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たかがおむつ、されどおむつ

毎年看護協会からの依頼で、新人准看護師研修のお手伝いをしています。
私は正しいおむつの当て方を担当し、ポジショニングのアシスタントも。
半日という限られた時間では充分な指導はできませんが、
最低限のポイントが分かり、自己学習に繋がれば良いと思っています。

ちなみに、准看護師とは「都道府県の免許を受けて、医師、歯科医師または看護師の指示を受けて、前条に規定することを行うことを生業とする者」を指し、
教育の基本的考え方としては、「医師、歯科医師、又は看護師の指示のもとに、療養上の世話や診療の補助を、対象の安楽を配慮し安全に実施することができる能力を養う」とあります。

正しい当て方のポイントは、ギャザーをしっかり立てて、ソケイ部に沿わせながら当てることと、体格に合ったサイズを選ぶこと。
簡単なことなのですが、なかなか出来ていないし、出来ていないことに気付いていない。。。
気が付いてもらえるように、「きっと普段はこうやって当てていると思う。」という当て方を示し、「下着のストラップなどが捻じれていたら気持ち悪くて直すと思うけど、患者さんはおむつのギャザーが入り込んでいても、自分で直せない。」ことを話しました。

「ソケイなんて意識していなかった。」
「間違ったやり方をしていた。」という声を聞くことができて安堵し、
気付くことができた参加者の今後に期待しています。
たかがおむつ、されどおむつなのです。

 *舞妓さんから貰った花名刺。 
10代なのにしっかりしていて、プロ意識を感じました。
「舞い込む」といって縁起物なのだとか。

いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた

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