
安部先生の公開講座まで、あと107日